MBA フィリピンで社会人大学院行ってみた。
約10年前 仕事しながら2年ぐらいフィリピンにあるアテネオ大学に通ってました。
もしこれから行こうかなと考えてる人の役に立てばと思い、どんな様子だったかを書いてみます。
最新の情報は下記ホームページで確認ください。http://gsb.ateneo.edu
1 申し込みをして入学試験を受ける
オンラインで申し込みをすると通知が来るので年に数回ある試験日に大学でペーパーテストを受ける。
試験日はホームページにアップされているが今のところ2020年の予定は書いてない。
テストは英語で文法や長文読解、数学の問題を解いたような気がする。長文読解は中絶がテーマであんまり良くわからなかったような気がする。
とりあえず空欄ないように埋めたらなんとかなった。
2 合格発表 入学手続き
合否はホームページで発表され合格したら入学手続きを大学で行う。
僕はMBA Standard Programというコースにした。色々科目があるので必須科目 選択科目から選んで組み合わせる。
ちなみに僕の場合は下記のとおり。
正直どれが必須科目か選択科目か何がどんな内容でどこに申し込むのか良くわからず、同じ様に申し込みに来ているフィリピンの人達に聞きまくった。みんなむちゃくちゃ優しくてとてもスムーズに手続きできた。
みんなのおかげでこれまたなんとかなった。
3. 授業の様子
平日週に2回授業がある。
一回4時間(18:00-22:00)
フィリピンの人の話す英語は聞き取りやすいと思う。でも日本人1人なので英語どうのこうのも問題だが、日本について良く聞かれる。
なんか勝手に日本代表にされてビビった。
僕はやっぱり慣れないスピーチだとかディベートの類は中々意見言えなかった。まず質問がわかんねぇ。。。
急に質問振られるので結構集中して聞いていたと思うので家帰ったら疲れがどっとでた。
ペーパーテストもある。経済のテストでは問題の意味すらわからずクラス最低点取った😅
(25点/100点満点
珍しいのはフィリピンだけかもしれないけど、誰かがピザやパスタおやつなどをクラス人数分持ってくる。休憩時間は毎回なんか食べてた。フィリピン流コミュニケーション。
お友達も沢山できたし、グループワークで着ぐるみでプレゼンしたり、歌ったりもした。恥ずかしいとか言ってられなかった。
4.宿題
これは物凄い量だった。なんか分厚い本読んでこれについて意見まとめてきなさいとか。
グループでの宿題もあったので、クラスメートと夜スカイプで話しながら進めるなんて事もあった。
ここではチームワークみたいなの良いなと思った。自分の得意分野を買ってでるみたいなのが多分フィリピンの人得意。
どんなにわからなくても、期日までに出すというのをひたすら2年間やった。相当レベルの低いクオリティのものもあったと思う。
その他会社見学や、企業分析、倫理感、リーダーシップ論、マーケティング論などの授業を受けた。リーダーシップ論は結構面白かった。
5. 卒業論文
これまで学んだフレームワークなどを使って今働いている会社(もしくは、関連する会社)を分析し、経営者としたらどうすべきか?どう実行するかについて論文を書き、3人の教授に発表する。
論文はコピペなどがないかも厳しくチェックされる。
プレゼン後、教授だけで審査会があり数分後 「おめでとう」といわれ教授の方々と握手した。
本当に嬉しかった。何が嬉しいって2年間のこの生活から解放される。コツコツやってきてよかったなとほんと思った。
今でもその時に学んだ事は会社運営で役に立っている。特にリーダーシップ論や組織運営について。
僕は34歳で入学したので周りは20代の人が多かった。最高齢は55歳の人がいた。とてもアグレッシブなダンディーなクラスメートだ。
FBで友達で繋がっている人もいて、海外でご飯一緒に食べたりもする。
当時の日記を見ると若干鬱気味だったんだろうなと思うけど、チャレンジしたかいはあったと思うしこれからも活かせると思いたい。😅
学校に行ける様にサポートしてくれた家族と会社には本当に感謝しています。また良くわからない日本人を暖かく迎え入れてくれむちゃくちゃ助けてくれた沢山のフィリピンクラスメートにも感謝の気持ちで一杯です。
費用は当時全部で80万ぐらいでした。