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誰かと食事することへのハードル

誰かと話をする際、
食事という行為と場を介されることがままある。

「ランチでも一緒にどう?」との誘いは、
友人だけでなく職場の人からも受けることが多いだろう。

それだけ、食事というのは誘いやすく、誘われた側も参加しやすいものと思われているのかもしれない。

しかし、私にとってその誘いは、
割と頭を悩ませる質のものである。

まず、私は過敏性腸症候群があり、食後、ひどい腹痛に襲われることがある。

つい先日も起きたのだが、
一度そうなると、目も耳も遠くなり、吐き気と強い腹痛で倒れそうになる。

そういう症状が起きたらどうしよう、と思い、
人と食事する(→外食の可能性が大きく、量も多くなりやすい)こと自体が何となく心を構えさせるのだ。

加えて、食事はゆっくり自分のペースで楽しみたい、という気持ちが私にはある。

最近人と食事した際に改めて感じたのだが、
たくさん喋りながらたくさん食べられる人、というのがこの世には存在する。

私とはまるで反対だ。

私はお腹の調子が気になるので、よく噛みゆっくり食べることが習慣になっている。

そして、食べるときは味わいたいし、そんなに喋りたいことが次から次に浮かばないので、
会話といっても相づちを打つくらいのもの。

そうなると、食べることも喋ることもどうしても相手に合わせざるを得なくなり、
どうにも疲れてしまう。

だから、「食事をしよう」と誘われるとこんな風にいろいろと考えてしまう人もいるんだなー、と思ってもらえればありがたいなと思い、
この記事を書いてみた。
(あとは最近の食事会で疲労したので、その整理も兼ねて。)

読んでいただいて、ありがとうございます。