書かないコピーライター。
#仕事について話そう
「え?・・・コピー機を操作してお金を、もらうの?」
「いや、文章を書くんだよ。」
「・・・あなたの汚い字で、お金がもらえるの?」
私がコピーライターになったことを告げた時の、母との会話です。
まだコピーライターという職業の社会的な認知が低かった時代ですから無理もありません。私の悪筆や文才を心配した母の、少しあっけにとられたような、困ったような顔を、いまでも思い出します。
確かに、書くことは好きではありませんし、文才があるとも思っていません。「答えを表現す