太宰治『津軽』 わたしの嫌いな小説家の最高傑作 戦争末期 高等遊民の「私」が故郷を再訪する その中に「私は愛の伝道者」という言葉がある あの時代にそれを言うか 女たらしのくせに骨がある 愛が溢れかえる今 蘇ったとしても 太宰は 口が裂けても 愛と言わないと思う
参政党が生産者「さん」たちと言うのがいやだ。生産者は虐げられている。弱者である。けれども、それでもって「真面目で国民を思ってコツコツ働いている」かどうかは一概には決められない。人間は立場によって善人にもなれば悪人にもなる。その選択の基準は自分の利益、といってわるければ家族愛だ