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asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフつれづれ日記

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京都・宇治にある、朝日焼。 登り窯の横にかまえた陶芸教室、朝日焼作陶館  「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる 窯元ならではの陶芸教室の、のんびりつれづれ日記です。
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2023年6月の記事一覧

祇園祭

祇園祭

少し気が早いですが、祇園祭の
お話を書きます。(7月1日~31日)

去年もあったのでしたっけ?
どんな時でもとぎれることが無かった
お祭りも、流石に全世界がロックダウン
した時にはお休みになりましたね。
ひょっとしたら、神渡りの神事などは
密かに行われたかもしれませんが。
(調べて見たら・・
応仁の乱後は30年間中止、
将軍や上皇崩御時も中止、
コレラ流向時も中止、対戦中も中止、、
案外中止があ

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盆栽

盆栽

こんにちは。
今日は、以前にも書いた気がひしひしとする
盆栽的な、、「ホンノンボ」的なものの
お話を書きます。

『ホンノンボ・・(Hòn non Bộ)は
ベトナム語でミニチュアの風景を作る
芸術を意味する。この芸術は中国の
盆景芸術の特別な発展と見なすことができ、
日本の盆栽芸術にも関連している。

『ホンノンボという表現はベトナム語に由来する
「ホン」は「島」を意味し、
「ノン」は「山」を意

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神戸市立博物館・その2

神戸市立博物館・その2

こんにちは。
今日もジブリ展のお話です。
書斎です。

となりのトトロのお父さんの書斎です。
この書斎のあるお家は、
愛知博覧会あった跡地に
実際に、人が住める大きさで建てられており、
ぐるりと見学ができるようです。
中にも入れるのなら、
台所とお風呂がみたいですよね~。

小さな子供は、緑のダルマの顔にも怖がって
もう次に行く~と、半泣きでした。
まぁね。だろうね。(笑)

この後の展示は、こく

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神戸市立博物館

神戸市立博物館

こんにちは。
今日は、神戸市立博物館で
6月25日まで開催されている
「ジブリ展」のお話をします。

もうね、「ネコバスに乗る」
それが為だけに行ったといっても
過言ではありません。えっへん(笑)
子供しか乗れないんじゃないかと
電話で問い合わせまでしたもんね。

まず、チケットは予約制です。
そして、本館に入るまで目視で2回、
QRコードのチェックを入れられます。
そしていよいよ展覧会入口。

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TOKYO

TOKYO

こんにちは。
きょうは、妹が東京観光へ行ったお話です。
目線が変わると旅も面白い。

お登りな関西人が ”わー! ”という物(場所)、
それは高い塔(笑)
お宿が、タワーの見える場所だったらしく、
外を見ると「東京」って、
友人と笑っていた様です。
わかるー(笑)

京都に来て、朝起てカーテンを開けて
「お寺」がババーンと見えたら、
おお~ってなると思うんですよね。
え?ならん?なって!!!
平等

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歴史資料館にて(宇治茶)

歴史資料館にて(宇治茶)

先日の歴史資料館にて展示されている
「宇治茶」の展示について、の続きです。
ポスターが可愛らしい。

女の子がお客様にお茶を出す一場面。
急須を見てください。
朝日焼で作っているような手のない急須。

朝日焼では、蓋の上から本体を包み込むように
持ち、傾けてお茶を注ぐ形。
煮えたぎるようなお湯では出さない
(一旦,「冷まし」と呼ぶ器で80度まで
温度を下げます)からこその形。
なんとなく親しみやす

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宇治市歴史資料館にて

宇治市歴史資料館にて

こんにちは。
先日、歩いて図書館へと行きました。
宇治の図書館のある場所の一階には
「宇治市歴史資料館」さんがあり、
そこにて「宇治茶の歴史」企画展が開催されていて、
とても興味深かったので、そのお話をします。

5月はお茶摘みの季節ですし、
5月6日は宇治地元のお祭り
「県祭り(あがたまつり)」が開催されるので、
これに絡ませて記事にしたい!と思い、
学芸員の方にお願いをして、
画像をお借りしま

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螺鈿細工・ファイナル

螺鈿細工・ファイナル

こんにちは。
螺鈿細工体験、ファイナルです。
いやもうね、鼻息を荒くするだけで
切った貝が何処かへと飛んでいきそうなので、
静かですよ。

前回では、貝をノリで張り付けました。まで
書いたと思いますが、冒頭の写真の「筆」で、
いよいよ線描きを施していく作業に入ります。

いやぁ、無理!(笑)
貝とお盆の境界線を、にかわの絵の具で
塗っていくのですが、すっすと筆が進みません。
改めて、職人の世界すげ

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続・嵯峨螺鈿・野村さんにて

続・嵯峨螺鈿・野村さんにて

こんにちは。
今日も螺鈿細工のお話です。
いやぁ、難しい。
冒頭の写真を見てください。
お盆は見本の細工もの、右手の貝は
私が切った分・・がったがた(笑)

竹の棒の先にカッターの役割をする
堅い針がついています。コレを強く握りこんで・・
慎重に切っていく・・「パキ」ああ~!!!((笑)

七宝の螺鈿は、私には無理だったわ。
選ばなくて正解。萩のでよかった(笑)
しかし、細かい作業は楽しかったです

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嵯峨螺鈿・野村さんにて

嵯峨螺鈿・野村さんにて

こんにちは。
今日はGoGoエイブ会話を聞いている方たちと
陶芸体験後に、一緒に嵯峨嵐山(さがあらしやま)
まで出かけ、螺鈿細工(らでんさいく)体験を
しに行ったよ!というお話(続き)です。
暑い時期でした・・(去年の今頃)

少し早く嵯峨野に着いた我々、
嵯峨螺鈿・野村さんの前にあるお寺に参ろう
と相成り、山門へ。まで書きました。

鬼瓦も見るのは楽しいですが、
古い建物の屋根の上や、梁などの細

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嵐山にて

嵐山にて

こんにちは。
今日は、Podcast仲間の陶芸体験後に、
嵐山にある「螺鈿(らでん)」細工のお店へと
出掛け、体験をしちゃう!の、その前に
お寺へ行ったよというお話です。
(陶芸話は一切出てきません)

お寺の山門です。
え~っと、名前は・・清凉寺。
嵯峨釈迦堂と地図上に出ました。
立派な門でした。
左右には金剛力士像がお出迎え。

筋骨隆々というのですか?
もりもり~とした筋肉。
戦うやつらはこ

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