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元気が出るまで一緒にいよう|日記(5/30-6/1)

5月30日(木)
昨晩早く寝たので、夫と同じ時間に起床。彼を見送った後、水越みさとさんの動画を観ながら朝食を食べる。みさとさんは絶対朝からこんな大きなチョコチップメロンパンを食べない。着替えた後は、PCで色々やることの整理。観たい映画をチェックしたり、父の日のギフトを調べたりする。学生時代、映画館に行くかカフェで本読むかしかしていなかったので、もう一度映画の趣味も復活させてたい気持ち。会社の書類などを書いた後は、スーパーとコンビニへ。お昼は新卒の時デスクでよく食べていたセブンの塩焼きそば。鬼滅の最新話とMIU404の三話を観る。可愛い顔してムキムキの炭治郎と、突然の岡崎体育の登場に笑う。昼過ぎ、日記を書くためにいつものベローチェへ。人生相談のコンテンツが好きなので、自分でも相談を募集してnoteで答えたり、いつか音声コンテンツもやってみたいなと思う。家に帰って先に夕飯の支度。フォローしている方のnoteを読んで興味を持った星野源のANNを聴きながら、和風ポテサラとチヂミを作る。ガッキーが源さんのラジオに出るのも、二人の穏やかなやりとりも最高に愛という感じがする。愛だけで悪が淘汰できたらいいのに。さらに誹謗中傷に対して、「妻のラジオ出演」というクリエイティブなアイデアで返すのもかっこいい。ラジオを聴いていたら、二品完成。夫が帰ってくるまでは日記を書いたり、分厚くて一向に進んでいなかった新潮6月号を読み進める。いつもより遅い時間に夫が帰宅。あまりにもおかわりしているから、逆に食べ過ぎを心配する。食後は二人で『Destiny』の最新話を観ることに。元々スキンシップの激しい夫ではあるけど、触るだけで何もないのがもどかしい。思いが顔に出ていたのか、「じゃあどうしたらいいの?」と言われ、少しピリピリした空気に。彼が疲れていてドラマを楽しみにしていたことを分かっていたから、切り替えてドラマを観る。その後も出来るだけ触れないように一人の時間を作るようにしていたら、彼が急に腹痛になった。代わりに洗い物などをこなす。眠る前には彼の腹痛も治り、まったり話す中で仲直りできた。

手作りチヂミと和風ポテサラ

5月31日(金)
6時間くらいしか眠れなかったから寝不足。雨が降っていたので、洗濯物を部屋干しする。今日もバスを乗り継いで出勤。いつも忙しい同い年の先輩が、今日はほとんど事務所にいるようで安心した。経理の仕事は月末月初が忙しいと聞いていたけど、朝のうちにやることが終わってしまった。これもポジティブに捉える。指示を待つ間は暇なので社内報を読む。お昼を食べた後は先輩の手伝いで屋内外の会社の倉庫で探し物。山の中にあるので屋外は一面木が生い茂っていて、川も流れている。道中先輩が足元を気遣ってくれたり、重いものを持ってくれたりしてありがたい。そのあとは本社の社員さんがやっている業務の手伝い。なかなか難しくて、理解しきれない部分があった。毎月やるうちに慣れていけたらいいなと思う。今日は上司も何人か事務所にいたので、時折雑談に混ざりながら仕事をこなした。途中「コーヒー飲む?」と聞かれたので、ここで嘘をつくと後がきついだろうと思い、正直に飲めないことを告げると「お子ちゃまだね〜」と言いながらも上司がカルピスを持ってきてくれた。仕事の終わり際、先輩に来ている服を褒められたり、休みの日に何をしているのか聞かれる。同い年だと話しやすい。今日は新しい業務もできたし、放課後にみんなでテスト勉強しながら残っている時のような空気感で仕事ができて、楽しかった。好きなことでなくても、賃金が発生している時間に「楽しい」と思えることが嬉しい。帰宅後、昨日買っておいた食材で柚子胡椒のやみつききゅうりとひき肉もやし丼(夫の好物)を作る。料理の最中はとなしばブルーか大久保さんのポッドキャストを聴くに限る。帰宅した夫と一緒に夜ご飯。やみつききゅうりが今週食べたものの中で一番簡単で美味しくできた。ありがとうDELISH KITCHEN。食事をしながら今日あったことを話す。なんとなく、先輩のことを話したら嫉妬してくれるかなと思って話してみると、「まぁ君は可愛いからね」と言ってくれた。これは日記にしか書けない感情だけど、自信のある好きな男が自信を無くす様子を、時々見たくなって嫉妬してほしくなってしまう。食後は夫が「今週忙しくて余裕がなくてごめんね」と言ってくれて、たくさん気持ちを言葉にしてくれた。金曜日の夜らしく、一緒に逃げ恥を観てゆっくり過ごす。彼はすっかり野木亜紀子さんの沼にハマっているようだ。

