はるしゅん

自閉症のある長男と定型発達の次男がいるワーキングマザーです。自閉症の息子の成長日記を不…

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自閉症のある長男と定型発達の次男がいるワーキングマザーです。自閉症の息子の成長日記を不定期に投稿していきます。

最近の記事

我が家の日常⑤ー人にやさしく

こんにちは。 我が家の知的障がい+自閉症児のはるくんですが、他の人とコミュニケーションは取りずらいし、自分の思い通りに行かなかったりルーティンから外れたりするとパニックになって暴れたり地面に寝転んだりしてしまうのですが、彼も他の子供と同じく「優しい一面」も持っています。 こないだ放課後等デイから帰宅した時のこと。 本日の様子を帰りにちょこっと聞くのですが、その時に 『はるくん、優しいですよね。足が不自由なお友達がいるのですが、はるくんその子と関わりたくて、はるくん1人だけ

    • 我が家の日常④ー24時間テレビのドラマの影響ー

      こんにちは。 毎週土曜日、はるくんにはルーティンがあります。(平日も『特別支援学校→放課後等デイ』のルーティンがありますが) 土曜日は、 10時ごろ しゅんくんの児童発達支援に到着(母子分離なので事業所に預けます。はるくんは車内でiPadを見てます) ↓ いつも停めている駐車場に車を停める ↓ コンビニでコーラを買って飲む お菓子屋さんでお菓子を買う ↓ 11時 放課後等デイに行く 11時45分終了 しゅんくんもピックアップして家路に着く こんな感じなのですが、今日はパ

      • 我が家の日常③ーペーパーブーム

        こんにちは。 今回は『ペーパーブーム』について書いていこうと思います。 前回はこれです↓ これまでに癇癪やなんやらで色々と壊れたものがありましたが、 そういえば、壊れることはないにしても、他にもあったな…と思い出したものがありまして… それが、『ティッシュペーパー、箱に入ってるもの全部出す』ことでした。 小さい時は、某やりたい放題のおもちゃでもあった気がしますが、色々なものに興味が湧くからあるある…なんでしょうが、 はるくんの場合、保育園卒園する頃までは、近くにティ

        • 我が家の日常②ー癇癪やらなんやらで壊れたもの…

          こんにちは。 今回は、我が家の日常である、はるくんの癇癪に関してと、壊されてしまった色々なものたちについて書いていこうと思います。 はるくんの癇癪 療育手帳A判定であり、自閉症のはるくんですが、癇癪がとてもひどく、手に負えないことがあります。 その原因は様々です。(原因がわからないこともあります。) 例えば、気圧の変化(台風が来るときなど)で気分が極端に上がったり下がったりしたり、自分の好きなディズニーの動画がうまく見れない、wifiがうまく繋がらなくてイライラして大暴

        我が家の日常⑤ー人にやさしく

          我が家の日常①ー家族全滅!?我が家の『感染』…(ちょっと昔話)

          こんにちは。 今日はタイトルにもしたコロナに家族全員感染した時の話をしたいと思います。 すみません、なんの参考にもならないですが… (むしろ、参考にされないでいただきたい…危険ですから…) 簡単に言うと、『大変だった』 ただそれだけです笑 1年半前の2月、保育園で感染者が出て、はるくんのクラスは臨時休園対象クラスになり、クラス全員が病院で検査することになりました。 検査をした時はなんともなかったような気がします。 しかし、検査の翌日、日曜日。 はるくんお熱が… 日

          我が家の日常①ー家族全滅!?我が家の『感染』…(ちょっと昔話)

          インクルーシブは必要?

          こんにちは。 今日は『インクルーシブ』について、書いて行こうと思います。 (長文になってしまいました。すみません。また、批判もあるかもしれませんが、あくまでも私個人の意見です。押し付けになるのもダメだとも思っています。) 私は、インクルーシブはある一部分においては必要なのではないかと感じています。その内容と理由に関して、今日はお話しします。 そもそもインクルーシブとは何かですが、 要するに「障がいがあってもなくても、みんなが同じ社会で排除させることなく共生していく」とい

          インクルーシブは必要?

          困ったこと:児童発達支援や放課後等児童デイの受給者証取得〜利用開始まで

          こんにちは。 今日は標題のことに関して書いていきたいと思います。 これ、一番最初に困ったことなんですよね… 今回は、長文になってしまいますが、私の経験を通して、受給者証の取得〜利用開始までの流れを説明したいと思います。 参考になれば幸いです。 ①児童発達支援や放課後等児童デイ先を決める まず、どこで療育を受けるか、放課後過ごすかなどを決める必要があります。 探し方は、 ・市役所の子育て支援課や子ども支援課などで市内在住の子が通っている療育先一覧を頂く ・ネットで探す

          困ったこと:児童発達支援や放課後等児童デイの受給者証取得〜利用開始まで

          自閉症はるくんの成長ー言葉が出てきた!!

