ハル|親子のRelationship・Labo/ナビゲーター

親子の関係性をより良くする専門家 | 電子書籍「子育ては手放すことでうまくいく」著者…

ハル|親子のRelationship・Labo/ナビゲーター

親子の関係性をより良くする専門家 | 電子書籍「子育ては手放すことでうまくいく」著者 ◇子育てに迷わないための「親子の深層探求ツアー」開催 ◇発達のユニークな兄妹(ASD診断アリ&HSC気質)のママ ◇既定の枠に捉われない子育てで、個を尊重し合える未来をつくる

最近の記事

もっと周りに頼…れない理由

「もっと周りに頼ってみたら?」 私が言われたくない言葉のひとつだ。 「分かってるけど、できない」 というのもあるけれど、 「一概にそうだとも言えない」 とも思うから。 周りに頼ることは、ストレス 周りに頼るためには それなりに頭を使ってしまう。 ・今どんな問題を抱えていて ・何ができて何ができないか ・誰にどこまで頼るべきか なんてことを考えておかないと 人には頼れない性分で、 ある程度の段階までは 一人でちゃっちゃと済ませた方が ストレスが少ないと思ってしま

    • 最善の選択をするよりも

      「保育園やめたい」 娘がこう言ったとき 本当の理由を知ることができてたら… と思うことがある。 今、小学3年生の娘は 保育園で年長さんだった10月末の朝 泣きながら、かすれた声で 「ほいくえん、やめたい」 と言った。 話を聴くと、 上手くできない活動があって 「悔しい!やりたい!」と思うのに 助けてくれる先生がいなくて 困っているうちにその時間が終わる のだそう。 そんな日々を重ねるうちに 自分に自信が持てなくなって 「嫌になっちゃった」と。 「辞めてどうし

      • 内向型的「キッザニア」の楽しみかた

        運動会の代休だった、5月のとある月曜日 娘と初めてキッザニア(甲子園)に行った。 娘には将来の夢がたくさんあり それは、1年生の時に担任の先生が 「年齢が上がるごとに持てる夢が増える」 と教えてくれたからなんだそう。 その、数々の夢をまずはお味見。 いくつか体験してみよう! というコトで、行くことにした。 キッザニアに行ったキッカケ 実は、今まで避けていた場所。 なんでかって? ・家から少し遠い ・オープン前から並ぶなんて無理 ・家族みんな、人混み・ワイワイが苦手

        • 気付いてる?支援級の子を特別扱いするデメリット

          学校生活がしんどそうだけど どうしていいか分からない。 そんな親子の役に立てればと 今年度から、1年休んでいた 学校支援員ボランティアを 再開しようと思っている。 「学校でどんな支援が必要?」 という質問をSNSで投げかけたところ 「勉強よりもコミュニケーション」 という回答があり、ひっかかった。 それは、 友だちと呼べる子のいない長男と 支援してほしい内容が似ている? と思ったから。 DMで詳しく聞かせてもらうと 色んな意味で「よろしくない!」 と思う内容だった。

          子どもは式典に参列できない?

          さて、前回の続き。 長男の卒業式に 在校生の長女は参列できない ということを 卒業式の直前に知った件。 ママ友、幼なじみ、 インスタのフォロワーさんなど たくさんの保護者の方と たくさんのやりとりをして 質問や意見を書面にまとめて 校長先生にお渡しした。 その内容と、 校長先生の回答を 残しておきたいと思う。 これから卒業式を迎える どなたかの参考なったら嬉しい。 「式典なので」なんなの? 今回の話し合いで、 校長先生は何度も 「式典なので」と仰った。 式典

          卒業式前にスイミーになる

          いよいよ長男が小学校卒業。 ここ最近は週2~3日の登校で けだるい消化試合みたいな日々 だったけど 式の10日前に 長男から受け取った 卒業式のお便りを見て 激震が走った。 “在校生は参加できません” 在校生は卒業式の日は休み。 参列もできない。 これまで5年間、 休みになるのは知っていたから 何の問題もないけども まさかの 家族なのに妹は留守番??? つい最近まで “保護者等の参加は一家庭3名まで” との知らせだったので 小2の長女も連れて行くつもりで 当然

          小3で塾に行くとは予想外だった話

          2月、娘が塾に行きたいと言い出した。 お友だちが通っているだとか 中学受験の話を学校で耳にして 興味を持ったよう。 しかも、 意味や大変さを知ってか知らずか 「受験したい」とまで言い出した。 私自身は、 大学までずっと公立だったし 塾へ通ったのは、中3の夏から卒業まで。 だから、娘の言葉を聞いて いきなり火が付くことはないけど 戸惑いつつも、子どもたちの 「やりたい」は応援したい。 だから「まずは資料請求」をポチ! 車の査定みたいに 気になる塾の資料を 一括請求で

          小3で塾に行くとは予想外だった話

          入塾前に大号泣?!その塾の対応が神だった話

          この春に小学3年生になる娘は 本人の希望で3月から塾に通うことになった。 入塾前にやっておくプリントで 2年生のまとめ問題を解いてたんだけど 「反対のことば(対義語)」の問題で 「朝」の反対を「夜」 「姉」の反対を「妹」と書いた。 それを見ながら、私も、小6の兄も 「うん、合ってると思う~」などと 話していたのだけど 自信満々で答え合わせをしたら 「朝」の反対は「夕」 「姉」の反対は「兄」 と解答ページに書かれてるじゃない! 驚きのあまりか 娘は「え~ん、え~~んっ

