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療育の話③

こんにちは。
以前のこの話の続きです。

契約解除する少し前、もう一つ児童発達支援の体験&契約をしました。そこがよかったのは、

・今日の予定をホワイトボードに書いたり、絵カードで提示している
・『マカトン』という手話に似たコミュニケーション方法を、療育の始めと終わりに取り入れている
(マカトンとは↓)

・子供の興味関心を広げられるように、療育内容を考えてくれる

そして何より
・子供に無理強いしない(強制終了したりしない)
というところです。


自閉症の子供達は、一般的に、見通しが立たないと混乱してしまうことが多いです。
そのため、今日何をやるのかを、絵カードや文字を使って前もって提示しておくことが、物事をスムーズに進行させるためには非常に重要なことになります。

また、この児童発達支援では、絵カードを使ったコミュニケーションも取り入れていました。(ただ週に1回しか通っていなかったので、なかなか習得はしていません、、、)
当たり前ですが、療育のみならず、普段の生活にも療育の要素を取り入れる必要があるわけです。

はるくんは、平日は保育園に通い、土曜日は療育にいき…と忙しい未就学児だったかもしれません。ただ、これがもしかしたら彼には合っていたのかなと、今では思います。

保育園の先生方の支援、児童発達支援の先生方の支援により、はるくんは小学校入学前に、なぞる形ではありますが、文字を書けるようになりました。
返事をすることができるようになりました。
昼間にパンツで過ごせるようになりました。
少しだけ、しかも単語レベルではありますが、言葉が出るようになりました。(みかん、りんごなど)
保育園の卒園式では、他の園児と同様に、自分の足で歩いて園長先生の元まで行き、お辞儀をし、保育証書をもらうことができました。
他の子たちと比べて(比べるのはあまり良くはありませんが)小さい小さい成長です。でも、その成長は私やパパにとってとてつもなく嬉しい物でした。

今は特別支援学校 小学部2年生で、他の放課後等児童デイと併用で、こちらの児童発達支援に併設されている放課後等児童デイにも通っています。

併用している放課後等児童デイの話はまた次回お話しさせていただきます。

読んでいただき、ありがとうございました😊

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