「重い」違い#はじめてのインターネット

たぶん1995年ごろ。SEでもプログラマーもない私が、あるソフト開発に携わる機会があり、インターネットなるものを使い始めました。まさにWindouws95で賑わった年ですが、当時はまだダイヤルアップ回線で、やり取りは基本的にテキスト。開発途中の画像等を確認するには、モニターの前でじっと待つしかありませんでした。実装データはマスクロム(!)を宅急便でのやり取りです。
ある時、こちらから送った修正指示への返りがあまりに遅いので、進捗状況を確認するために相手先に電話を入れると、「オモイ!とにかくオモイ!」とのこと。

プログラミングの知識のない私にとっては簡単な修正が、実は大変に負荷のかかる内容だったようで、このとき初めてデータ量を表現するのに「重い」という言葉を使うことを知りました。

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