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作品の紹介 ( 第8回、虎吉の交流部屋プチ企画 )

今週、実施させていただいた、「虎吉の交流部屋プチ企画」に投稿していただいた全記事を紹介します。
今回は特に心を打たれる作品が多く、とても充実した企画となりました😊
  (次回募集、11月15日(水)〜11月18日(土))


❗目次は途中の方で切れていますが、その下にも多くの方の素晴らしい記事がありますので、ぜひ目次の「全てを表示」を押して読んでみてください❗



💡 お題 : 大切にしている言葉


① 🌳 青豆ノノ さん 🌳


青豆さんがいつもふと思い出す言葉として、武田邦彦さんの座右の銘、

「降ったら濡れる。酔ったら吐く」

武田邦彦氏

というフレーズがあるそうです。
雨が降ったら濡れればいい。車に酔ったら吐けばいい。ただそれだけのこと。

流れに身をまかせ、いい意味でもっと楽に生きていこうという意味だと思います。
この言葉に込められた思いに共感しました。

実際に全てをそうするのは難しいですが、この言葉を頭の片隅に常に置いておくと、暮らしに好循環が生まれると思います。

ぜひ読んでみてもらいたい記事です😊


② 🌳 花咲ありす さん 🌳


花咲さんが学生の頃、特定の職業に就くため、親身な先生の下でその分野を徹底的に学び、卒業後に無事にその職業に就くことができた。

しかし、働く中で、違う職業で働きたくなり、今までやってきた勉強や実務経験が全て無駄になってしまうのではないか、という不安を抱えていた時、学生時代の先生からもらった言葉。

「後ろは振り向かない方がいいよ」

学生時代の恩師の先生

どんな道を選んでも、今まで積み上げてきたことが無駄になることはないから、今やりたいことをやりなさいというこの先生からのメッセージは花咲さんの人生のターニングポイントになったそうです。

僕もここ数年になってようやく、無駄な経験なんてない、ということが分かるようになってきたので、この言葉には素晴らしいエールだと思いました。

先生にとっては自分の分野へのこだわりよりも、教え子が成長することの方がよっぽどうれしかったんでしょうね😊

大事な場面で背中を押してくれた言葉って、強く心に残りますよね(⁠^⁠^⁠)


③ 🌳 sanngo さん 🌳


sanngoさんのこの記事に関しては、もうぜひ読んでくださいという他ないように思います。
様々な方への「愛」に溢れた、sanngoさんの人柄が色濃く出ている作品です。

sanngoさんは、ご自身の人生に影響をもたらした身近な人達の言葉を書いてくださいました。

お父様が小学校卒業時にくれた言葉、sanngoさんのお父様に旦那さんが挨拶に行った際にお父様が仰った言葉、

「世界中で一番愛していても抱けない女が娘だ。〇〇くん、娘を頼む」

もsanngoさんが今でも大切にしている言葉です。

僕がsanngoさんのこの記事で一番の感動ポイントだった箇所があります。大切にしている言葉。

「〇〇、〇〇、〇〇」
本名は書けないが主人が植物人間になる前に最期に言った私の名前……
(省略)
あの状況下で主人の声で呼ばれた私の名前は大好きだ。今も耳に遺る言葉となった私の名前……
もしかしたら「言葉」というのは、それを言った人や状況が心に残る大きな要因なのかもしれない。

胸が熱くなりますね。
大切にしている言葉=特別な言葉、名言など、ではないことも学ばされました。

そして最後にsanngoさんはnoterさんへの感謝も忘れません。ご自身の記事に寄せられる全ての「生きたコメント」が自分の大切な言葉であり、宝物であると。sanngoさんの人柄が滲み出ていますね😊

