春野訪花

エッセイと小説を書きます。ここはエッセイだけ。 小説はこちら→(カクヨム)https:…

春野訪花

エッセイと小説を書きます。ここはエッセイだけ。 小説はこちら→(カクヨム)https://kakuyomu.jp/users/harunohouka/works

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  • 徒然綴り・徒然小説

    日常の、自分のことを主に書きます。エッセイのようなものです。 徒然小説は、小説風エッセイです。

  • ドールの話

    ドール関係のエッセイです。

最近の記事

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ドールの話 1、2、4話

ドールをお迎えした話  最近、ドールを買った。最近と言っても一ヶ月経つのだが。  先々月、ミンネというハンドメイド通販サイトで、ドール服がおすすめに出てきた。そこでモデルになっていた子に一目惚れ。「どっ」と全身……主に胸に衝撃が走ったような感覚がした。少女漫画などでときめいた時の擬音語に「とぅんく」があるが、わたしの場合「どぅんく」が正しかったような気がする。  惚れてからは早かった。  ちょうどドール服販売ページにモデルドールの名前が書いてあり、検索。今年の三月に発売され

    • 愛鳥の最期を思い出して

       不甲斐ない飼い主だったと思う。  ちゃんとあの子を愛せてはいなかった。  失ってから、度々思い出しては、遺影と遺骨に向かってどうだった?と心の中で問い続けてきた。当然返事はいないし、あったところで言葉がわかるわけでもない。ただ幸せだっただろうかと漠然と思うばかりだった。  亡くなる前日、わたしはあの子を病院に連れて行ったことを後悔していた。  枝にとまることができないほどに弱っていたのに、寒い中連れて行って寿命を縮めただけなのではないか。苦しめてしまったのではないかと。

      • まいちゃんお迎え記録 ドールの話 7話

         まいちゃんを! お迎え(購入)しました!!!  祭りが三日三晩続くヤツです……! 三日どころか、永遠に続きますけどね! 死がドールちゃんとわたしを別つまで……!  ……はい、というわけで、今回はまいちゃんをお迎えするまでのあれやこれやを語っていこうと思います。  先にご注意いただきたいのですが、今回はドール写真がたくさん出てきます。内部だったりアイがなかったりな写真もありますので苦手な方は閲覧をお控えください。もしくは写真の部分だけ目を閉じてスルーしてください。  これま

        • 「好き」な自覚が弱い話

           エッセイでも書こうかな。  と思ったので、気の向くままに綴ろうと思う。暇つぶしにでも活用ください。 ◆  好きな物を好きだと気づくのに時間がかかる。  原因には心当たりがある。どこかのエッセイでも書いたような気がするが、好きな物を好きと思えない状況だった。服が顕著なのだが、「どう(この色、形の服を)合わせたらいいか分からない」と散々言われてきた。漠然としているのだが、猛烈な不安が滲んでいるのだ。それはもうふんだんに。  そのせいで、好きな服ではなく、無難な服を選び

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        ドールの話 1、2、4話

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          最近の体調を振り返ってみる

           最近の己を軽く振り返ってみようのコーナー(唐突)。  ずっと不調が続いている。……いや、もう不調が何年続いてるのかも分からないレベルで、長いこと……なのだが。  最近の傾向としては、気力がない。動くのが億劫。何かをやるのが億劫。そんな状態だ。肉体的にはおそらく思っているほどは悪くない。寝込まなきゃ……ずっと横になって居なきゃいけないほどではない。はずだ。たぶん。  それと、お腹が弱っているようだ。どうにも早食い、かつ多く口に詰め込む癖があり、そのせいで連続でお腹を若干壊し

          最近の体調を振り返ってみる

          ドールをお迎えできそうな話 6話

           この喜びをしたためよう。  ――まいちゃん、お迎え(ほぼ)決定しました!!  実はまだ不安要素があるので、百億%決定したわけではないけど、よっぽどのことがない限りお迎え。決定。三週間後にはうちにいる!  やったー!  すごく嬉しい。売り切れてなくて良かった。……はっ、これはもしや、わたしを待っていてくれた……!?(都合良く解釈するドールオーナー)運命じゃん……。

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          ドールをお迎えできそうな話 6話

          ドールに翻弄される話 5話

           た……た……っ、大変だ!  ま、まいちゃんが!  ホワイトまいちゃんが! 出る! かも! しれない!!  どうしよう。大変に困った。  ……ホワイト、とは、肌の色のことだ。店頭にある子はもうちょっとオレンジというか、肌色っぽい感じの色でちょっと違う。よく知らなかったのだが、どうやら特別仕様なのがホワイトらしい。  一目惚れしたまいちゃんがホワイトで、元々それ狙いだったのだが店頭になく。京都までいかないといけないらしいと聞いて、ではとりあえずデフォルトの子にしようと

          ドールに翻弄される話 5話

          ドールをお迎えしたい話 3話

          (沼っている話→この話→わくわくしている話の順番です)  まいちゃんが! 欲しい!  ……ドールの話である。  SDまい、というドールがいる。もしかしたら、前回にも書いたかもしれない。……書いたっけ? たぶん書いた。  大きなドールで、六十センチくらいある。うちに大きなイルカのぬいぐるみがあって、ちょうど同じくらいのサイズ感なのだが結構大きい。  お迎えしてどこに座らせるんだろう、とか考えてしまう。気が早い。  座らせるのに良い感じの椅子も欲しいな。気が早い。

