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読むことと書くことと

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大切にしたい「読み書き」のこと
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#わたしの本棚

1年で100冊本を読む人になりたい

1年で100冊本を読む人になりたい

1年で100冊本を読む人になりたい。
とか思っているうちは、にわか読書家なのかもしれない。
きっと本当の読書家は、いちいち読んだ本の冊数なんて数えないのだろう。

だけど私は明確な目標が好きなのだ。
だから、1年で100冊本を読む人になりたい。

私が本格的に本を読み始めたのは5月だから、12月までの8ヶ月間で考えることにする。
1年で100冊が目標なら、8ヶ月で67冊といったところだろうか。

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ころがろう書店の定期便|檀流クッキング

ころがろう書店の定期便|檀流クッキング

ときめきのままに契約した「ころがろう書店の定期便」。

6月分が届いた。
契約したとき以上のときめきとともに。

一人一人に合わせて選書し、本当にお勧めする本を送ってくれる。
これほどときめくサブスクがあるだろうか。
この時点で私の幸福度はほぼマックスまで跳ね上がっている。

そして、選んでいただいたのはこちらの本。
ちなみに読み途中。

文壇随一の名コックといわれる檀一雄の、レシピ本。
レシピ本

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5月に読んだ本

5月に読んだ本

2024年5月。
これは間違いなく私の20代のなかで、もっとも本を読んだ1ヵ月。

備忘録として、読んだ本を紹介します。

5月に読んだ本(読了順)

ウエハースの椅子 江國香織

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹

風の歌を聴け 村上春樹

一人称単数 村上春樹

うすうす知ってた 田辺聖子

私の幸福論 福田恆存

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(下) 村上春樹

海辺

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本にときめく

本にときめく

友人に素敵な古本屋さん「ころがろう書店」を教えてもらい、ホームページを見ていたら素敵なものを見つけてしまった!

古本の定期便

日本近代文学付近で、店主の独断と偏見で選定される本が、定期的に自宅に届くという素敵システム。
300円という価格設定が絶妙で、さっそく月に一度の定期便で注文した。

私はお店に行ったことがないから、顔も名前も知らない人に本を選んでもらうことになる。

ときめきだ。
どん

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行間に割りこむ

行間に割りこむ

本を読んでいると、自分の知らない言葉や言い回しにたくさん出会う。
文学や日本語の文法を学んだことのない私にとって、新しい発見の連続である。

最近読んだ本のなかで、衝撃を受けた言い回しがあった。

「行間に割りこんでいかねばなりません。」

福田恆存著の「私の幸福論」という書の中の一節。

本当の教養を身に着けるためには、本を読む際に、その内容を鵜呑みにするのではなく、自分の意見を主張しながら、本

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新しい本棚

新しい本棚

浦和のアパートを離れた際、手持ちの本をすべて手放した。
私があのアパートから持ち出すことができたのは、レンタカーのヴォクシー1台に乗る分の荷物だけ。
なるべく短時間で積めるだけの荷物を積む必要があって、衣服や子どものおもちゃ、貴重品、思い出の品などを持ち出すだけで精一杯。

子どもの絵本で特にお気に入りの数冊だけを紙袋に詰めて、自分の本は持ってくることができなかった。

泣く泣く手放したもの。

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