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イアン・マキューアン『恋するアダム』- アンドロイドがもたらす「未来」とは

「恋するアダム」イアン・マキューアン著

イアン・マキューアン5作の初読と再読と積読と未読を巡るこの夏の記録

『クララとお日さま』 カズオ・イシグロ (著), 土屋 政雄 (翻訳) 直近イシグロの追い求めるテーマ連続性の上にある、本格的重量級のイシグロ・ワールド全開の大作です。(と同時にオスカー・ワイルド『幸福な王子』を想起させる、寓話性に満ちている。)

カズオ・イシグロのクララ以来、小説の中のAIについて考えている。SFには、過去の蓄積があるけれども、今、書かれる小説は、近未来ではなく、現在の話となる。時代の転換点にあることもあって、考え込む

読書感想 番外編。 『大丈夫マン』 藤岡拓太郎作品集 藤岡 拓太郎 (著)  『たぷの里』に続き、子どもが読ませてくれました。好き。

『恋するアダム』 イアン・マキューアン (著), 村松 潔 (翻訳)  AI、ロボットをめぐる大傑作。明日発売の、カズオ・イシグロ新作『クララとお日さま』もAI、ロボットをめぐる小説らしい。イギリスを代表する二大作家が、期せずして近いテーマで、どんな小説を書いたのか。こちらも注目してね。