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本50冊までの道のり

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2022年中に50冊以上本を読んで、読書記録していきまーす📚 (2023年に突入)
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#読書日記

読書記録23📚「殺し屋、やってます。」石持浅海

読書記録23📚「殺し屋、やってます。」石持浅海

<あらすじ>
安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。

コンサルティング会社を営む男、富澤允。
彼には裏の仕事があった。
650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」だ。

依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。
引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。
ビジネスライクに「仕事」をこなす富澤だが、
標的が奇妙な行動が、どうにも気になる。

なぜこの女性は、深夜に公園で水筒の中身

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読書記録18📚「寄る年波には平泳ぎ」群ようこ

読書記録18📚「寄る年波には平泳ぎ」群ようこ

<内容紹介>
「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」の習慣で物減らしに挑戦、年をとり頑固になったネコを「できるだけ、がんばれ」と激励、ネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。‥‥長く生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。人生の視界が広くなるエッセイ。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️
実家に置いてあったから帰省したつい

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読書記録14📚「ユートピア」湊かなえ

読書記録14📚「ユートピア」湊かなえ

<あらすじ>
太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々だったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始め――。緊迫の心理ミステリー。

<レビュー>
⭐️

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本4. ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

本4. ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

<あらすじ>
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこばれる感動のリアルストーリー。

<作者>ブレイディ

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本2.暗幕のゲルニカ

本2.暗幕のゲルニカ

<作者>
原田マハ

<あらすじ>
ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ一八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒涛のアートサスペンス!

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