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サイレンが聞こえる 家の前を通る 大晦日の日 自分じゃないことに安心する 自分の周りの人じゃ…
よいお年を それは 臆面なく、ひとの明るい先を願えることば もう今年は会わない約束をする…
この舟の行き着く先も知れず ただわれわれは生まれ ここで暮らす 他に世界があるかどうかもわ…
ここはどこ 色のない世界 実際に色はある ついている わたしの中だけがモノクロで いつか…
先週の、とある日のXの詩のお題は 前を向いて、でした😌
ワッカーモーシモシ ワッカーモーシモシ (水よ 目覚めて 水よ 目覚めて) 水には神がい…
あの頃 八月といえば 大牟田の実家 カタカタカタ モーター音のする扇風機が回る縁側 ざっくり 包丁で切り分けられた お盆の上の西瓜 顔と同じくらいの西瓜にかぶりつき 足をぶらぶらさせながら ぷっぷっと種を飛ばす その日も暑い日だった それはなんの前触れもなく 〈あゝそうだった ヒロシマのピカもナガサキのピカも両方見たよ〉 父がそう話した 〈そうそう あのヒューヒューという焼夷弾の音 八月になると 思い出すねえ 怖かったねえ〉 ばあちゃんが答えた それはカタカタと
面白いくらい思い通り YESは自動的に出る返事 コントロール下に置かれているのに それさえも…
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大好き、とか君は言うけれど、その言葉の裏側には、何層に重なる感情やら欲やらが集まっている…
雨が降っている 外を歩けない夜 わたしの影はどこにいるだろう もちろん部屋の中のわたしに…
人は思ってるより他人に興味が無いのに 揚げ足を取られるのは何故だろうか 悪いところはよく見…
夕暮れに ひんやり さする風 前をゆく 繋がる影法師 望めど 望めども ススキを握り 焦…
誰も 旅人を慰める言葉を知る者などいない 私も 君を癒す言葉を探すけれども ただ無口になるばかり 君はきっと 寂しいだろう 私もやはり 寂しいのだ そして その寂しさを分かち合う術を知らぬことが 何よりも寂しい 境界線を消し去ることなど 望んでも許されない 私がすべてに溶けるまで 君は 中有の隅で息を耐えているのだろうか 私はこの先も 君を探す旅を続けるだろう 確かめるまでもなく この道のすべてが君だとわかる その日まで