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いう通りにしてきた子らへ...根気よくアプローチ😊でも無理強いは✖!待つ!!

みなさんこんにちは。E×Wのとらです。今日は前回の続き、言うとおりにがんばって部活動を一生懸命してきたんだけど…という学生さんのお話+そのあとどうアプローチしたのか?の話をします。

目次

1)誤解しないでほしいので、ひとまずご説明を😊
2)いう通りにしてきました…タイプ②の学生事例   
3)で、2)の子たちへどうアプローチ?


1)誤解しないでほしいのでひとまずご説明を😊

 最初にお伝えしたいのは…(誤解されると悲しいので😢)

…スポーツを頑張ることがダメ、スポーツで大学にはいっちゃだめよ、といっているんじゃないんですね…。今回、推薦で入ってきた子の説明をしますが…いろんなタイプの子がもちろんいます。

…私 とらだって、スポーツの競技成績が進学に反映したことは、おそらく間違いないんです。…むか―しむかーしのシステム…にのっかって、進学をきめちゃったひとり。だから、これを全否定するきもちはありません。

ただね…
12年間位関わっててかんじたんですが。
3タイプ位に大きくわかれちゃうんです。はい…。スポーツがんばってきたよ、の子たちの傾向です。


①自分たちで練習メニューも考え、自分たちの力で地域の大会を勝ち上がった、監督は助言程度で「自律性・自立性・能力感」がある程度高いタイプ
②いわれたとーーーりの、いわば監督の「マシン」のように動いてきてしまったタイプ。その環境内では頑張れるが、一歩はずれると厳しい。
③①ほどできないけど、②のようにマシンにはなってない。でもなんとなく中途な感じで、、、メンバーがつよかったからそれにおんぶにだっこで競技成績自体は悪くないから…小論勉強して幸運にも入れちゃったタイプ。

…①の子たちは、入ってきてからも、みんなの模範になるような行動や言動をはなってくれます。こちらが驚くほどです。だから、相談があるときくらいは関わりますが…ほどよく「限界」も知っているので、無理をしすぎません。体もコンディションも心も大事にできるタイプです。自己分析が既に高校3年生でできている。あとはほんとに、様々な体験値を増やすだけかなーって。

…今回お話したいのは、②の子たちです(実は③もまずいなーって思ってます。…進路決定の時…実は一番まずいのは③かなっと)。ただ、今回②の子たちがやっぱり「大変…」だったので、お話をします。

2)いう通りにしてきました…タイプ②の学生事例 

自分で考えて動いてこなかった=自分で何iも決めないで監督のいうとおおおおおおりにしてきた…そういう子が半分以上😿

前回のおはなしです@7月4日

…これがスポーツ推薦やスポーツだけをとにかくがんばってきちゃった子の中のコメントです。こういうところの監督は「絶対的存在」。いまどき、そんな学校あるの?といわれそうですが…はい、まだまだあるんです。
…これはちょっとだけの経験値ではなく、ずいぶん長年にわたって、女子の運動系部活動の健康調査をしていて、12年間かわらない実態があったからです。ここはデータが明らかです。今度ご紹介します。

で…
絶対的存在の中で、「いうとおりに」してきたんです。かれらは。そうすると、どうなりますか?


・指示待ちONLY
・自分の意見を押し殺す=自分のほんとの声を見失う
・自分がなぜこの競技をやってるのか?・・・わからなくなる
・教わった通りに次の世代に教えてしまう・・・可能性が高い
・圧力と怒りと罵声で生徒は言い聞かせられる、!!と学習
・権力の行使を、教員になったときにしがち…

…社会人になる前に、このタイプへなんらかのはたらきかけをしないと…

まずい

…のです。次のぎせいしゃがでる。

・自分から企画を一つもあげられない、
・言う通りにだけしか動かない、
・ほぼ指示待ち人間になる、
・怒られることを極度に恐れるので、何も発言をしない
・生きること自体に消極的になる・・・ 

…社会人になったとき。上記のようでは…大変です。
・・・高校の実績謳歌のためだけに、「コマ」として使われてしまった彼らは…大学進学という実績もプラスで残して、、、、ほんとに高校へつくしてつくして…さようなら、に・・・彼らの共通内容として…

・新しいものを生み出す=卒論での研究計画がかけない
・一から何かを記載するのが苦手=卒論研究;できない
・「どうしたらいいですか?」とすぐに指示をほしがる
・顔色をやたらと窺う…

 こうなると、ほんとにね。大変。(-_-;) 

教育!必要!!!!!

ですね…色々なことを伝えてきましたが、まずは

「あのひと」「あの先生」の期待を満たすためだけに人生いきていっちゃいかんよ、を何度も根気よく伝えた…

のでした。そして…3)へ

3)で、2)の子たちへどうアプローチ?


…ゼミでかかわった子の中にこういうタイプの子たちと何人も出会ってきました。彼らにまずは自己分析を半年くらいかけつつ、徹底的にむきあってもらいます。

・今一番何が欲しい?何したい?
・今、この瞬間すぐに思い出す好きなものって?
・逆に何が嫌い?
・本音で!何を後悔している?
・過去に一番許せなかったことって何?
・今一番取り組みたいことは?
・誰と一緒にいると楽しい?
・何なら許せる?許せない?
・今一番話をして「怖い人」「うれしいひと」「毎日会いたくなる人」は?


…自分自身のことはわかっているようで、わからない…何しろいいなり、の人生が長かったから…。そして、こういう問いかけを一切排除されて生きてきちゃった…

…学校の威信(なんだかなーですが)のために…だから、少しずつ少しずつ掘り下げていく。時間かかる子は1年かかりますよ。でも

根気強く

やるんです。そうするとね…

だんだん自分の声、自決の心、を大事にする

ようになっていくんですね…


ほんとにこれは大変なんですが、

ずーーーーっとやり続ける

んです。ようやく本音を言うのが卒業間際だったりすることも…でもいいんです。「だしてくれたら万歳☆」それくらいの心で 

しっかり待つ


・・・ほんと、大変、教育って(笑)!。でもそれをすっとばしちゃーいかんのです、はい・・・。向き合い、徹底的に支える・・・。そこがほんとの教育じゃないでしょうか?あ、×福祉、だった・・・😊

御一読ありがとうございました!_(._.)_



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