僕的にsanngoさんの一番好きな記事になりました。


④ 🌳 続気楽な散歩。 さん 🌳


初参加、ありがとうございます⭐
続気楽な散歩。さんが取り上げてくださったのは、ご夫婦でのお散歩での一風景です。

好きな四字熟語は ? と奥様に聞かれて真剣に答えるご主人。「私は一獲千金ね」とユーモアたっぷりにおどけて見せる奥様と笑い合うお2人。
素敵な光景ですね😊

歳を重ねられてもご夫婦で仲良く冗談を言って笑い合える。そしてこうした何気ないやり取りで出た言葉がお2人の大切な思い出になっていくのでしょうね。こんな短歌をつくってくださいました😊

四字熟語
一期一会と
われは言う
妻の場合は
一獲千金

思わず写真におさめたくなるようなワンシーンですね💡ちなみに奥様は怒るとものすご〜く怖いらしいです😊笑。


⑤ 🌳 新原わたり さん 🌳


新原さんには旦那さんと暮らし始めた最初の頃から毎日続けてきたことが1つあるそうです。
「旦那さんの出勤日の朝は必ずお弁当を作る」
ということです。

1つのことを毎日、12年間やり続けることの難しさは想像しようにもしきれないほど困難なこと。
その困難を支えてきた言葉が新原さんにはありました。

新原さんのお母様が「毎日お弁当なんていつまで続くかねぇ」と行った際に旦那様が言った言葉。

「一回も作ってくれないより、一度でも作ってくれてるんだから良いじゃないですか」

旦那様はお弁当を作ってくれるのが心底うれしかったのだと思います。そのお弁当作りが途中で終わったとしても。おそらく本音から出た言葉なのだと思います。

「一度でもやらないより、やった方がいい」というその時の言葉は今の新原さんの生きる糧にもなっており、新たな挑戦に一歩踏み出す時はいつもこの言葉を思い出すそうです。

12年間、何かを継続することもすごいですが、12年間、1つの言葉が新原さんを支え続けたというのもまた驚きですよね。
sanngoさんの記事にも「言霊」とありましたが、あらためて言葉の力ってすごいなと感じました😊

新原さん、ありがとうございました(⁠^⁠^⁠)


⑥ 🌳 スズムラ さん 🌳


スズムラさんが大切にしている言葉はシンプルですが、実に奥の深い言葉だと感じました。

「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかり言える人間になる。

当たり前のようでとても大切な言葉ですよね。
そしてその当たり前ができないことが多いんですよね。自分をよく見せようとしたり、意地をはったり。

素直になるって難しいものですね。
みんなが素直になれたらどれだけいい社会になるだろうといつも思います。

「自分がしてほしい事が他人もしてほしい事とは限らない」

僕も常に意識している言葉の1つで、共感しました。
良かれと思ってしたことが···ってよくありますよね。
いい意味で程よい距離感が必要なのかもしれませんね。

スズムラさんの言葉の根底には、「他人のために生きる」という意識があります。だからこそ、こうした言葉を大切にしておられるのだと思います。

作品とはまた別のスズムラさんの一面が見れたようで、興味深く読ませてもらいました。
あと、コメント数、半端ないっす💦笑


⑦ 🌳 ikue.m さん 🌳


初参加、ありがとうございます✨
ikue.mさんが大切にしている言葉は心を楽にしてくれる言葉です。

どうせいつか死んじゃうんだから

赤瀬川原平氏が晩年、よく口にされた言葉

この言葉を聞いてどう思うでしょう ? 
僕の解釈はikue.mさんと同じでした。

深刻になりすぎるなかれ。大騒ぎしたって一時のこと。どうせいつか死んじゃうんだから。肩の力を抜いて、気ラクに生きればいいんだよ…

僕も本屋さんのどこかのコーナーで見たことのあるセリフで、「そういう考え方があるんだ」って思い、心が軽くなったことがあります😊

上司と怒られたって、何かで失敗したって、悩み抜いたって、みんな同じ。
頭の片隅に置いていていい言葉かもしれません(⁠^⁠^⁠)

