ライトノベル作家を目指して、今年で30歳になります。
中学生のころの夢はライトノベル作家でした。当時、本屋に並んでいる色鮮やかなライトノベルの表紙の中、ピカピカの金の帯に書かれた「第8回スニーカー大賞 大賞受賞」という文字に目を奪われ、手に取った「涼宮ハルヒの憂鬱」。それがどっぷりとライトノベルにハマるきっかけとなりました。
福岡の片田舎で「何か大きなことを成し遂げたい」と思っていた中学生のわたしには、本の冒頭で語られたあの有名な前口上「ただの人間には興味ありません」という言葉がなんだか自分の主張を代弁してくれているようで、深