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【詩】認めてほしいだけ

少数派の指先
選ぶものは小さいもの
選択されていく
逆流の声

欲しいのは大きいものでなく
ただ愛おしい集めた木の葉

違和感は破り捨てられ
焼却炉に入れられる

ただここにいると
言いたいだけなのに


硝子の欠片で切った指先
ブルーの液体が落ちる
そんなデマは流さないで

何も違いはない
皆と流れる液体の色は
間違いなく一緒


ただ黙って拳を握って
誰かの振りをする


誰かを好きになる
誰かを守る
誰かと別れる


違和感は相変わらず
残ったまま



分かってもらえない
顔を上に向けた姿
分かって欲しい
赤と青の紙の違い


愛しあうのに
ピンクやパープルを
選ぶのは
間違っているなんて
決まりはない


ダブルレインボーを見るように
受け入れて


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