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〜不登校・ひきこもり支援〜その子には、必ず会える



「家に行くと、布団に潜って出てこない。」
「何回訪問しても、顔を合わせることもできない。」

「何ヶ月経っても接触できない。コミュニケーションもとれない。」


不登校やひきこもり支援でよく聞く言葉。


そこから何年も何十年も経過して、
当事者は、社会で生きていく力をつける機会や
楽しい経験ができる広い世界に接する機会が
中々もてないまま年齢を重ね、
自立して生きることの難しさに足がすくみ
長年身動きがとれずに悩んでいるケースは数えきれないほどある。


自分が学生時代もそうだったが、今の日本は
学校という集団の場では、不登校の方が少数派。
(かなり増えてきてはいる)


その割合は、社会の構図にも似ていて
不登校やひきこもりでない生き方の方が
多数派の社会。


不登校やひきこもりに限らず、
自分が社会で生きていく上で、
少数派の人の特性を生き方を理解して
サポートをするって

はい!
「今日から担任になりました」
「親です」
「専門職に就職しました」

となったからといって
簡単にできることだろうか?


人生の中で、そのような境遇にいる人と過ごしたり
自分がそのような体験をしたりする機会がどれだけあっただろうか?


わからなくて
難しくて自然なことなのだ。




役割を担ったときに
具体的にどう進んでいくかの指針は、
私がよく理解できた飲食店のマニュアルのように
シンプルにまとまっているものではない。


だけど、世界には既に
長年の歴史の中で同じ課題に向き合ってきた人達が残した
記録や情報があり、
今も世界のどこかで向き合っている人達がいて、
広い世界の中から
それらに手を伸ばし、かき集めていくことで
道が切り拓ける。(実際の体験談)




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ということで
私は「学校の先生達が何度も訪問してくれているけど、布団から出てこない」の一言で

任せての言葉を信じて入らないようにはしているが

ちょっとだけ参戦することにした。



前職でもその学びや情報を頭に置きながら
利用者さん達と関わり、一人ひとりが望む人生を
勇気をもって切り開いていく姿をみてきたが、
今回の場合は、アプローチ1日で本人達から反応が返ってきた。
(一緒に住んでいた頃の信頼関係が残っている影響はある)



地元の学校ではまだ、オンライン活用のアプローチを
さくっと使えるまでの環境が
整っていっていないのかもしれない。
(個人情報とかルールとか色々ありそう)


今回は、伝言おえかき、Discord、SKYを使い
2時間で3人全員と接触できた。
(接触後、7時間過ごした)



その後、弟が自ら
学校の転校と理由をLINEで報告する
という行動が起こっている。
(日頃から氷山モデルと応用行動分析を活用しているため、
 本人が自ら望んだ、自分の人生に必要な行動が
 自発的に起きるようになっている)


とても勇気がいる行動だったと思う。

妹弟に何が起きても、私は味方であり
本人達の力を信じて見守りながら
これからも応援していく。



個人情報に最大限配慮しながら
今度その内容をひとつ書いてみる。





















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