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子を持ちながら働く人にも薦めたい こんまりメソッド働き方版「Joy at Work」

 “こんまり”こと近藤麻理恵さんの新刊「Joy at Work」は、物理的な仕事場の片付けだけでなく、データや時間、人脈から、働き方自体まで、広く深く書かれているものでした。
 こんまり信者ではない私でもすんなり読めて、よし明日から片付けを始めよう!と、うずうずし始めちゃいました。

「ときめき」への違和感は…

 友人に紹介してもらうまでは、正直なところこんまり信者じゃないしなあ…と思っていた私。ところが、「ときめき」という言葉がしっくりこない場合は別の言葉の置き換えでOKとの解説までしっかり載っていました。例えば「ワクワクする」「儲かる」など、自分の価値観にフィットする言葉にしちゃえばいいそうです。
 また、「ときめくものを選ぶ」≠「捨てるものを選ぶ」ということもハッとさせられました。「不要なものを捨てる」というネガティブな取り組みではなく、「ときめくものを残す」というポジティブなことにフォーカスして選ぶことで、片付け自体が楽しめたり、その後に得られる結果が変わってくるとのことでした。

自分と向き合うことの大切さ

 どんな分野でも、「ときめくものを選ぼう」と思うと、自分自身の価値観や状況と向き合う良い機会なります。実際読んだ直後から片付けを始めた私も、これはどうする?と悩むものが度々あり、きっとこれを繰り返していくことで大切にしたいことや求めていることが明確になっていきそうだなと感じています。
 また、今取り組んでいることにときめかないときには、これは「過去の自分が選んだ道だ」ということを思い出し、改めて自分に問いかけると良いというのも胸に刺さりました。
 さらに、目の前の片付けから一歩進むと、働き方自体も自分と向き合い見直していけるようです。
定期的に理想の働き方を考える時間を取り、
理想を踏まえた上で日々の優先順位を明確化、
③実際に取り組んだ後には振り返りを行い、
④理想と現実の乖離があれば改善をしていくそうです。
 すぐには真似できないことだなと思いますが、まず目の前の片付けをしていってクリアになったらやってみたいと思いました。

子を持ちながら働く上で

 最後に、仕事と家庭を両立しながら世界的な仕事をされているからこその働き方が載っていました。中でも、子どもがいるとコントロールできないことばかりなので、だからこそ自分でコントロールできるときめきだけは死守をするというのが印象的でした。
 日々バタバタと過ぎていってしまう仕事と家庭の両立ライフの中で、まずは片付けて余裕を作っていきたいと思いました。

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