          入塾前に大号泣?!その塾の対応が神だった話

          「多様」なのが当たり前の子どもたち

          2学期の終わり頃から ほぼ学校へ行かなくなり 12月は 〇時間目だけ、給食だけ、と 母子登校をしていた娘だけど 冬休みのおかげで 教室に入ることへの恐怖心も薄らぎ 「家は家でちょっと退屈」という理由で、 3学期は始業式から登校している。 2日目は5時間目で早退したものの、 朝から友達と登校できているのは 母として大きな変化だと思う。 その日は学活で係決めをしたらしく その時の話が少し気になったので ここに残しておきたい。 係決めは、 すでに名前のある係に対して 「

          「多様」なのが当たり前の子どもたち

          「当たり前を疑う」のが難しいなら

          冬休みの宿題のひとつ、 書き初めを今日終えた長男。 「書き初め」ではなく 「書き納め」になったらしい。 その長男が、 「書き初めって いつまでするんだろうね」 と、疑問を投げかけてきた。 鉛筆ができるずっと前は 筆で文字を書いていたのは もちろん知っている。 今は鉛筆、シャーペン、ペン それにキーボードでも 文字が書けるのに なぜ、学校で習字をするのか。 夫はそれに 「日本人だから…、伝統が…」 と答えようとするけど それってだたの 思考停止じゃない? と、私は

          「当たり前を疑う」のが難しいなら

          「大したこと」があるんです

          2週間前の木曜日、 「帰りたい」と言って早退して以来 一度も教室に入っていない小2の長女。 行けなくなった理由は 「話すと思い出すから」と しばらく話してくれなかったけど それから約1週間たったころ、 「大したことないねんけどな」と 前置きをして、教えてくれた。 キッカケは、 ビックリするほど 「そういうの、あるあるだよね」 なこと。 ちょっとした勘違いから 恥ずかしい思いをしたそう。 完ぺき主義の娘にとっては 自分のミス(勘違い)さえも 許せないんだろうけど、

          子どもだって「休日出勤」はイヤなんだ!

          音楽会や運動会って なぜ休日にやるんだろう。 そんなことは 考えない人の方が 多数派かも知れない。 昔からそうだったから。 それに、休日じゃないと おうちの人が来れないから。 本当に、そうだろうか。 今でも、それでいいんだろうか。 おうちの人の都合で 子どもたちも先生方も 「休日出勤」なんだから、 「これが当たり前です」 というのは、おかしくない? なーんてことを、 「休日出勤」に抵抗のある 長男と話していて思った。 長男は、年中のときに 自閉スペクトラム症の

          子どもだって「休日出勤」はイヤなんだ!

          不登校、親は不自由?

          「不登校の子がいるから仕事に行けない」 という声に違和感を感じてた。 不登校そのものは 体の病気でも心の病気でもないから。 もちろん、わが家の娘が 不登園を決めたときは 一人で留守番することが難しく 外での仕事を全て休ませてもらった。 だけど、年齢的な理由でもなく、 一人にする時間が長すぎるのでもないなら 「不登校=仕事行けない」というのは もしかしたら、 この2つの理由のどちらか または両方ではないだろうか… ①一人するには心配な 「二次障害(鬱など)」が起こる

          先生のこの言葉はサインかも

          子どもの発達が気になる年ごろって 2~3歳ごろが多い印象だけど 私の場合は、長男が年中の時。 「遅かった」とは 1ミリも思っていない。 でも、広汎性発達障害という 診断が出てから当時を振り返ると 2歳児クラスの時の担任の先生が たくさんの「発達が心配」のサインを 送ってくれていたんだと思う。 長男が通っていた保育園では、 登園後に荷物をロッカーに入れて コップやタオルを出して、 それが終わったら “朝の集い”までは自由タイム という流れだったけど、 長男は登園後

          破壊力バツグン?学生時代の話

          やってみて、考えを変えることは悪くない。 せっかく続けてきたことを止めるとき 「諦めることは悪いこと」 という固定概念が 邪魔をすることはないだろうか。 ここまで勉強してきたのに。 せっかく大学に入ったのに。 小さい頃から習っていたのに。 こうした考え方だけで、 何かを止めずにいることは 何かを始める機会を逃すということ。 逆に人生の時間をムダにしてしまう。 と、改めて思ったのは先日のこと。 主宰しているオンラインサロンで メンバーさんから 大学時代の話を聞かれた

          「あれ買ってこれ買って」が止まらない

          小学2年生の娘の算数ノート。 つい最近まで「まだ十分ある」 と言っていたのに 昨日、あと2ページになって 「明日いる」状態に。 急きょ夕方に買いに行ったんだけど、 そこで見かけた2歳くらいの女の子が 「これ買うの、これ買うの~!」と、 言っているのを耳にした。 見ていると、 どうしても欲しい一つの物に 執着してる感じじゃなくて 目に留まったもの全部に 「これ買うの」と言っている様子。 そのたびにママが 「同じようなの、もう持ってるやん?」 「これはいらないよ」と

          「あれ買ってこれ買って」が止まらない