療育の話①

こんにちは。久しぶりの更新です。

今回は、はるが通っていた療育のお話です。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

市の相談後、小児医療センターを予約(かかるには紹介状が必要、受診するまでに結構時間がかかります)し、受診しました。
市の保健センターでの相談の際も同様なことを言われましたが、『はるくんには療育が必要です。』とお医者さんからもお話がありました。

療育とは

療育とは、『治療』の『療』と『教育』の『育』をとった言葉で、対象児の発達度合いに沿った教育指導を通して、対象児童の生活上の困難の改善を図っていくものです。
現在、未就学児童に対しては『児童発達支援(略して”児発”)』、就学後(小学生から高校生まで)は『放課後等児童デイ(略して”放デイ”)』でこの療育というのは行われています。

最初、この『療育』という言葉を聞いた時、『平日に親も付き添いで行くもの』と思っていましたが、今は民間の児童発達支援や放課後等児童デイもあるので、親が仕事を辞めなくても、子供を通わせることができます。(場所によっては、保育園まで送迎してくれる児発もあります)
また、児童発達支援のタイプも様々で、集団での活動を通して、生活改善に繋げる『集団療育』と個々の問題を一対一の療育を通して改善を促していく『個別療育』があり、はるくんの場合は、最終的に『個別療育』をしてくれるところに頼むことにしました。(集団療育もいいなとは思ったのですが、保育園で過ごしていることとほとんど変わらない活動かなと個人的に感じたため、個別の方が手厚く指導してもらえ、より生活改善を促しやすいのではと個別療育を選びました)

さて、療育先なのですが、保育園や幼稚園探し同様、自分で探して見つける必要があります。(市役所で市内の子どもたちが通っている療育先一覧はもらえますが、基本的に児発か放デイか、住所と電話番号、送迎があるか否かぐらいしか書いてませんし、それ以外の療育先も市内外に存在しますので、結局のところネットを使って自分で見つける必要があります)
ネットで探して、資格を持った(作業療法士や言語聴覚士など)方が指導してくださるところを見つけました。

しかし、資格を持っているからといって、良いわけではないと感じました。
資格を持っていても、その障害の特性、その子が暮らしていく中でどういった問題があるのか、改善するための考えられる最適な療育の手立ては何かといった適切な専門的な知識を持った方でなければ、子供にとって最適な療育を受けることができません。
私が見つけたところは、指導してくださる方によっては、自閉症の子を混乱させ、その状態で療育を終わらせる、そういう施設でした。(もちろん、適切な療育を行なってくださる方もいらっしゃいました)

次へ続く…

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