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朝活をやめた理由は、たった一度の失敗だった。

朝活がいいと言われる理由は
なんとなくわかる。

身体もスッキリ
頭もスッキリ
誰にも邪魔されない

だから、集中して
効率よくやりたいことができる。


だけど私には
朝活に踏み出せない理由がある。


それは第二子の娘が1歳の頃。


子育てしながら時短で働き
子どもを寝かせる時には
私自身にも睡魔が襲ってくる。


だけど、まだ家事が終わっていない。
保育園の連絡帳が書けていない。
私のしたいこと、何もしてない!


だから、子どもたちと一緒に寝るのが
とてももったいない気がして
「寝たら負け」と思っていた。


「寝落ち」と外では笑って言うけど
落ちることは負けだと
心のどこかで思っていた。

夜中に起きて
家事が終わっていない時の絶望感…

朝一番にシンクに洗い物があると
その日が「時間に追われる朝」
からのスタートになる。


それが嫌だから
子どもを寝かせる時も
決して一緒に横にならない。

座ったまま、船をこいでいた。


それから少しずつ、
夜家事が早く終わるようになり

自分のやりたいことは朝にやろう!
と、朝活を試みたことがある。


朝活と言っても
4時に起きるとかではなく、
23時に寝て、6時に起きる。

フルタイムワーママなら
ごくごく普通の時間かもしれない。


だけど、
そんなに無理の無さそうな計画も
見事に“失敗”と言えるものになった。


6時に私が起きると、
普段は7時に起きる長男が、起きてくる。

そしてママも兄もいない寝室で
一人になった長女(妹)の
敏感センサーが働いて、泣き出す。


こうして私の朝の1時間は
2人の子どもに囲まれて終わった。


この時に
「うちでは朝活はムリ、やらない」
と、心に決めた。



「夜活」だって、
ダラダラと夜更かしをせず
しっかり睡眠をとっていれば
朝活にしなくても同じはず。


そう思って今までやってきたけど
そろそろ、考え直そうと思う。


「朝活」とまではいかなくても
「朝型」に戻していきたい。


それは、夜に読書をすると
目が疲れてぼーっとする日もあり、
年齢的に体に支障が出てきそうだから。

それから、
子どもを寝かせる9時には
やっておきたい家事は
全て終わるようになっていたから。

「寝落ち」が「負け」ではなくなった。


ビジネスの仲間も
精神科の先生や心理カウンセラーさんも
朝活を勧める発信をしている。


なのに、頑なに朝活しなかった私。

その理由をよくよく考えたら
「たった一度の失敗」があったから。


でも、「たった一度」だったんだ。


一度の経験だけで
朝活をしない!と心に決めてたんだから、
よっぽど辛い経験だったのは確か。


あの時の落胆ぶりは底なし。

そして、その落ち込みが
子どもへのイライラに変わり
そんな自分も嫌になっていた。

精神的にきつかった時期のこと。


でも、今は違う。
私の暮らしが整っているから。

子どもに理不尽に
泣かれることもないから。

自分に合った朝の使い方を
考えられると思うから。

できなかった日も
できなかった自分も
許すことができるから。



あの時の“失敗”は勘違い。

やってみたいと思うことを
「私にはできない!」と
思い込むから“失敗”になる。


まずは
「朝型生活」から始めよう。






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