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“人間関係“に悩む私たち

「私たちは人と人との間に生きている」
だから「人間」と書く。
研修講師を専業としていた時、この話をたまにしていました。

私たちの悩みの多くは人間関係の悩みと言われています。
「親子の人間関係」「職場の人間関係」「パートナー」
「友人」「恋人」「趣味の仲間」と例を挙げればキリがありません。

人と人の ”間” ではありますが
私たちは人間関係という関係性で繋がっています。
私たちを繋ぐ ”間” それを「愛」という言葉で表す人もいれば
「信頼」という言葉で表す人もいます。
恐らくどの言葉も正解だと思います。

私があえて表すなら「コミュニケーション」です。


私はシングルマザーです。
子どもがいるので、一人で子どもを育てています。

そんな私があえて言います。

「離婚は出来るのならしない方が良いです」

我が家は円満離婚でなかったので
慰謝料なし、財産分与なしは金銭的にきつい。
誰も頼る人がいないのは心身つらい。
と、辛さを感じることが正直あります。

そんな私の経験からの学びとし、
コミュニケーションは
”間” をつなぐ重要なファクターだと思います。

私たちは特に
「察する文化」「言わなくてもわかる文化」の中で
生きています。
ですが、この察すること、なかなか難しくありませんか?

なぜか?
私たちは自分の思い込みや価値観の中で生きています。
つまり「きっと○○に違いない」や
「(過去に)○○だったから✖✖だろう」と判断を自分で
勝手にくだし、決めつけているからです。
そこに「誤解」や「勘違い」が生じ
相手との関係性に影響を及ぼすこともあります。

だからこそ「伝えないと分からない」し
「伝わるように伝えないと伝わらない」のです。

例えば・・・
自分はこんな価値観を持っている
こんなことに不安を感じる
こうされると嫌だ
○○をされると幸せに感じる
○○が好き 

特にパートナーシップを築くときが大事だと
思いますが
職場等でも人間関係を築く上で重要ですよね。

ただ、こういったことを
言語化できる方が多くないのが事実です。
それはなぜか?
単純に機会に恵まれないことが理由の一つです。

” 間 ” の中で心地よくお互いが生きていくために
まずは自己理解から始め、
自己表現ができることを
職場単位で浸透させていくことが
私の使命だと感じる今日この頃です。
(自然と職場の心理的安全性も高まると思います)


さらには例えば結婚する際、
パートナーシップを構築する際に
お互いの ” 間 ”でスムースな関係が
紡げるのではないかと考えています。

家族の機能不全は誰も幸せになりません。
特に子どもに大きな影響を及ぼします。

職場以外のプラスαとし、
結婚をする際にお互いの価値観や
ウェルビーイングを共有できる
仕組み作り等も浸透すると良いですね。



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