ベストヒルズ総帥

仮想組織「ベストヒルズ」総帥 兼 ただのサラリーマンおやじ。会社生活も終盤となり、人生…

ベストヒルズ総帥

仮想組織「ベストヒルズ」総帥 兼 ただのサラリーマンおやじ。会社生活も終盤となり、人生の重心を「仕事以外の世界」に移していく中で、新たに見えてきたものなどを気の向くままに発信したいと思う。バブル世代の特殊で独特な価値観に基づく戯れ言なので、共感いただける方だけどうぞご覧ください。

最近の記事

「変わってる」とは、「善悪」や「正誤」ではなく、単なる「多寡」である  ~『醜いアヒルの子』に学ぶイジメ問題が少しは楽になる生き方~

ある日の夕食時、娘が「私ってよく友達に、「変わってる」って言われるんだけど、やっぱりヘンなのかな?」と聞いてきた。つまり、仲間内で「変わり者」と思われている、ということなのだろう。 もともと、『醜いアヒルの子』論者?である私は、娘に対して「ヘンかどうかというのは、良いか悪いかとか、正しいか間違っているか、ということではなく、そういう個体の数が多いか少ないか、というだけのことだ」と答えた。 「ヘン」=「間違っている」、あるいは「ヘン」=「ダメ」といことではなく、最も多数派を占

    • 巨大地震は透明なゴジラ? 宇宙戦艦ヤマトはコロナ禍の預言詩だった!?

      能登半島を襲った巨大地震から半年以上が経った。しかし、未だに現地の復興は遅々として進んでいないにもかかわらず、マスコミにとりあげられることも少なくなってきた。 当初は、連日のように、テレビで地震の被害映像が数多く映し出されていた。それらを見るたびに重なるイメージがあった。映画「シン・ゴジラ」や「ゴジラ-1.0」で見たゴジラの上陸シーンだ。 いつ、どこから来るのか事前には予測できない巨大怪獣の上陸により、一瞬にして街並みや人々の日常生活が破壊されてしまう。ゴジラが通った後は

      • お江戸東京での知事選の茶番劇を見て日本人の民度の低下に絶望感しかない

        日本人の民度はここまで下がったのか!? お江戸東京で繰り広げられる知事選での茶番劇を見て、この国の未来に絶望感しかない。 ポスター掲示板問題では、候補者の数が多すぎて張るスペースが足りない、という初歩的な問題から始まり、次はポスターの内容で大騒ぎ。役所やマスコミも巻き込んでの大騒動となったが、あまりにもレベルが低くないか? 普通に常識と良識を持った集団であれば、議論にも値しないようなこんな低次元の出来事など起こらないはずだ。それを真面目に取り上げ議論しなければならないほど

        • ルッキズムだけがなぜいけない? 人間は皆、自分のわずかに秀でた部分を武器にして生きているのに。それが顔であれ頭であれ。次は頭の良さも封じるのか?やがて全てにおいて凡庸が支配する世界が来る?

          今のご時世、「ルッキズム」はいけないらしい。 ルッキズムというこの耳慣れない言葉、「外見重視主義」「美貌差別」などのことで、要するに、人を見た目だけで判断してはいけない、中身をちゃんと見よう、ということのようだ。インスタなどのSNSで写真や動画の「見映え」ばかりが重視される最近の世相に対する警鐘なのであろう。 それはとてもよく分かる。私も、中身のない上っ面だけの人間は大嫌いだ。が、しかし、逆に「行きすぎたルッキズム批判」がいずれもたらすものは?「見た目」の次に今度は何が封

        「変わってる」とは、「善悪」や「正誤」ではなく、単なる「多寡」である  ~『醜いアヒルの子』に学ぶイジメ問題が少しは楽になる生き方~

        • 巨大地震は透明なゴジラ? 宇宙戦艦ヤマトはコロナ禍の預言詩だった!?

        • お江戸東京での知事選の茶番劇を見て日本人の民度の低下に絶望感しかない

        • ルッキズムだけがなぜいけない? 人間は皆、自分のわずかに秀でた部分を武器にして生きているのに。それが顔であれ頭であれ。次は頭の良さも封じるのか?やがて全てにおいて凡庸が支配する世界が来る?

          メディアでの暴露は「私人逮捕」と同じ!?

          最近、芸人やスポーツ選手、さらにはミュージシャン等から過去に受けた性被害を週刊誌やSNS等で暴露する事案が世間を騒がせている。仔細に全部読んでいるわけではないが、多くのケースでは警察に正式に被害届を出すのではなく、既存のメディアや個人のSNSなどを通じて、事象だけを世の中に一方的に発信し、その罪と処罰については直接的には問うてはいないようだ。 もし正式に罪を償わせたいのであれば、一般的には「被害届提出⇒受理⇒捜査⇒逮捕⇒裁判⇒刑確定⇒受刑⇒社会的制裁完了」というのが法治国家

          メディアでの暴露は「私人逮捕」と同じ!?

          「お客様」という呼び方が「カスハラ」の温床に? ~お客は「神様」などではなく、別の場所で働いている自分と同じ「ただの労働者」~

          最近、「カスハラ(カスタマー・ハラスメント)」問題が深刻化しているようだ。 カスハラによって現場の従業員が病んで仕事を辞めてしまうケースなど、労働力不足の日本社会全体の損失にも繋がりかねない。コンプラ偏重社会の弊害とか原因は色々あるのだろうが、「お客様」という呼び方が一因になっているのではないかと思えてならない。 お客なんて、お客「さん」で充分! 少し前まではそれが普通だった。「お客様は神様です」というアキンド精神は昔からあったが、今の「お客様」は、そういう本来の奉仕の精

          「お客様」という呼び方が「カスハラ」の温床に? ~お客は「神様」などではなく、別の場所で働いている自分と同じ「ただの労働者」~