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どこにいても美しい『武士の娘』

どこにいても美しい『武士の娘』

初めて海外に行ったのは、高校生のときだ。一ヶ月はどの短期留学で、ヨーロッパへ行った。この経験はわたしを大学へと導き、今後の進路にも役立つものとなっている。

海外に行くと、日本と外国との違いに気付くことができる。

今回紹介する『武士の娘』は、そんな海外への価値観が綴られている本だ。

語り手は、杉本鉞子。明治から昭和を生きた彼女によるエッセイだ。武家育ちで礼儀作法を学び、女性として家庭に貢献する

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透明な味方たち

透明な味方たち

松浦弥太郎さんの本を読みました。

松浦さんのやさしく背中を押してくれる文章を、たまに欲してしまいます。

特にいま自粛にて、家族以外と会話する機会が減った今。誰かの言葉がほしくて、つい手に取りました。

本日読んだのは、「ほんとうの味方のつくりかた」

ほんとうの味方は、目に見えない。自分の内側にあるよという内容。

・内側にある味方を細分化して理解すること
・味方を増やすために考えること、する

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ヨシタケシンスケさん『あつかったら、ぬげばいい』を開いてみて

ヨシタケシンスケさん『あつかったら、ぬげばいい』を開いてみて

今週読んだ本(絵本)の一冊。

ヨシタケシンスケさんの、『あつかったらぬげばいい』

ヨシタケさんの絵と言葉には、力がスーッと抜けていくような、生きることが楽に思えてくるようなパワーがある。

この本を読んでも、そう思った。

「暑かったら→脱げばいい」というように、「〜なら→〜すればいい」という2コマで展開される絵本。

「〜なら」の部分には、「太っちゃったら」「誰も教えてくれなかったら」などの

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