終わりがあることの美しさについて
秋。子どもたちの学芸会や合唱コンクール、部活の引退コンサートなど、イベント目白押しだ。もう涙が止まらない。私はプロのライブや舞台でもっと上手なパフォーマンスはいくらでも観たことがある。だけど、こんなに胸を打たれ感情が揺さぶられることはない。なんでだろう。
それは「終わりがある」から。今の彼らは明確に終わりがあって、その中で精一杯生きている。そのヒリヒリするような生き様が、たまらなく美しい。このメンバーで歌ったり、演奏したり、演じたりすることは、今日この時間以外二度とない。そ