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【初めてのヨーロッパ‼️】いきなり12カ国周遊してみたよ〜《ユングフラウヨッホ》その18

この記事は初めてヨーロッパに行ったハルの旅行記録の第18回です!

前回の記事はこちら〜↓↓↓

今回の旅は3週間かけてノルウェーのオスロからフランスのパリまで、下のようなルートでヨーロッパを巡ります。

この記事ではユングフラウヨッホを紹介しています。


日時は2023年9月11日の午前8時となりました。

本日はインターラーケンから3つの列車を乗り継ぎ、鉄道で行けるヨーロッパ最高地点である「ユングフラウヨッホ」を目指します。
そして午後には起点のインターラーケンからベルン経由でチューリッヒまで移動し、Nightjetでオランダのアムステルダムまで向かいます。


1.ユングフラウヨッホまでの行き方

本日の行程(スイス政府観光局ページより引用)

ユングフラウヨッホまでの行き方は、少々ややこしく見えますが、意外と簡単です。

鉄路は真ん中が菱形になっていて、行き方が「2パターン」あります。
先に言っておくと、どちらのルートから行ったとしても、結局同じ電車でユングフラウヨッホに行くことになります(これが分かればちょっとは簡単に見える?)

おそらくややこしくしているのが、2020年に開業した「アイガーエクスプレス」というロープウェイ(上図の紫色)で、ユングフラウ鉄道の途中駅からグリンデルワルトに向けて運行しています。
合わせて片道の行き方としては「3パターン」あるということになります。

ちなみに金額は、インターラーケンからユングフラウヨッホまでの往復でCHF160.6!(日本円で約26000円前後)

「おおぉぅぅぇぇぇぇぇぁぁ!」

はにゃ?
「さ、さすがに高い・・・理解できない・・・
(CHF160.6はユーレイルパス保持者向けの25%割引価格なので普通に行くとさらに高い

「安く行く方法」で調べまくりましたが、僕たちの場合はこれが最安のようです・・・

ただ、高いからと言って行かない・・・とはなりません!
行きたいから来ているんです。周りの皆も同じ気持ち!のはず。
(値段設定が強気だけど理にかなってる・・・)

僕たちは、行きはスタンダードなコース(上図の右側)で頂上まで目指します!


2.頂上へ向け出発!

08時05分 Interlaken Ost→Lauterbrunnen 08時25分
08時30分 Lauterbrunnen→Kleine Scheidegg 09時08分
09時30分 Kleine Scheidegg→Jungfraujoch 10時11分


①ベルナーオーバーランド鉄道

インターラーケン オスト駅

まずは1本目のベルナーオーバーランド鉄道です。
12両編成(長い!!)で、半分がラウターブルンネン、もう半分がグリンデルワルト行きとなっております。特にこだわりがない人は空いている方に乗ることをオススメします。

途中のツヴァイリュッチネンでスムーズ過ぎる切り離しを行い、あっという間に終点のラウターブルンネンへ(たったの20分!)。


②ヴェンゲルンアルプ鉄道

ラウターブルンネン駅

ラウターブルンネン駅の同ホームで乗り換え、ここからはヴェンゲルンアルプ鉄道です。
ここから一気に勾配がキツくなります。

その勾配は250‰(意味不明)!
登山鉄道らしくなってきますね。

そしてこれより意味不明だったのは、なんと乗っている車両の50m先くらいを試運転車両がずっと走っているのです(路面電車のような状態)

信号場では当たり前のように2本の上り列車が下り列車とすれ違います。

「ど、どういうこと・・・?😕」

安全はどう保たれているのでしょうか?

