北欧オフィス生活|驚いたところ
デンマークのオフィスで働いてみて思うことをまとめます。
北欧のオフィスで働いているといえど多文化な職場ではあるので、
そんなに色濃くないだろうと来るまでは思っていたけれども、
到着したらあらまあかなり適応しないといけないなと思う点が多かったのでまとめてみる。
①プライベートとプロフェッショナルの境目が謎
まず北欧(デンマーク)がWLB取りやすくて、働きやすいんだろうな
というぼんやりとしたイメージに間違いはなかった。
が、比重が想像よりもプライベートに傾いている気がする。
オフィスでも、子供が、、、週末の旅行が、、、家の改装が、、、パーティーが、、、とやたらとどうでもいいことをベラベラ話す。
もう少し仕事とプライベートの間に壁を作るのに慣れている私は、
同僚に何を言ったらいいかわからないので、天気が良かったね週末は!という話を連発している。こいつ天気の話しかせえへんやんと思われているかもしれない。
②やたら休憩するくせに、めちゃくちゃ早く帰宅する
オフィスに行くと本当に仕事にならないぐらい休憩に誘われる。典型的な一日を書いてみると、、、
08:30 オフィス到着
10:30 コーヒーチャットと言われる謎の休憩 15分
11:30 昼ごはん(やたら早い)45分
13:30 パズル休憩(みんなでパズルとか脳トレをする)15分
14:30 散歩休憩 15分
15:30 帰宅
やたら休憩するせいで全然進まないが、全員14:30ぐらいから帰宅し始めるので、
残っているのが悔しくなってくるから帰る生活を繰り返している。
デンマーク人は働かないのか!と思うが、本当に働くというコンセプトが全く違うような気がする。
そもそも、お金の発生する残業という概念もないので、長く働くところに意味は見えていないよう。自分の仕事に線を引きたがって、それ以上は「これは私はやりません」といった態度の人が多い。じゃあリエゾン的な枠の仕事は誰がやってんねやと疑問に思う。
また、週末とか帰宅後に一歳仕事をしないかというとそういうわけでもなく、好きな時に働いている模様。日曜に急にメール返ってきたりして、ゾクっとする。
ただ本当に仕事にならないので、オフィスに行くのが面倒な時もある。
③馬鹿正直にディスられる
「おめえの意見は考えが浅はかだ」的などぎついことを普通にぶん投げてくる。
その人の人格を否定することと、その人の発言を否定することはイコールでつながっていないようで、意見をディスったところでその人自身をディスっているつもりはないよう。日本だったらいじめとでも言われそうな勢い。
普通に傷つくけど、そういうものらしい。日本で育った自分には、こういう違いはぐさっときたりするけど、まあ違う文化だからしゃあないかとどこかで折り合いつけれるのもいいところだなと思う。
④大きな会議が少ない
これは行く場所にもよりそうだけれど、
1対1とか数人レベルの会議はいっぱいあっても、大きく人を集めたクロスファンクショナルな会議が少ない。
ある特定の会議に誘われないと、はみご終了みたいな感じがする。
ちなみに私は新人すぎて全然会議に呼ばれず、どこで何の会議が起きているのかもわからないのでまあまあ詰んでる気がする。
コラボレーションどないなっとるねんといつも思うが、これがHow it is doneなのかこれも変えていこうと提案するべきなのか、
異文化かつ新人の何もわからない奴が色々口出す自信もなく、今のところは観察状態。難しいじぇ。
まとめ
デンマークの働き方って面白いなと思います。
全体的に働く気があるのか非常に議論の余地がある気がしますが、
そうやっていろんなものに時間を割けるのが彼らの理想なのでしょう。
仕事以外にやることがない私みたいな人には、また別の課題を産んでしまいます(何をしようか問題)が、それも贅沢な悩みなのでしょう。
また何か見つけたら書きますね!
おやすみなさい。