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ベートーヴェンを毎日聴く64(2020年3月4日)

『ベートーヴェン/ノットゥルノ ニ長調 op.42』を聴いた。

この作品は「弦楽三重奏のためのセレナード op.8」の編曲版だが、「セレナード op.41」同様、ベートーヴェンが編曲したのではなく、クラインハインツにより編曲され、出版されたもの。

この作品はヴィオラとピアノという珍しい編成。ベートーヴェンが編曲したわけではないが、ベートーヴェンはヴィオラを演奏していたことがある。

ボンの国民劇場のオーケストラでヴィオラ奏者として、憧れの的であったモーツァルトの「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」のボン初演を演奏者として体験している。

この体験はベートーヴェンにとって、ものすごく刺激的なことだったに違いない。

neufal54によるPixabayからの画像

(記:2020年10月29日)

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