あと、コメント数、半端ないっす💦笑


⑧ 🌳 しずく さん 🌳


日々、noteで他の方の記事を読んでいると、「このフレーズめっちゃ好き ! 」とか、「分かるわぁ、ほんまそれそれ ! 」とか、「そういう考え方もあるんか、すごい ! 」とか素敵な言葉に出会える機会が多くありますよね😊

そんな言葉の1つ1つが「大切にしている言葉」だとしずくさんは書いてくださいました。
これにはもう共感しかありません。

しずくさんの思っておられることは今回企画のテーマそのものかもしれませんね。

「それぞれの人にそれぞれの大切な言葉がある」

読んでいて普段、思っていることをストレートに表現してくださったような気がしてうれしくなりました。

しずくさんの感想だけ思わず関西弁が入っちゃってすいません(笑)テンション上がっちゃいました😊笑


⑨ 🌳 hanauta さん 🌳


初参加、ありがとうございます✨
新たなnoterさんが参加してくれて交流の輪が広がっていくのが僕はとてもうれしいです。

hanautaさんが「好きな」フレーズとしてパッと頭に浮かんだ、ドラマに出てきて印象的だったセリフを紹介してくださいました。

「たまには思い出す?」
「思い出すことはない。忘れたことが無いから。」

何てスマートな表現なんでしょう。
こんな切り返し、僕もしてみたいなぁ、なんて(笑)

勝手に補足させてもらいます。
hanautaさんは僕も随分前から相互フォロワーとしてお世話になっている、よく知っているnoterさんで、いつもほっこりするような素敵な「詩」を中心に書いておられる方です。ぜひ読んでみてください。

チズさんも共感していただけるかもしれませんが、詩においては短いフレーズで思いをギュッと凝縮する表現ってありますよね。

詩はそういうところに感動するのですが、hanautaさんが「大切にしている言葉」は、そうした、短いフレーズの中に人の心に響く想いを凝縮できるような表現、と言えるのだと思います。

だから特定の「この言葉です」というのは難しいのです。hanautaさんのそうした大切にしている感性や世界観がこの記事からはよく伝わってきます。
詩に通じた人ならではの深い記事だと思いました😊

詩、以外でもhanautaさんの思いを知れるこうした記事はすごく面白いです。
ぜひ遊びのような気楽な気持ちで、たまに企画参加してくださいね⭐


10 🌳 とび さん 🌳


とびさんと言えば、小説、短編、というイメージを僕は勝手に持っているのですが、こうした企画にも気楽に参加いただき、いつもありがとうございます😊

とびさんの大切にしている言葉。

自分が自分を見捨てない限り、自分は自分を助けられる。

まさに名言だわ、これは ! って思いました。
この言葉って解釈の広い言葉だと僕は思います。

とびさんは、自分を信じるからこそ強く生きていける。自分を信じることほど、強いものはないと書いてくださいました。

僕はとびさんの解釈に深く共感すると同時に、「どんな逆境にあっても諦めさえしなければ道は自ずと開けてくる」というようなメッセージを感じました。

最終的に自分を助けてあげられるのは自分しかいない、というような解釈もできました。

いずれの解釈であっても、こういう座右の銘のような言葉を大切に心に持っていると、自分の心の拠り所になりそうですね😊


11 🌳 チズ さん 🌳


実に深い、感動的なエッセイでした。
チズさんの大切にしている言葉、「じっと待つ」です。

この記事の説得力を充分に皆さんに伝えられる自信が僕にはないので、所々、そのまま引用させてもらいますね。

わたしにとって立ち上がれないほどの重大事が起こったとき、姉が言ってくれました。
「今はじっと待つしかないよ。通り過ぎて行くのを。頭の上を通っていく台風をやりすごすみたいに、身をかがめてね」

