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353.挑戦の一歩を踏み出すとき、我々は何を信じているのか

ここ最近、アウトプットする機会が非常に増えてきました。

本の感想や日記などの類のアウトプットもありますが、最近よく発信しているのは自分自身についてです。

一体自分は何をやっていて、その先には何があって、僕自身はどうなろうとしていて、周りに誰がいて、何がそこまで掻き立てるのか……などなど、僕自身に関することをひたすらに熱く、想うがままに、自分を信じてアウトプットしているのです。

人は感情の生き物ですから、理屈では動きません。
厳密には腑に落ちたから動き出すのではないのですが、どうしても理由や意味を知りたがる。

当然のことです。

訳のわからないものに踏み出せるほど、人は、というより生物は楽観的に進化してきていません。

ただ、全てがわかったから走り出すという姿勢ばかりだと、世界はあまりに広く想像も理解もできない部分が多すぎるので、つまるところ人生が足りない。
すべてを理解できっこないのに、目的が理解することにすり替わった途端、踏み出す足は堂々巡りをして時間だけがいつの間にか進んでしまっているのです。

そんな時期も、僕にもありました。

二年前にはこんな記事を書いています。

本当のチャレンジはきっと、どうせ理解できないし感情も追いつかないような、そんな気がします。

だからこそ。
だからこそ、やる価値があるんです。

とはいっても、何も知らないわけにはいきませんから、踏み出す際に知るべきこと、踏み出した先がイメージできることは、ある程度はどんなチャレンジにも必要です。

知る努力をすること。
イメージをつけていく努力をすること。
腑に落ちることは永遠にないので、腑に落とす努力をし続けること。

僕は未知の世界に足を踏み出しながら、そのようにしてきました。

しかし誰しも踏み出した一歩目の瞬間はあるはず。

全部理解したわけでも、全てがクリアになったから走り出したわけでもありません。

では、我々は何かに挑戦する際、一体何を信じて行動に移しているのでしょうか?

◆挑戦の先の未来

例えば、未来を信じるパターン。

何かに取り組む。そうすると自分はこうなれる可能性がある。
チャレンジの先にこういう未来が待っている。

そのためには、今からやることが明確か不明確かよりも、その先がつながって見えているかの方が大事。

だからこそ、挑戦できる。踏み出せる。

今と未来が結びついているかという観点も、チャレンジの前段階においては大切ですね。

◆取り組む事柄

こういったことに取り組むことを信じているケースもあります。

結果が出るかは正直わからないけれど、何かその挑戦に伴って取り組んでいくことに将来性を感じたり、シンプルに楽しかったり。

そんな「やること」自体に信頼を置いて進める原動力になるときもあると思います。

◆人

人を信じるケース。
この人がやっていることならよくわからなくても間違いない、と信じて進み出すパターンです。

往々にして、後ほど合致して何のためにやっていたのかが理解できるようになるのですが、ただ人を信じて進み出せる人もいます。

イチロー選手を師と仰ぐのなら、一見バッティングが向上するかどうかわからないような練習方法でも、きっと何か意味があるとやってのけてみるでしょう。

それと似ています。

つまるところ、信じられる側の人の魅力や人間力、結果です。

この人に騙されたのなら、もう自分が悪い、と思えるような素敵な信頼関係を築き上げられたら、人間関係においてはとても幸せなことでしょう。

◆自分自身

これが最強かもしれません。
この道を選んだ自分を信じて進む。

ない道は開拓する。
何なのかわからないから、不安だから、どうなるかわからないから、やる。

やるという選択をし続ける。

保証は自分自身。
何かや誰かに求めることなく、進む自分自身が保証となること。

そんな生き方ができたら格好いいですよね。
僕も自分が保証になるぐらい、自分自身に対して確信を積み重ねていきたいものです。

挑戦するにあたって、これら上記以外にも信じること、何も信じてないけど走り出せる人、いろんな方がいらっしゃるでしょう。

せっかく一念発起して挑戦するのであれば、自分の原動力が何なのか、何を信じて動き出していて、何を信じたいと思っているのか、一度心の声に耳を傾けてもいいかもしれません。

同じことをやっていても、人によって挑戦の角度はそれぞれ。

たくさんの人と挑戦し続けたいし、一歩目を踏み出すその場に居合わせたい。

挑戦に寄り添える人になりたいなと、書きながら感じました。

明日も朝から、これからのチャレンジを共にし、僕は徹底的に第一歩目の感覚に寄り添い、熱い仲間とバディシップを組める機会を創りました。

僕はそうやって、人生を拡張させていくのです。

それが僕の終わりなき挑戦。

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