呆気に取られていましたが、いつの間にか終点のクライネシャイデックに到着したようです(モヤモヤが消えません)。

クライネシャイデック駅
クライネシャイデック駅


③ユングフラウ鉄道

ここからは3本目のユングフラウ鉄道です。
40分ほどかけて3454mまで一気に駆け上がります。
心配していた体調は今のところ問題なし!😀

建物周辺がクライネシャイデック駅
ユングフラウ鉄道の車内

最初の一駅は雄大な景色が楽しめますが、その後はほぼトンネルです。
アイガーの山中を突き進んでいきます。

アイスメーア駅

終点の少し手前のアイスメーア駅では5分ほど停車時間が設けられており、展望台から氷河を楽しむことが出来ます。

アイスメーア駅から見える氷河


3.ユングフラウヨッホ駅

ユングフラウヨッホ駅

終点のユングフラウヨッホ駅に到着しました。
終着駅の写真は小さい頃からよく見ていたので、感慨深いものがあります。
「まさかこんな場所に来れるなんて〜っ!!!」

早速展望台へ登って景色を見てみると、こんな感じ!気持ちいい!
いま、3571mにいるということを実感することは難しいですが、高いところにいるのでしょう。

上の写真の右から1/3、下から1/3辺りに見える建物は、乗り換え場所となっているクライネシャイデック駅です。
確かに結構登ってきたようです。

反対側は氷河で覆われていて、ユングフラウ三山の一つであるユングフラウをはっきりと見ることが出来ます。

切り立った山!

駅と隣接している「トップ・オブ・ヨーロッパ」という建物には、整備された氷のミュージアムがあります。夏は外よりも寒く温度設定がされているので要注意!クソ寒い!


4.インターラーケンまで下山

十分楽しんだ&超寒いので、下山することにします。
帰りは途中のアイガーグレッチャーで下車し、アイガーエクスプレスに乗ってインターラーケンまで向かいたいと思います。

12時17分 Jungfraujoch→Eigergletscher 12時46分
アイガーエクスプレス(所要時間約15分)
13時22分 Grindelwald Terminal→Interlaken Ost 13時53分

アイガーエクスプレス

スキー場にある大きなゴンドラとほぼ同じです。景色は抜群!
あっという間に下山!

リンツのチョコレートは外せない!(どこにでも売っているがここで購入笑)
Grindelwald Terminal

あまり写真はないですが、無事にインターラーケンに到着しました。


5.チューリッヒへ移動&高山病でやられる

16時00分 Interlaken Ost→Zuerich Hb 17時58分

Nightjetが発車するチューリッヒに向けて、ここからは2時間ほど特急で移動します。

だが、出発して1時間後。異変が!

「・・・なんか気持ち悪いな。」

体調が急に悪くなりました。シンプルに吐きそう!

「下山して安心してたけど、時間経ってから高山病ってなるの!?」

と思い調べてみましたが、普通になるそうです。うそーん。

「まあでも、チューリッヒに着く頃には治ってるかなー」

チューリッヒ

なんて思っていたら、全く治らずチューリッヒに到着。吐きそう!!

仕方がないのでチューリッヒ駅前のベンチで、1時間半ほど休憩(長っ!)。

「まじごめん〜〜好きなことしててぇ〜」

仲間にも迷惑をかけました笑

Saffa-Insel

その後、時間を潰す&リフレッシュという目的で"Saffa-Insel"という人工島(普通列車と徒歩で20分ほど)に行ってみました。

ここは空気がキレイで落ち着きを取り戻すことが出来ました(カップル多数かつ地元民以外いないので場違いすぎる)

すっかり治った!と思っていたのですが、チューリッヒ駅に戻る電車に乗ろうとホームに移動したらまた急激な体調不良。今度こそ吐きそう!!!おえぇ!

何も食べておらず、胃液だけが逆流する感じになっていました。🤮

はあぁ〜キツイ!


①Nightjet(この旅3度目)

21時59分 Zuerich Hb→Amsterdam Centraal 09時58分

本日は3度目のNightjetオランダアムステルダムまで向かいます。
Nightjetに関する記事は以前に書いておりますのでぜひそちらもご覧ください。

早速乗車して、横になる!寝たい!

にしても高山病は厄介ですね。
気持ち悪い状態が何時間も続くとやっぱりうざい!

てか、よく考えたらたったの2時間で3000mも登るのは良くないです!
しかも人生でその高度まで行ったことがない人が!😇
アホォ〜体調壊すのは当然〜!

けどいい経験かも〜

なんて思っていたら、一瞬で就寝。

明日はベルギーブリュッセルに向かいます。では。

つづく。

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