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療育の話②

こんにちは。
前回の話の続きです。

我が家は共働きなので、土日でも通えるところ、できれば作業療法士や言語聴覚士といった資格を持った方がいるところを探し、療育先を決めました。

数回通いました。この療育施設は『感覚統合』を行なっているところでした。

感覚統合とは

感覚統合とは、複数の感覚を整理したりまとめたりする脳の機能のことです。

LITALICO発達ナビより引用
https://h-navi.jp/column/article/35025964 

この施設では、トランポリンを使ったり、いろいろな道具(指先の感覚を発達させるためにビー玉をアンパンマンのお口に見立てたちょっと小さい穴に指で押し込ませるような道具など)を使って、感覚統合を行なっていました。
運動や指先に刺激を与えて、発達を促していくことは、自閉症の子供にとってはとても大切なことなのだそうです。(感情面を整えるためには特に)

先生によっては、良かったのですが、
とある先生は息子と合わなかったようです。
ある日の夕方…私もパパも仕事があるので、土日の夜遅くしか通うことができず、その日も17時から45分間の療育を受けにその施設に行きました。(この療育先は自宅から少し離れたところにありました)
午後5時、療育開始。
その先生は、どこでも売っていそうな知育おもちゃ(特にアンパンマン)を使って、療育を行なっていくスタイルでした。いつも通り療育を行なっていると、突然『はい、おしまい!』とおもちゃを息子から取り上げました。自閉症の子供は、その子によって違いはありますが、見通しが立たないと混乱する傾向にあります。息子は突然おもちゃを取り上げられたことによって混乱し(大泣き、暴れ)、療育を行うことが困難になりました。
その様子をじーっと見ていた先生…少し時間が経ち、おもちゃを全て片付け始めます。そして、しばらくして、『今日は混乱しているので、これで終わりにしましょう。夜風でも当たってきてください。』と話されました…

すみません、私個人的な感想ですが、
これはあまりにもないんじゃないかと…
自閉症の子供の特徴を理解しての行動なのか疑問に感じ、その旨、後日メールをしたのですが、『あなたの行なっていることは名誉毀損です、場合によっては訴えます』(随分と前のことなので、正確な文面はうる覚えです、すみません)のような内容のメールが返ってきました。

その後、最後に1回だけ、その施設でよく見てくれた作業療法士の方の療育を受けて、その施設との契約を解除しました。

そして、次に今でも通っている施設と契約し、療育を受けることになります。

次へ続く…


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