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「もう充分じゃね?」と言われることがあなたの「強み」

今年は、料理の勉強をして、もっと色々なものを作りたい!

と思っています

はい、私じゃなくて我が夫が、です(笑)

「強み」には底がない、ゴールがない


私は料理、好きじゃないんです

息子を3人育てたので、大抵のものは作れます

とびきり美味しくはないけれど、食べられないほど不味くはない程度には、ですが

その点、夫は料理上手の料理好き

シャレオツなメニューはもちろん、冷蔵庫の残り物でチャチャっと美味しいものを作れる、尊敬に値する才能を持っています

そして、私は完全に胃袋を掴まれております

なので、先述の「今年は料理、勉強するぞ!」発言を聞いて「はへっ?!」となったわけです

「もう充分じゃん!なんのために??」と聞いちゃいました

夫の返事は

「ちはるちゃんだって、心理学やらビジネスやら、よくわかんない本、めちゃくちゃ読んでるじゃん。そっちの方がもう、充分だって思うよ」

でした

「確かに〜〜〜」と唸りました

やりたいことは沼れるもの


時々、お客さまから「やりたいことがわかりません」「どーやったら見つかりますか?」と聞かれます

その答えは、いくらでもできちゃうこと、なんですよね

誰にも頼まれてないのにやっちゃうこと

いくらやっても「できた!」みたいにならないこと

そのためにはいくらでも時間が費やせて、つい財布の紐がゆるんじゃうもの

そういうのが「やりたいこと」だと思います

このやりたいことがなんの役にも立たないことだったり、稼げないものだったり、昔「そんなことやってないで、勉強しなさい」といか言われた記憶があると除外されちゃうんですよ

要するにやってもムダ、みたいになる

でもね、やりたいからやるんであって、やった先に求めてるものってないのが「やりたいこと」だし、何にもならなくてもやっちゃうから「やりたいこと」なんだよね

沼にハマっちゃってるくらい、やっちゃうことが「やりたいこと」であり「強み」になるのです

やりたいことをビジネスにするには


私はとにかく「人間」が好きです

どうなってるのか、知りたいの

こういう服着る人って、どういう意識なんだろ

こういうこと言うのって、どういう思考なんだろ

なんで今、この人はこの話してるんだろ

で、この人は結局、何を目的にしてるんだ?

いや、目的はないのか、欲?本能??単なる反射???

とかとかとか

面白くてたまらんわけです

あとは、こうして文章を書くのが大好き

というか、一種の排泄行為に近いんですよね

そんな私の「人間関係における考察」が人間関係に苦しむ人の救いになったり、気づきになったり、希望になったりして、仕事として成立してる

今年からnoteを始めたのは、仕事として成り立つ文章以外の文章を筆する場を自分に与えたくなったから

つまり、何になるかは考えてなくて、やりたいからやってることなのです

「やりたいこと」「強み」「使命」は過去にあるよ


大人になって、資本主義に染まって、生産性≒自己価値、みたいになっちゃうと「ムダなこと」をしなくなるよね

それって、本当に勿体無いと思う

特に私は「人には理解してもらえない趣味」を持つ人が大好物で、周りの人から疎まれてる鉄道とダムが大好きな男性上司の話を聞くの、大好きでした

努力は夢中には勝てない

とはよく言ったもので、本気の夢中には敵わないわけです

でね、本気の夢中って求心力が強い

魅力になるわけです、その人の

というわけで、私は今日も夫曰く「よくわかんない本」を読んで自己満足しております

料理紀行本を幸せそうに読む夫の隣で