やみつききゅうりとひき肉もやし丼

6月1日(土)
休日。途中起きたけど二度寝できて良かった。今日は夫が法事に行く日なので、一人行動。彼はスーツを着ると学生に見えて可愛い。朝9時頃に家を出て歯医者に向かう。引っ越したので新しい病院に変えてみた。待ち時間に父の日のプレゼントを注文。父はいつも帽子を被っているので、パタゴニアの帽子をプレゼントすることにした。診察室に通され、歯のクリーニングをしてもらう。茶色い汚れを落としてもらえて安心していると、「先生を呼ぶのでお待ちください」と言われる。そういえばずっと画面に大きな虫歯の画像が写されていたが、これってもしかして私?と思っていると、案の定虫歯があることを告げられた(言われるまではヤバい症例の写真を参考として見せられているのかと、呑気に思っていた)。銀歯ではなく、穴を埋めるだけでいいとのことだったが、神経近くまで達しているのと噛み合わせの関係で一部歯を削らなくてはいけないらしく、今度は麻酔することになった。次回の予約をした後、スーパーで食材を買ってから帰宅。ニッスイの冷凍焼きおにぎりと昨日のきゅうりで軽食を済ませて掃除。掃除を終えると家を出る時間だったので、休む間も無く電車に飛び乗る。夫と暮らしてから「ダラダラするより動いている方が楽」という思考になりつつある。駅に着いた後は映画館へ向かう。TOHOで観賞ポイントが貯まっていたので、石原さとみの『ミッシング』を観に来た。映画館がやたらと混んでいるなと思ったら、どうやらウマ娘の映画が上映しているらしい。ウマ娘オタクとカップルで賑わう中一人で売店の列に並んでいると、TOHOの社員さんが話しかけてくれて、空いている列を案内してくれた。優しい。劇場に入ると案の定人がたくさんいて怯んでしまう。慌てていたら、座ろうとした拍子に盛大にポップコーンを落としてしまった。道を阻むほどのポップコーン。隣の人が「大丈夫ですか?」と心配してくれた。迷惑になってしまうのでスタッフさんを呼んで、掃除してもらう。夫がいないとダメダメである。映画自体は娘がいなくなってしまった母親を描いた、とてもシリアスな内容だった。噂には聴いていたが、乗り移っているのかと思うほどの石原さとみの演技の迫力に圧倒される。人の精神が崩れていく様子や、報道の汚い側面を忠実に映し出していて考えさせられるものがある。電車に揺られて遥々観に来て良かった。映画館を出て、ニトリでスラックスハンガーを買ってから帰る。ニトリの店員さんも優しく、接客業の人たちの優しさに触れた一日だった。電車に揺られていると、結婚式や法事帰りの人が目立つ。夫もそろそろ帰る頃かなと思いながら家に着く。今夜はオードリーのANNを聴きながら鮭のタルタルソースとサラダを準備。夫は19時前に帰宅と、思っていたより少し遅めになるとのことだったので、メガ割中のQoo10でコスメを注文するなどして待つ。帰ってきた夫は顔がとても疲れていて「大変だった。親戚の集まりはやっぱり合わない。」と溢す。お腹も空いていないようだったので、夕飯は全部ラップをかける。「夕飯は後でいいし、話したいタイミングで話せばいいよ」と言ってそっとしておくと、夫が駆け寄ってきた。どうやら法事後の食事会でみんな個々で盛り上がっていた中、夫はほとんど喋らなかったらしい。仕事をしている人も学生の子も、みんな自分がいかに凄いかを熱心に話していたようだ。なるほど、夫はそういう話が嫌いだろうなと合点する。不安定な気候、なかなか運ばれてこないコース料理、気の合わない人たち、意味のない時間。彼の話からその時の様子が目に浮かぶ。「人と会う度に違うなと感じるのは辛いかもしれないけど、もし今のあなたじゃなかったら本を読むことも好きに慣れなかったと思う。何より私たちは一番合う人間に出会ってしまったから、他が合わないと感じるのはしょうがないのかもしれない。」と話した。すると彼は「すごい好き」と言って甘えてきてくれた。大丈夫だよと頭を撫でる。いつもと逆である。「帰ってきて元気なくてごめんね」と彼は言うけれど、家の中で気を使っていたら苦しいよと思う。元気が出るまで一緒にいよう。

鮭のタルタルソース定食

〈金曜日に作ったおすすめレシピ〉

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