本当に辛いことはとても言葉には表せない。誰にも話したくないもの。逆に
「こんなに大変だったの~」と口に出せるのは、大したことじゃない、か、時がたって乗り越えられたとき、と思います。

友人が深い悩みや絶望に陥った時の接し方にも、「じっと待つ」ことが大切な時があるとチズさんは述べられています。

言葉はあるときは人の一生を変えるほどの力がありますが、あるときは情けないほど無力です。
さりげなく接する。この世に辛いことなんかない顔をして。そして友が「実はね」と言い出すまで、じっと待つ。待つのは辛いものですが、心の扉が開かれるのをじっと待ちます。

時期が来るまで、じっと待てる人、わたしはそうありたい、と思っているのです。

チズさん、今回は引用ばかりですいません。
他人の解説よりも原文を読んでいただいた方が素晴らしさが伝わる記事ってあるなって今回、思いました。まさに人生の教訓ですね。


12 🌳 和泉歌夜 さん 🌳


スマホの普及でどんどん必要性がなくなってきた「紙の辞書」。その紙の辞書が大切にしていた言葉を小説風に表現してくださった、今回の企画の中でも一際ユニークな作品です。

大切にしていた言葉が自分にとって大切でなくなってくる、心の拠り所ではなくなってしまう。
何なら自分の存在意義すらよく分からなくなってくる。これってどんな気持ちなんだろう。僕たち人間に置き換えたらどうだろうか。

とても難しいテーマですが、1つ思ったのは、今、自分が大切にしている言葉っていつかは別の言葉に変わるかもしれない。でも、元々大切にしていた言葉は確かにその時の自分を支えてくれた言葉であり、その存在意義も含めて、決して忘れ去られることはないと思います。

大切にしている言葉って、いつまでも生き続けるものだと僕は思うのですが、皆さん、どう思われるでしょうか ? 😊


13 🌳 虎吉 🌳


大切にしているいくつかの言葉の中で、

「余韻に浸る」

という言葉を選んでみました。
何かを達成したりすることも大事ですが、その余韻を感じる時間もまた大切な時間だと思い、この記事を書きました。

余韻に浸れる心の余裕やユーモアを常に持てる自分でいたいなという思いを込めました。

時間があれば読んでみてください(⁠^⁠^⁠)


14 🌳 春永睦月 さん 🌳


「覆水盆に返らず」という言葉があります。
嘆き、悩み苦しむことは必要なことではあるけれども失ったものを取り返そうとすることは、やってみても仕方がない。それよりもむしろ、

「今眼前にあるもの、それに希望を探す」こと。

これが春永さんの生きる教訓であり、大切にされている言葉です。ワーズワースの『幼年時代を追想して不死を知る頌』から感銘を受けられたそうです。

かつて輝やかしかりしもの、
今やわが眼より永えに消えうせたりとも、

はた、草には光輝、花には栄光ある
時代を取り返すこと能わずとても何かせん。
われらは悲しまず、寧ろ、
後に残れるものに力を見出さん。

ワーズワース『幼年時代を追想して不死を知る頌』 

田部重治:選訳『ワーズワース詩集』 より引用


何かを失うこと、これは全ての人が経験することですね。そこからいかに立ち直り、今ある希望に意識を向けられるか。簡単なことではないですが、真実だと思います。

失ったものは返ってこない···。
だからこそ、今を大切にしようと、あらためて僕は思うことができました。

春永さん、ありがとうございました😊


15 🌳 Seo さん 🌳


Seoさんが悩み苦しんでいた時に、風の声が、雲の声が、海や花の声が、草木や大地の声が、運んできてくれた言葉。

「一緒にかえろう」「必ずかえる」

この2つのご自分を救ってくれた言葉がSeoさんがずっと大切にしてこられた言葉です。

一緒にかえる人がいる、かえる場所がある、大事なことだと思います。苦しい時も悲しい時もかえることができる場所。

そんな場所をいつも持っていたいですね😊




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