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#noteの書き方
傍の下で(妄想化学遊戯Lev5)
ある日の夕方、夫々の場所から、創生の地にて・・・。
月明かりの下、2人は息を潜ませ森の中で静かに身を隠していた。その時、華が枯れ枝を踏む。その音が辺りの静寂を打ち破る。それに道探が唇に人差し指をさせる仕草を華に見せ私語(ささめごと)で会話をする2人。
「し~~~ぃ、静かに・・・ぃ」
「ね~~ぇ、彼此(かれこれ)、15分位い経つはよ・・・、本当に来るのぉ?」
「大丈夫、心配しなくてもぉ、獲物
傍の下で(妄想化学遊戯Lev4)
ある日の午後・・・
「ふーーーーぅ、まぁ、今日は、この位で勘弁してやろ~~ぉ、じゃないか、何てな・・・。さて、食料を調達に行くか」
道探の中身は、部屋を出、何時もの小売店(コンビ)へ行く。店に入ると店長が声を掛けて来た。
「いらっしゃい、おっ、今回は、早いな」
「こんちは、店長。ははぁ、たまには、こう言う時も有るよ、はははぁ」
「まったく、これ位の頻度で来店してくれると、心配せずに済むし
傍の下で(妄想化学遊戯Lev2)
ある日の晩、夫々の場所で2人は、創生の地で討伐の依頼を再び行っていた。
2人は空を見上げながら憂鬱そうに言う・・・
「なーーぁ、この前の依頼は、烏賊(カラスゾク)と言う依頼だったから、怪鳥の様な生き物を想像して、討伐地に来て驚いたんだが・・・」
「そうねぇ、私も、それには同意するは・・・」
「今回は、蛸(たこ)だったんで、討伐地は海を想定していたのだが・・・」
「うん、私も・・・」
「
傍の下で(妄想化学遊戯Lev0)
2023年の何処かの季節の何処かの場所から。この創生の地に、足を踏み入れた遊戯者(プレーヤー)が居た。
「おーーーーーーーーぉ、やっとこの地に来る事が出来たーーーーーぁ、だれたーーーーーーぁ、まっこてぇだれたーーーーーぁ」
意気揚々と遣って来た遊戯者だったが、その期待を裏切る現実が待っていた。そう、この世界、最初から厳しかったのだ。
「な、何だとぉ、全然、お金が足りないではないかぁ・・・、所