HAL

エッセイが好きだ。

HAL

エッセイが好きだ。

最近の記事

  • 固定された記事

なんでもない記事を書く

母から「ちょっとTwitter(X)の使い方を教えて」と聞かれて、ドキッとした。 操作方法はともかく、何を教えておくべきか。たとえば『炎上の種類、絡んでくる人がいる、安易にリポストや♡を押さない、現在地や情報は分からないようにする』とか。とにかく治安が悪いから、あれもこれもと教えた。50代の母の情報リテラシー力は弱く、facebookの投資広告に騙されかけたし、Instagramの定期発送の化粧品を買って解約に困っていたりする。そんな母がTwitter(X)? 絶対危ないや

    • 占いに課金しまくった話

      結局「占いって当たるの?」って気になりません? 私はめっちゃ気になる。もともと占いは好きだし、星占いを見てキャッキャッしているけれど、じゃあ「占いって当たるの?」って正面から考えたことがなかった。 以前のプロローグを、ようやく回収する(読まなくても大丈夫) 占いに課金した2021-2022時間にすると20時間超/2年 金銭にすると25万円ほど、占いに時間と金をかけた時期がある。大丈夫、怪しい壺や水は買っていない。 それが2021-2022年。ちょうどコロナ全盛期にあたる

      • 戸籍で先祖を調べる

        2年ほど前からライフワークとしていたことがある。それは、自分の関係する直系親族の戸籍を全て調べること。自分のルーツを知りたくなったのだ。 約6cmの厚み。これが集められた戸籍の全て。約7万円かかりました。高い。 戸籍の調査は面白い! そして、やるなら早く実行に移した方がいい。なぜなら、祖父母等の親族が亡くなってしまうと、詳しい話を聞ける機会を失ってしまうからだ。言語化されていない情報は多い。 調べると古い戸籍は1700年代後半の記載まであった。約300年前のご先祖を知るこ

        • モテる人生を送ってきました。

          太宰治の書き出しみたいな が、大した内容を書くつもりもなく、次に書きたい記事のために書いている(プロローグのような)。重い話ばかりだと息が詰まるので、しょうもない話を書きたい。オチもない。 モテ=顔でもない私は、顔のわりにモテてきた人生だと思う。 顔のわりに、というのは謙遜ではない。 学生時代は美人な同級生から「中途半端な顔だから、不細工な男にもイケると思われるんだよ」と言われたり(失礼がすぎる。不細工な男性に謝れ)、仲の良い友人からは「お前は特徴のない顔をしている」と

        • 固定された記事

        なんでもない記事を書く

          器への愛

          あなたが好きな”モノ”を3つ挙げてください、 と言われたら何を挙げるだろうか。 私の3つは『1着物、2器、3椅子』だ。 着物は洋服の5倍以上持っているし(そもそも洋服が最小限というのもあるけれど)、椅子は1LDK一人ぐらし住まいなのに5脚もある。民藝が刺さりまくる性質を持っている。あと靴とプーさんが大好物だ。今回は、器の愛を語りたい。 そもそも器を語りたくなった理由は、神戸で素敵な器屋さんに出会ってしまったからだった。沼な予感がするマキシマリスト。 1 食卓美術品を並べ

          器への愛

          人のために生きることは、むずかしい

          書くか悩んだ。 25歳だった私の人生目標は、自分が【死んだときに皆に泣いてもらえる】ことだった。 それは若いなりに少し複雑な人生を経験して、努力して、ようやく25歳で定職に得て、これから穏やかな人生を過ごせると思った1人の若者の答えだった。 それまでは自分の生活のために懸命に生きてきた。人並みの生活をしたいと願って、ようやく今月の電気代が払えるか悩まなくていい生活ができるようになって、これからどうやって生きていこう。 そう悩んで導き出した答えが、人に惜しんでもらえる人生

