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“指示命令”にならない子どもへの置き換え言葉4つ

 2歳後半の下の子がだいぶ話せるようになってきて、「◯◯をしてちょうだい」の指示命令文だと動かないのに、言葉を置き換えることで動いてくれることが増えてきたなあ〜と感じます。

 親業で、「親子は対等、上下関係ではない」と学んで以降、なるべく上から目線の指示命令言葉を減らしたいな、と思ってやってることをまとめてみました。

どれにする?

 着替えて欲しい時、「ほら、着替えるよ!」「早く着替えて!」と言うより断然伝わるのが、「今日はどの服にする?」です。
 出がけの靴下も、「今日は何の靴下履くの?」と聞くと、嬉しそうに持ってきてくれます。
 着替えるか・着替えないかの2択状態で指示されるより、着替えることは前提で「どれにする?」と聞かれる方が、自然と着替えることに意識が向くのかなと思います。

〜する人ー?

 「ご飯食べて!」「保育園行くよ!」と言っても、やりたいことをやってると割とナチュラルにスルーされたりします……
 そんな時、ちょっと楽しい雰囲気で、「ご飯、食べる人〜〜?」「保育園、行く人〜〜?」と手を挙げながら聞くと、「はーーい✋」って答えてくれやすいです。
 疑問系で聞かれることで、答えなきゃ!ってなるのかなあ〜?と思ってます。

できた?

 「お薬飲んでね」「歯磨きして」と言ってしまいがちなやりたくないことのときは、「あれ、もうお薬飲めた?」「もう歯磨きできた?」と、できたかどうかで聞くようにしてます。
 ただこれは、「〜ができた!」が嬉しい年頃だからかもしれません。「できたー!」と言いたいがために頑張ってくれてる感じもします。

いつ?

 「片付けて!」だと、「え〜〜まだ遊ぶー!」と返ってきたり、返事なく遊び続けることがほとんど。
 休日の比較的時間がある時は、「お外遊びに行けるけど、いつまでこれで遊ぶ?」「子どものテレビ始まってる時間だけど、まだこれで遊んでる?」と、子ども自身にいつまでそれを続けるか?を決めてもらうようにしてます。
 大人だって読書やゲームをやってる時に相手の都合で中断させられるのは嫌なもの。こちらに支障がない範囲では、好きなタイミングで終わってもらえばいいかなあ〜と思ってます。

親子対等で気持ちの良い関係に

 以上、指示命令文の置き換え言葉4つでした。急いでいる時、余裕がない時はなかなかできないですが、少しでも気持ち良いコミュニケーションをとって行けたらと思ってます。

📖親子対等なコミュニケーションはこちら

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