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不安や恐れを和らげる6つのポイント

私は薬剤師として1日あたり40人くらい、患者さん達とお話しさせていただくことがあります。

コロナ自粛になり、いつも通りにこやかにお話ししていく人、不安や恐怖心をあからさまに表す人、やたらと除菌を気にしている人、終始無言で急いでいる人、不安な気持ちを延々と話続ける人、いろんな方がいらっしゃいます。

先が見えない、見通しが立たない、予測不能の毎日をどのように捉え、どのような気持ちで過ごしていくのか、瞬時に私たちは自分の心で選択をしています。

私は患者さんとお話する際、単純にお薬の話をするのではなく、その人の気持ちに寄り添って、ココロとカラダが楽になるよう、少しでもホッとできるような時間を共有できたらと思いながらお話させていただいています。その気持ちが伝わるのか、お話していくうちに、時には自然と涙をこぼされる方もいらっしゃいます。

不安や恐れやイライラを抱いて生きてくより、穏やかな心で毎日を過ごしたい。でも感情は自然と沸き起こるものだし、どうしたらいいんだ、苦しいと、もがいていた時期がありました。今では、不安や恐れが沸き起こっても、大きく揺さぶられるような事はなく、すぐに自分の中心、安心という場所に戻っていくようになりました。

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今回はどうやってそのように変わっていったのか、不安や恐れを和らげる6つのポイントについて、綴っていきたいと思います。

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