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5歳と1歳のきょうだいゲンカ どう対応する?

 1歳の下の子の我がだいぶでてきて、しょっちゅう小さな兄弟喧嘩が勃発してます。私の実践する「能動的な聞き方」での対応方法について書きます。

よくあるケンカ

 上の子は5歳。もう物事はよくわかっているし、言葉も大人顔負けに喋ります。一方下の子は1歳台後半。イヤイヤ期真っ盛りで、やりたいことは絶対やりたい、でも言葉はまだほぼ出てない状態です。
 最近よくあるのは、

・1歳の下の子が持っているおもちゃを、5歳の上の子が欲しくて、「貸して」というけど貸してくれない!怒って上の子が軽く叩いたり奪ってしまい、下の子が大泣き
・5歳の上の子がもってるおもちゃを、1歳下の子はまだ言葉を話せないので無理やり奪って去っていく。5歳の上の子が激怒

 のどちらかのパターンな気がします。。。

能動的な聞き方をする

 この手のケンカのとき、なるべく「能動的な聞き方」をするように心がけています。これは「親業」という “親と子は上下関係で指示命令するのではなく、対等の関係で対話をしていく” というメソッドです。

▶︎能動的な聞き方のやり方
 ●言った言葉をそのまま繰り返す
 ●他の言葉に置き換える
 ●意図を汲んで別の言葉で言い換える

▶︎メリット
 ●気持ちを受けいれてもらえたと思う
 ●納得して気持ちが整理される
 ●解決策を自ら思いつく
 ●親子関係が良くなる

例えば、、、

 例えばこんな感じで進んで行きます。
①まず上の子に、怒らずフラットな声で「どうしたのー?」と聞く
②上の子の言い分を聞き「そうか、これを取られて嫌だったんだね」と能動的な聞き方
③次に下の子に「これがとっても欲しかったんだね」と推察で能動的な聞き方
④お互い落ち着くまで上記を何度か繰り返す
 (こちらからこうしろ!とは言わない
⑤上の子が納得して貸してくれたり、下の子が上の子にいい子いい子(ごめんねのつもり)してくれて解決

やっていて思うこと

 私自身が子どもの頃、何かあると「お姉ちゃんなのに」「お姉ちゃんだから」と怒られることがとても嫌でした。
 大事にしているのは、色眼鏡をかけて上の子を怒らないこと。ちゃんとフラットに接することで、上の子も嫌な思いをせず、自己肯定感を下げないでいられているのではと思います。
 また、落ち着くと上の子が自ら解決策を話してくれることも少しずつ増えてきました。どちらかの肩を持つのではなく、あくまで中立で、子どもたち自身で解決する力がついてくれるといいなと思っています。

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