          こんにちは。 最近の出来事ですが、我が家のはるくん、言葉が徐々に増えてきてます。 とある日曜日… 朝ごはんをみんなが食べ終わって、休憩中(ごろごろ中苦笑)のママ… なかなか2階に上がってこないのに痺れを切らしたはるくんは、2階から降りてきて、 『ママ!2階、いこ!』 と私の手を引っ張りました。 私『まだ片付け終わってないから2階には行けないんだよ…』 とはるくんに伝えると、 はるくん『ごちそうさまでした』(お片付けするよ!!) 食器をシンクの前のカウンターの上に載せはじ

          自閉症はるくんの成長ー言葉が出てきた!!

          療育の話④

          こんにちは。 前回のお話はこちらです。 前回出てきた療育は現在でも通っています。(児童発達支援の時と同様、週1回) それ以外に、放課後の預け先も探さなければなりません。 『放課後等児童デイ』には、障がいのある児童・生徒の放課後の居場所づくりの側面もあるので、ただ単に療育を行なってもらうだけの場所ではありません。個人的に(これが正しいのかは分かりませんが)『障がい児童・生徒のための学童』のようなイメージもあると思っています。 我が家は以前の投稿でもお話しした様に、夫婦共働き

          療育の話③

          こんにちは。 以前のこの話の続きです。 契約解除する少し前、もう一つ児童発達支援の体験&契約をしました。そこがよかったのは、 ・今日の予定をホワイトボードに書いたり、絵カードで提示している ・『マカトン』という手話に似たコミュニケーション方法を、療育の始めと終わりに取り入れている (マカトンとは↓) ・子供の興味関心を広げられるように、療育内容を考えてくれる そして何より ・子供に無理強いしない(強制終了したりしない) というところです。 自閉症の子供達は、一般的に

          はるくんの脱走予防策!

          こんにちは。前回はこちら☟ ということで、急遽対応策を考えなくてはいけなくなりました… 対応策といっても、私は知識がなく…パパととりあえず近所のホームセンターに対策グッズがあるか探しに行きました。 …ありませんでした。 基本、『自閉症の子の徘徊防止』のグッズというのは、当たり前かもしれませんが、売っておらず、売っているのは『認知症の方の徘徊防止」用グッズでした。1万円ほど購入したと思います。 が、どれも付けられず(サムターン周りのサイズを測っていかなかったり、玄関ドアが

          はるくんの脱走予防策!

          自閉症はるくん、お家を脱走するの巻

          療育の話が続きましたが、今回は約2ヶ月前の出来事を書いてみます。 6月のある土曜日、13時ごろ、はるくんはお靴をはいて、自分の大事なiPadを片手に、一人でお家から出て行きました。音を立てずに… その日は午前中、はるくんの通っている特別支援学校で授業参観があり、終わって帰宅した後、この日は2階階段上のベビーゲートを閉めず(はるくんはこれを登って降りることができるのですが、閉めていれば音がしたから気づいたかもしれません。私のミスです…)いつものように2階ではるくんは遊び、次

          自閉症はるくん、お家を脱走するの巻

          療育の話②

          こんにちは。 前回の話の続きです。 我が家は共働きなので、土日でも通えるところ、できれば作業療法士や言語聴覚士といった資格を持った方がいるところを探し、療育先を決めました。 数回通いました。この療育施設は『感覚統合』を行なっているところでした。 感覚統合とは この施設では、トランポリンを使ったり、いろいろな道具(指先の感覚を発達させるためにビー玉をアンパンマンのお口に見立てたちょっと小さい穴に指で押し込ませるような道具など)を使って、感覚統合を行なっていました。 運動

          療育の話①

          こんにちは。久しぶりの更新です。 今回は、はるが通っていた療育のお話です。最後まで読んでいただけると嬉しいです。 市の相談後、小児医療センターを予約(かかるには紹介状が必要、受診するまでに結構時間がかかります)し、受診しました。 市の保健センターでの相談の際も同様なことを言われましたが、『はるくんには療育が必要です。』とお医者さんからもお話がありました。 療育とは 療育とは、『治療』の『療』と『教育』の『育』をとった言葉で、対象児の発達度合いに沿った教育指導を通して、

          療育の話①

          自閉症ーharuくんの成長日記#2

          haruくんが生まれて初めて保育園に入園してから約1ヶ月後… 私の仕事終了後、息子を連れて市役所の子ども課の職員さんから言われた場所に行きました。haruくんはその部屋にあったおもちゃで遊び、その様子を見ながら、職員さん、心理士さんから今までの生育歴を聞かれ、答えました。 すると、 「療育に通った方がいいですね」 「あと発達を見てくれる病院にも行ったほうがいいです」 この2点をアドバイスされました。 まず一つ目の療育。 これは正確には「児童発達支援」と呼ばれているもので

          自閉症ーharuくんの成長日記#2

          自閉症ーharuくんの成長日記#1

          今から約6年半前、私の息子haruは生まれました。 身長も体重も標準的な男の子…何の変哲もない、普通の子… そう信じていたんです。 しかし、大きくなるにつれて、「この子は他の子とは何か違う…」そう気付かされていきました。言葉はいつまで経っても「あー」や「うー」のような喃語のようなものしか出ない…ご飯を食べる時はいつまで経っても手づかみで、スプーンやフォークを渡してそれで食べるように促してもやっぱり手づかみで食べてしまう。「他の子どもと比べるのは良くないよ」とは言うものの、「な

          自閉症ーharuくんの成長日記#1