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          ドールをお迎えしたい話 3話

          新年ご挨拶

           あ、あけましておめでとうございます……。  遅すぎる……。  体調もやや安定してきたので、今年はもっと精力的に創作をしようと決意したのですが、そういえば全く更新していなかったなと……。ツイッター(X)ではちょこちょこ更新していたのですが、めんどくさがってしまい……w  さすがにご挨拶くらいしてから、掲載していなかったのをアップしてもいいのではないかとこれを書いてます。  ということで……今年もよろしくお願いします。  こちらではエッセイのみですが、カクヨムにて小説も掲載して

          新年ご挨拶

          ポメラDM200が相棒になる予感がする話

           四月初日、ポメラを買った。  前々から気になる存在だったのだが、とあることをきっかけに買うことを決意。だけど買うはずだった頃にトラブルがあって一ヶ月先延ばしになっていた。そんな念願のポメラだった。  買いに向かう道中、ちょうどポメラが販売終了との報を見て、ナイスタイミングと思った。まだ販売しているところもあるが、ずんずん売り切れの文字が増えているので売り切れるのも時間の問題なのかもしれない。  買ってから、十日ほど。  毎日のようにポメラを開いている。もはや開いていない日

          ポメラDM200が相棒になる予感がする話

          タバコを吸いたい

           たまにタバコを吸いたくなる。  そういう時は、決まってメンタルの調子がやや悪い。極悪になってしまえば、タバコどころではなくなる。その一歩手前くらいの状態だ。たぶん。  わたしはこの人生、一度もタバコに手を出したことがない。絶対にやめられなくなると思うし、体にも悪いし。  ため息を吐く。そういう時、タバコが欲しくなる。ただ吐き出すのが「ため息」ではなく、タバコの煙ならば何かが有耶無耶になるような気がするからだろうか。ため息をついたのではなく、タバコを吸っているのだと。

          タバコを吸いたい

          冬季うつかもしれない

           冬季うつらしい。いや、わからない。らしいと言ったが、わからない。かもしれないなーくらいだ。  最近、気分が沈みやすい。かと思えば浮かんだりもしている。情緒不安定だ。  やけに眠気もある。疲れているのかもしれない。心当たりはない。情緒のせいかもしれない。  もとから、自律神経がイカれており、それがまた関係あるのかないのか。自覚している以上に、肉体は変化に敏感なご様子なので、もしかすると気温やら気圧やらのせいかもしれない。  わからない。が、去年もこんな感じだった気がする

          冬季うつかもしれない

          とある夜

           体が冷えるなぁ……と思いながら、窓辺でぽやーっとしている。テーブルに鎮座する蝋燭の火が、ほとんど感じ取れないくらいの風に揺れている。  紅茶を久しぶりに淹れた。ルピシアで購入したものが三種類あって、香りを嗅いで、あんまり飲んでないやつにした。珍しい香り、どんな味かしら?と思ったので。飲んだことあるんだけど。  さくらんぼだか、カシスだか……忘れてしまったが果物フレーバーだったはず。どちらかと言えば好み。  空が曇っている。最近は雨続きだし、しばらく月を見ていない気がする。寝

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          最近思うことの書き散らし

           心を拾うことの、なんと難しいことか。  自分の体調を気にしながら、心まで拾うなんて。処理が多すぎる。  他の人はどうやって生きているんだと悲鳴のような声を上げるばかりだ。  私の心を曝け出せる場所は、紡がれた文字の中だ。ゆえに、こうしてスマホのキーボードをぽちぽちしている。……というか、何か書きたいと、発散に飢えているようだからだが。  本当にどうやって生きているのだろう。未知だ。外国人とかのレベルじゃない。宇宙人だ。もはや種が違う。  心を拾うだけでも精一杯で、見落と

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          枝に実る星

          「君はなんで生きているんだい?」  暗闇の中、夜空に向かって伸びゆく木に尋ねた。  木の幹に寄りかかって空を見上げれば、葉のない枝の隙間に星が瞬いているのを見つけた。  まるで、星が実っているみたいだ。 「――ファンタジーだったら、返事が来るんだけどな」  きっと、何か、美しい理由ではないかと思う。  ただ「生きているから」だとか。  「生きること」を否定も肯定もせず、ただ、そこに「在ること」を、受け入れ、認めた言葉が。  それこそが、「愛」ではないかと、私は思うのだ。  ―

          枝に実る星

          きっと私はずっと死にたかった

           もしかしたらずっとずーっと死にたいと思いながら生きていたんじゃないかなーと、ぼやっと思う。  生きてるのかなぁ、私。  なんで生きてるんだろうなぁ、私。  生きるってなんだろうなぁ。  ――自分の意識がはっきりしないままに過ごしていた。心の内を、受け取ってくれる先はなく、取り出す意味を失って、封じ込めていた。  だからハッキリと自覚していた訳じゃない。生きる意味がない、と漠然と思っていたことを。  最近、昔を思い返す機会が増えた。自分を見つめて、何をどう思っているのか追求す

          きっと私はずっと死にたかった