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体罰の必要性

 教員の知り合いから、学校でのとある子供の言動を聞いた。

「体罰うるさいから手出せないだろ? やれるもんならやってみろよ~ 動画とってSNSあげるぞ~」

 これは中学2年生が掃除の時間、3人が1人に対し箒で叩きいじめていた現場を目撃した教員が、烈火の如く指導を行った時に3人の内の1人が放った言葉のようだ。

 この子供の発言を聞いてご覧になっている皆さんはどう思ったであろうか? 正直に申し上げて、私がこの発言をした子供の父親だったら手が出ていたかもしれない。自分の子供が他人をいじめていたのだ、しかも物を使って、2度とこのような蛮行をさせないために徹底的に指導を行うと思う。

 しかし家庭内暴力及び子供に手を出すことは絶対にあってはならない。教員が子供に手を出すなど絶対に許されるわけがない。と、、、、世間体良く言うことはできる。

 ただこれは持論だがしっかり話して理解できる子供ならそもそもこのような野蛮な行為はしない。ただ念のため大切なことなのでもう一度言うが親が子供に・教員が生徒に手を出すのはいけないことだ。

話しても理解できない子供に手を出してはいけない。

  私が聞いたところによると、この矛盾に苦しむ教員はかなりいるそうだ。そこで「根気よく対話を続けていけば、いずれは理解できるよ」という綺麗事をここで述べて終わらせるつもりはない。

 もちろん根気よく対話を続けることができれば理想だ。だが現実的に教員は莫大な仕事量を抱えている。教員の数と生徒の数を比較しても、どう考えても不可能だ。教員が過労死する。(生徒が少数という例外は除くが)

 教員の数を増やし、デジタル化による仕事の効率化を図ることで教員が生徒に向き合う時間を少しでも多く確保する。それに並行して

 保護者指導委任制度

 を導入するべきだと考えた。(これは私が考えた制度と名称だ)

 教員は生徒に学問的知識を教授することに特化させ、いじめ・暴行・傷害等の問題行動が確認できた子供に対する指導保護者委任するという制度だ。そもそも論だが、教員に子供を指導させることで問題が生じるのだ。廊下に立たせる・正座させる・厳しく叱責する。教員の指導の仕方は十人十色だ。それを体罰だと捉える保護者もいれば、捉えない保護者もいる。教育機関が一律に懲罰方法を定めることなどできない。であるならば一律に指導方法を定める必要はない。十人十色の指導方法に十人十色の生徒。教員が生徒を指導するというのに限界があるのだ。

 (一般的に)子供を一番理解しているのは教員ではなく保護者だ。つまりその子供への最適な指導方法を理解しているのも保護者である。(例外を除く)

 当然だが授業中に騒がしかったり、走ってはいけない廊下を走った子供などに対しては、教員による最低限の口頭指導が必要だ。しかし、いじめ・暴行・傷害などの重大案件は教員が子供を指導するのでなく、保護者に指導を委任する。

 具体的に言おう、加害者が実際にいじめ・暴行・傷害を行った場所で現場検証を行う。詳細を加害者本人に再現させ写真に収める。そして教員が案件の経緯を写真と共にわかりやすく記述した具体的な報告書(保護者指導委任書)を作成し、3人以上の教員による内容確認を行う。

 報告書を保護者に渡し、保護者の指導が行われた証拠として報告書に拇印(指紋による印)をする。これも3人以上に拇印させる。印鑑であると、報告書を確認していないにも関わらず印を押される危険性があるため拇印が望ましい。3人以上に拇印させる理由は、報告書を見た両親が2人共まともではなく、子供に指導を行わない可能性を考慮してだ。

 例

 A君 B君 C君がD君を箒で叩きいじめている現場を教員Eが目撃。教員Eは直ちにD君を保護する。そしてすぐさま現場検証に入る。ABC君に箒を持たせ被害者役を教員Fとしていじめを再現させ写真に収める。教員Eは直ちに写真付きの報告書(保護者指導委任書)を作成し、完成した報告書を3人以上の教員が確認。問題がなければ報告書をABC君の自宅に送付。保護者は報告書を確認し、子供に適切な指導を行う。そして拇印する。離婚していたり、出張等で自宅にいる保護者が1人の場合は、親戚等にお願いするなど最低でも3人以上の大人が報告書を直接確認し、指導を行い拇印をする。拇印された報告書を教員Eに手渡しする。

 教員がいじめ等の現場を直接見ておらず、被害者生徒による報告で発覚した場合でも、聞き取り調査を行い現場を再現する。教員は現場検証や報告書の作成などの作業が増えるが、指導を行う必要はなくただ事実を報告書にまとめれば良い。指導方法で教員が保護者から追及されるのを回避できる。これは非常に大きい。保護者の子供に対する指導意欲も上がり、未然に防ぐよう動かざるを得ない。いじめ・暴行・傷害に限定することはなく、授業中に騒がしい子供で何度注意しても聞かない子供にもこの制度を適応すれば良い。そして教員から生徒への体罰を排除できる。

 この制度があるから安心。学校から報告書(保護者指導委任制度)が来なければうちの子供は指導しなくて良いんだ。

 こういう考えの親は例え保護者指導委任制度がなくとも、自分の子供に対する教育指導の意識が欠落しているため論外だ。


 1人の教員に複数の生徒であることは変わらない。1人1人に対しての個別指導負担を教員が負うのではなく、指導を保護者に委任することで適切なアプローチができる。生徒のことを一番理解しているのは教員ではなく保護者なのだから。(家庭崩壊等の例外を除く)

現場検証+報告書の作成 < 保護者からの指導追及+生徒に対する個別指導+体罰の実施

 私なりに検証してみて結構良い制度だな~と思っているのですが(笑)

 実験的にどこかの学校でやってみてくれないかな~ データが欲しい~

 私が考えたこの制度について、皆さんの意見を聞きたいです。「その制度は教員が余計に大変だ!」「それはないな~」「その制度良いね!」などなどコメントお待ちしてます。 頑張って返信します!

(めちゃくちゃ持論なので聞き流す程度で)*教員は社会経験に乏しい者が大半だ。大卒でそのまま就職というケースがほとんどだと思う。子供の人間的指導は保護者に任せ、教員は知識を与えることに特化した方が良いと考えている。そして教員の採用基準に社会経験〇〇年というのを付け加えた方が良いと思う。


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