          人のために生きることは、むずかしい

          梅の着物で、梅をみに

          ただの着物沼による記録。 天気も良い週末に、大阪天満宮の梅を観にいくことにした。梅の着物で。 友人から譲ってもらった梅柄の小紋。めっちゃ梅なのに、なぜか単に仕立ててある。「梅柄の単なんて、いつ着るんだ」と思って着ていないままだった。 もういっそ、梅の季節にタートルネックと合わせて和洋折衷コーデで着た方がオシャレでは? と思って、一念発起。 軽めの着物なので、半幅帯が合うのでは、と大塚呉服店の帯を持ってくる。なんか思ってたのとチガウ。この着物、実は軽くないのでは と思っ

          梅の着物で、梅をみに

          人生20回引っ越した女が思う「良い賃貸」

          転勤族でもない。20歳までに10回、独り立ちしてから10回の合計20回引っ越しを経験してきた。引っ越しの経緯は長い人生語りになってしまうので、それは別の機会にして、良い賃貸住宅の条件について語りたい。 引越経験20回のうち17回は大阪もしくは兵庫の住まいなので、電車通勤+車無しの生活圏を前提として語ることになる。他の世界は未知なので、ご容赦願いたい。 場所1 絶対スーパーの近く これ絶対。お姉さんとの約束。 (経験談)スーパーから徒歩20分の家に住んだ時は、明らかにエン

          人生20回引っ越した女が思う「良い賃貸」

          うちの積読を紹介する。ありすぎて困る

          note「#うちの積読を紹介する」が好きで見ている。私の積読状況も一部紹介したい。 整理も兼ねて、未読本を全出ししてみた。各本を2行程度で紹介していく。積読本の紹介は「なりたかった自分」「得たい感動」をさらけ出すようで、なんだか恥ずかしい。 SF1. ソラリス / スタニスワフ・レム 有隣堂に、「華氏451度」と「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の間に置かれていた。この名作の間で立っていられる本なら、名作に違いない、買うしかないだろう! と衝動買いして、まだ読んでな

          うちの積読を紹介する。ありすぎて困る

          セックスレスで悩んでいた私へ

          茶化すつもりは一切ない。私自身がセックスレスで苦しんで、ネットの海を彷徨った経験から、誰かの助けになればと思って書くことにした。 結論からいえば、【男のセックスレスは直らないから、早く別れて】なのだが、それで納得するような人は、こんな記事は読まない。大抵悩んでいる人の場合、相手はとても良い人でセックスレス以外は不満もあまりない、と思っている。 さらには、趣味・金銭感覚・倫理観…etc.がこれほど合う人はもう見つからないのでは、という危機感すら持っている。それも分かったうえで

          セックスレスで悩んでいた私へ

          色気のある靴が好きだ。

          全身で女を感じるような靴が好きだ。 女らしいという用語が禁句だと言われても、私は靴底が赤いルブタンのハイヒールを履いてコツコツ歩いている姿が大好きだ。そんな女が語るヒール靴。 ハイブランドのパンプス高級な靴には、独特な色気がある。ピンヒールのシルエット、革の艶、なにより自分が良い靴を履いているという自信。嫌味な女だろうか。「こんな靴を履いているのよ、ふふん」という気分ではない。どこに行っても卑屈な気分にならない靴だからこそ、最強のアイテムだと感じるのだ。 靴で卑屈になるな

          色気のある靴が好きだ。

          効率厨が、自分を大事にするようになった話

          わたしは「丁寧な暮らし」が苦手だ。 嫌悪しているわけではなくて「丁寧な暮らしだと?そんなに、きめ細やかに生きてられないぜ!」側の人間で、生産性を重視して、いかに効率よく暮らすか考えてきたからだ。 2年前の私の暮らしぶりを書き出してみる。ひとり暮らしの生活 食洗機は必須 ロボット掃除機導入済み 週末は、ブラーバが水拭き 職住近接。職場まで徒歩2分 カーテンは自動で開く 寝具は寝袋。ベッドは埃が溜まりやすいのが嫌、布団は畳むのが面倒くさい 枕は不要。場所をとるし、洗

          効率厨が、自分を大事にするようになった話