会話によるコミュニケーションは、必ずしも有効とは言えない、の件。
コミュニケーションがストレスを引き起こすことがあります。
「トラブルの元は会話である」と言えるかもしれません。
話し合いはとても大事です。特に家族、友人など気心の知れたよく事情を知る人たちのグループにいる場合には、会話は大切な行為だと思います。夫婦に会話がなくなれば、夫婦生活がうまくいかないということも多く聞きます。
しかし、職場や趣味のサークル、部活など、それほど関係性が強くないグループでは、会話はかえってストレスになることがあると感じます。
そして、ストレスは仕事にとっては特に大敵なので、ストレスのないまたは少ない環境づくりが望まれます。
(楽しんで仕事のできる環境作りを推進するのが、ぼくのコンサルティングテーマの一つです。)
言語(会話)のコミュニケーションの場には、ストレスが生まれることがあります。
少し具体例を出してみます。
1、言った言わないの掛け合いは日常的に起こっています。
2、心無い言動が人を傷つけることがあります。
3、ハラスメント的発言も人をひどく傷つけます。
4、注意しただけで相手が萎縮したり、怒ったりするので、なかなか注意などの指導もできません。
5、忙しいのに話しかけないでと、言われても聞きたいから尋ねるのに。
6、先輩の嫌味な、ネチネチした会話はしたくない。
枚挙にいとまがありません。
それなのに、職場で会話によるコミュニケーションがどうしても必要でしょうか。
おっと、わすれていました。
こういう人々もいます。
電話や対面の会話でしか、連絡方法のない人々。
いちいち、返事を強要する人々。
こういうのも特に若い人は嫌う傾向にあります。(コミュニケーションがうまくできないからという理由で)
メールやラインでいいじゃないか。既読がついて連絡がなければ、了解したものと思っていてほしい。などとも思うものです。
逆に口頭で伝えたい人々は、直接話しをした方が理解してもらえると思っていたりします。たしかにそのような場合もあるでしょう。急ぎの時もあるからです。その時の状況で変わるものです。
ストレスがない会話なら別に構わないと言えます。
さらには、ストレスのないコミュニケーションでうまく仕事が回れば、それに越したことはありません。
会話によってのストレスがうまれることは誰にも当てはまりますから、最小限の会話で仕事が回る環境であれば、ストレスが軽減されトラブルが減るとぼくは考えます。
会話によるコミュニケーションの多用が仕事に効果的であるとは言えない
そのようなスタンスで進めて見たいと思います。
今日はここまで。
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