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ちいさなしあわせのみつけかた。

30
日常のなかで、小さくて、かわいらしい、しあわせを、みつける、おまじないのような、コツのような、30個のレシピ。 シンプルな写真と短くてやさしいエッセイで。
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#写真

28ぷれぜんとしてみる

28ぷれぜんとしてみる

誰かがしあわせになったら、

小さなものでいいから、

小さなコトバでいいから、

プレゼントしてみる。

ひとのしあわせを、

よろこんでみると、

そのしあわせが

まるで自分自身の

しあわせのようで、嬉しくなる。

そうすることで

まわりが幸せになるたびに、

自分がしあわせになれる。

ひとのしあわせを

自分のしあわせとして

感じることができたら

だれかがしあわせになるたび、

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26なにもしないぜいたく

26なにもしないぜいたく

これもしなきゃ、

それもしなきゃ、

あれもしなきゃ、

どれもしなきゃ。

             

を、全部やめてみる。

23みみごこちのいいおと

23みみごこちのいいおと

耳から入ってくるものって、

心にとっても、すごく関係します。

聞こえてくる音や声が、

自分にとって好きなものであれば、

やっぱり幸せになれるはずです。

心地のよい音が、

聞こえてくる場所で、

耳をすませて。

19ひだりてでたべてみる

19ひだりてでたべてみる

ごはんをおいしく

たべる方法があって、

それはいつもと違う食べ方。

左手をつかって、

食べてみるということ。

右手をつかうと、

なんでも簡単にできてしまう。

だけど、左手だったら、

いつもできてたことが、

なかなか大変になるもの。

だから、いつもより、

時間がかかる分だけ、

食べられたときの喜びも

いつもよりも深くなるもの。

左手で食べることで、

いつもより丁寧になる

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16したをむいてあるく

16したをむいてあるく

上を向いて歩くと、

空がときどき眩しすぎるから、

下を向いて歩いてみる。

足元には、

きれいな水たまりや

かわいらしいお花や

いいかんじの小石や、

お気にいりの靴が見える。

手の届かない上よりも、

足が着いている下を見て、

大切なものを見直してみる。

上だけじゃなくて、

きっと下にだって、

すてきなものに囲まれながら

僕らは毎日を過ごしているのだから。

14ぜんぶけしてみる

14ぜんぶけしてみる

ぜんぶ捨てたら、

自分が残った。

いえ、

ぜんぶ捨てたら、

ふありが残った。

でも、

それさえあれば、

ふたりは完璧。

09ふたりでいっしょにいること

09ふたりでいっしょにいること

することをさがさなくても、

ふたりでいっしょにいるだけで、

それがしあわせだってことです。

すべてのしあわせの、

根っこにあるのは、

ふたりでいられることのはず。

そのひとと、あなたと、

出会ったこと、続いていること、

今があること、明日があること。

ふたりになれたからこそ、

ふたりであるからこそ、

そういうしあわせが、

授けられるわけですから。

ふたりでいっしょにいられ

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08すきなものをかんがえる

08すきなものをかんがえる

好きなもののことを

めいっぱい考えてみる。

映画でもいいし、

どこかの国でもいいし。

幸せじゃないときは、

好きじゃないもののことに

気を取られているときです。

あなたの大切な時間を

好きなもの以外に使うのは、

とってもとってもつらいもの。

正しいか、正しくないか、

で選ぼうとすることをやめて、

それを好きかどうかで選んで、

そしてその好きなもののために

大切な時間を使

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05たさずひかずでちょうどいい。

05たさずひかずでちょうどいい。

何かが足らないと思わず、

何かが余っているとも思わず。

あらゆるすべてのものは、

きっと、ちょうどいい。

自分にとって

ちょうどいいと感じているから

目の前にあらわれたり、

身の回りにおとずれたりする。

自分に合うもの、

自分に必要なもの、

自分にベストなもの。

そして、

いちばん自分らしい、自分なのです。

そういう

ちょうどいいもので、

あふれているから、

背伸び

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