ファンドマネージャー

私がファンドマネージャーになるまで④(奇跡の転職編)

(前回からの続き)

証券アナリスト試験に合格し、転職サイトにその旨を記載したところ、

「運用会社のファンドマネージャーへの転職のオファー」

が何件が来ました。ただ、ここで

「重大な問題が発生」

したのでした。面接を受けるために、

「会社を休んで東京に遠征」

しなければならないのです。少なくとも、面接を受けるためには、

「2回は東京に行かなければなりません」

当時の職場では有給休暇

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私がファンドマネージャーになるまで③(証券アナリスト試験合格編)

(前回からの続き)

資金証券部での仕事をこなしながら、

「証券アナリスト試験の勉強」

に取り組みました。当時は、家から職場までの通勤時間が

「1時間半」

掛かっていました。その様子を見た課長が、

「アナリスト資格を本気で取りたいのなら、職場の近くに引っ越した方が良いのじゃない」

と提案してくれました。

確かに、この1時間半は勉強に取り組む上では

「大きなロス」

です。課長のアド

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私がファンドマネージャーになるまで②(初トレード編)

(前回からの続き)

晴れて資金証券部へ異動できた私に与えられた仕事は、

「国債のカスタマーディーラー」

カスタマーディーラーとは、本支店で顧客が売買する国債を仕入れる

「業者みたいなもの」

です。

今でも忘れないのが、

「最初のトレード」

次長から、

「この国債を2,000万円売ってくれ」

と言われた時には、正直驚きました。こんな初心者に、2,000万円も託して良いのかと。

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私がファンドマネージャーになるまで①

私がファンドマネージャーを志望したのは学生時代。当時は金融機関の経営が苦しくなっていた時期と重なり、運用会社では採用中止となるところが相次ぎました。

結局、受けることができたのは3つだけ。結果は

「不採用」

どこも受からなかったので、地元の金融機関に就職することにしました。

ただ、ファンドマネージャーになる夢はあきらめられず、

「なんとか転職してファンドマネージャーになってやる!」

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ファンドマネージャーは年収でいくらもらっているのか?

多くの人が気になるのが、

「ファンドマネージャーは年収でいくらもらっているのか?」

私がファンドマネージャーを志望したのも、

「何となく給料が高そうだから」

と言うのも理由の一つでした。

今回はファンドマネージャーの年収事情について書いてみたいと思います。

私のファンドマネージャー人脈から判明したのは、

「日系の運用会社では、ほとんどの人が1,000万円から2,000万円のレンジ」

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ファンドマネージャーはなぜ自分のお金ではなく、他人のお金を増やすことに注力するのか

学生時代の友人たちに会うと、

「投資に自信があるのなら、他人のお金ではなく、自分のお金を増やせばよいのに」

と言われます。雑誌やネット上でも、

「本当に投資が上手いのなら自分のお金を運用するはず」

との意見も多く見られます。

私自身、自分のお金を増やしたい気持ちはもちろんありますし、こうした疑問を抱えていた時期もありました。しかし、先輩ファンドマネージャーのある一言でその意識が変わりまし

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ファンドマネージャーとして生き残るためには

私自身、ファンドマネージャーとして10年以上、生き残ることができています。めちゃくちゃ運用成績が良いから残っているのかと言うと、決してそうではないと思います。

運用成績が良い時期もあれば、悪い時期もあります。私よりも運用成績が良くても、ちょっとしたことでクビになってきた人を多く見てきました。クビになった人の特徴を挙げると、

・パフォーマンスが悪い

・パフォーマンスが良くても、物事を論理的に説

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ファンドマネージャーはぶっちゃけ投資が上手いのか?

ファンドマネージャーは、皆様からの大切な資金をお預かりして、投資を行っています。言わば、職業として投資を行う「プロ」なのです。

プロの中にも色々いて、TOPIX(東証株価指数)等の指数への連動を目指すだけの「パッシブ運用」という手法もあれば、指数に打ち勝つことを目指す「アクティブ運用」と呼ばれる手法もあります。

それでは、アクティブ運用が指数に勝てているかと言うと、新聞やネットでは、「半数以上

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ファンドマネージャーの夕方の仕事とアフター5

夕方になると、欧州の債券のトレードを行います。ドイツやフランスの債券の場合、夏時間なら15時からトレードできるのですが、冬時間になると16時まで待たなければなりません。

イギリスの債券の売買が可能なロンドン時間は、これよりも1時間遅いです。なので、冬時間の場合は17時からのトレードになります。毎年、夏時間が始まる3月下旬になると気分がウキウキする一方で、冬時間が始まる10月下旬になると、気持ちが

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ファンドマネージャーの午後の仕事

午後になると、ようやく落ち着いて市場の分析ができるようになります。

気になるデータを探しに行ったり、市場の動向をブローカーに確認したりしています。

データ分析を行う上で重要なことは、「今の市場参加者の注目点」を的確に判断することです。そこがズレていると、投資判断に役立たない作業を積み重ねることになります。

経済指標の変化を先取りすることも大事ですが、それがマーケットのテーマから外れている場合

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