【詩】傷口
君の気持ちを救ってあげる
君のための精いっぱいの思いを
君だけのために
僕ができるのはそれくらい
僕が辛いときに救ってくれたのは
君だから
君はいつだって素敵な人だ
君の地獄は僕がもらってあげる
僕にはそんな力はないけど
そばにいてあげるよ
僕の不幸な話を一緒に話そう
君の不幸話と一緒にして
いなくなるは僕の口癖
だって今でもこうして生きているから
僕はいつだって気がふれて
大声でいなくなるって言う
心配をかけて藁を投げてくれる人がいると
餌食にしてしまうんだ
そして僕にはどんな人が餌食になるか
嗅覚がしっかり備わっている
いつからだろうか
もうこんなことずっと繰り返している
一緒に不幸な話をしよう
舐めあっても消えない
傷口の話をしよう
でもいつだって傷口はそのまま
傷口は舐めあうものじゃない
癒すものだ
本当はわかっているのに
書き手としてサポートしていただくと励みになります。サポートしたいと言う優しい方々、心の広い方々よろしくお願いします🎵