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学校じゃ教えてくれない クリエイターの苦悩図鑑 -全文 無料公開します-

反面クリエイター@hanmen_creator と申します。noteでは普段、クリエイターの方々の裏側にある、さまざまな苦悩をショートショートで書いています。この記事はそんな「苦悩の物語」をまとめて分類しなおした一覧です。

昨今、子どもたちのなりたい職業にも「クリエイター」が上がってくるようになりました。作り手側としては嬉しい限りですが、学校で教えてくれるのは「こんな人たちが活躍している」「それでも、なれる人は一握り」といった、表面的な話ばかりだったりします。

だからこそ、クリエイターを目指す人は「活躍している本人たち」の言葉を求めて、メディアのインタビューや本人の発信する動画などを探していく。それは今の時代だからこそ生まれた、新しい師弟関係ともいえます。クリエイティブの師も見つけられる時代、とてもすばらしいことです。

しかし、その「本人の言葉」には本人には言いづらいことや、オモテには出しづらい苦しさ残酷ともいえる事実は、カットされた形で発信されてしまいます。クリエイターも人間だから当然です。

ただ、その苦悩こそが、クリエイターをクリエイターたらしめているとも言えるのではないでしょうか。どろどろとした人間らしいクリエイティブへの想いが詰まっていると思うんです。

そんな「苦悩の物語」を追体験できるものをつくりたいと思い、わたしはショートショートを書きはじめました。

ライトノベル作家、AIクリエイター、イラストレーター、YouTuber、ゲームクリエイターなど、それぞれの職業の方にインタビューや取材などもおこない、自分自身も一部の仕事を実際にやってみたりもしながら、実話とフィクションを織りまぜつつ物語にしています。

「反面クリエイター」という名前は、「キラキラと輝くクリエイターの裏側にも苦悩がある」という考えと、「そこから反面教師として学べることがある」という主張を、重ね合わせた発信テーマにもなっています。

この記事は、そんな「苦悩の物語」を職業ごとに分類した一覧です。ぜひ「何かものづくりをしている方」「これからものづくりをしたいと思っている方」に読んでいただけると嬉しいです。

※今後、新しく書いたショートショートはこちらに順次追加していきます。



ライトノベル作家の苦悩

ライトノベル作家になりたかった出版社社員のお話。「誰かに作品を見せることが、怖くてたまらない」という気持ちをかかえている方はぜひお読みください。


AIクリエイターの苦悩

2025年、AIによる創作がクリエイターにとって当たり前になった後に、ありうる未来を書いてみました。創作系AIの転換点だった2022年から見た、クリエイティブ業界の未来予想です。


イラストレーターの苦悩

絵を描くことに挫折してしまった学生がある配信者をきっかけに、もう一度 絵を描けるようになったお話です。ひとりのクリエイターの活動が、別のクリエイターに影響を与えることもある、それはいい意味でも、悪い意味でも。そんな「影響し合うクリエイター」をテーマにえがいています。


読書系YouTuberの苦悩

本紹介系YouTuberが、大学の文学教授の助言をもとに、クソコメの正体を明らかにしていくお話です。心ないコメント(通称 クソコメ)を書く人はどんな気持ちで、どんな内容を書いていて、その書く理由はなんなのか。正体にせまります。

音楽系YouTuberの苦悩

音楽系YouTuberが、なんのためにYouTubeを続けているのかを自問自答していくお話です。「創作活動とはなにか」「有名になるとは何か」、創作を続けていく中で必ず直面する問いにせまっていきます。

ゲームクリエイターの苦悩

ゲームクリエイターが、手がけていたゲームをクローズ(運用終了)するときにチームのみんなに宛てて送ったメッセージです。ゲームのように、チームでつくる創作物だからこそおきるつらさを書いています。



あとがき

よかったら、コメントやスキなどいただける嬉しいです。こちらのnoteでも、下記のTwitterでも、反応いただけると次の執筆の励みになります。

執筆中は「ここまで書いてしまって大丈夫だろうか」「この表現でほんとに伝わるだろうか」「もっと良い構成があるんじゃないか」と内心びくびくしながらも書いてますので、よければ応援ください。


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