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社会人留学は帰国後が不安になる

 みなさん、こんにちは。今回は、社会人留学の帰国後の不安についてお話していきます。留学を考える社会人の方はみなさん少なからず不安になるのではないでしょうか、わたしが出会った社会人留学生について、まとめていきます。

自分自身のこと、

 わたしには、結婚して子どもを産んで、素敵な家庭をつくるという夢があります。もともと25歳で留学に行こうと思っていましたが、コロナの影響で2年延期になってしまい、そうなると、27歳〜28歳。このくらいの年齢って女性だともう結婚適齢期みたいな感じだったりしますよね。留学とワーホリにいくと最低でも1年間はかかるので、その時期を海外生活に費やしていいのか、という不安がありました。25歳だと楽しかった〜で終わったとしてもいいけれど、28歳で楽しかった〜はきついなと。そこでわたしが見つけたのがフォルケホイスコーレ。北欧留学。海外で、ウェルビーイングを学んだり、対話によって自己を見つめられる、そういう時間なら自分のためになるんじゃないかなって思いました。留学に行った際にはワーホリに行くことも検討しましたが、ワーホリよりも、理想とするライフスタイルを確立する方が大事と思ったので、事業をはじめました。来年にはデンマーク留学をする予定です。


帰国後のキャリアについて

 ワーホリの期限もあってか、25〜30歳の留学生は多かったです。わたし自身が留学に行った際にはキャリアについてとっても悩んでいたので、社会人留学生に出会っては、いろいろ語り合っていました。そこで、気づいたのは大きく分けて5パターンの社会人がいるということです。1つ目は、英語が仕事に直結するため、英語力を伸ばしたくてきている。2つ目は行きたい海外大学に入学するための序章としての学習期間として来ている。3つ目は、現在のキャリアや日本での生活に不満を感じて今後は海外での生活を検討している。4つ目は、なにかを変えたくて来たものの今後のことは不明確。5つ目は、とにかく楽しい期間を過ごしたくて来ている。だいたいはこんな感じです。


お仕事と英語

 お仕事のために英語を学んでいる方々は、もう悩みなく前進あるのみでした。日常英会話コースでスタートする人もいましたが、基本的にはビジネスコースで学習していました。帰国後の未来に向けて楽しそうに学んでいた気がします。バイヤーさんや、転職前の休暇中の学習や、今後海外進出していきたい方など、様々でした。このパターンは問題ないと思います。


大学と英語

 海外大学進学のための英語学習の場合は、基本的にはIELTS・TOEFLコースとなります。これが結構難しく、日常英会話ができない方は苦戦していました。スピーキングとライティングは現地で学ぶのがいちばんなので、リーディングとリスニングに関しては日本で伸ばしてから行くに越したことがないです。なかなか点数が伸びずに悩むことはあっても、道は決まっているので問題ないと思います。


海外生活

 現在のキャリアや日本での生活になにかしらの不満があり、今後はもう海外で生活したい、という人も結構います。この場合は、ワーホリに行くのは確定ですし、基本的に長期滞在になりますね。みんなあっさりしていて、「寂しいけど楽しみだよ〜」「とにかく海外で働きたいからオーストラリアも3年はいる予定」みたいな感じであっさりしている人が多いです(笑)英語力が必要になるのは当然ですが、キャリアについて悩んでいる人は少なかったと思います。実際に、永住権が取得できないなど、今後壁にぶち当たっていくことはあると思いますが。


何かを変えたくて

 はい、いちばん危険なのがこのパターンです。数ヶ月英語学習をしただけでは、ネイティブにはかないません。英語力があるだけでは、ハイキャリア転職はできません。こういう考え方をしている社会人って、看護師、消防士、保育士などの専門職か事務職とかの人が多いんですよね。日本でも、営業やマーケティング、コンサル等のキャリアがあれば転職しやすいですが、専門職やキャリアが積みにくい一般職の方だと、英語力ひとつの武器だけで戦えるほど甘くはないのが現実です。その現実に、留学中にうっすら気づいて悩み始める、というのがあるあるパターンです。何度も言いますが、渡航前に目的を明確にすることを忘れないでください。


とにかく楽しみたい

 海外に住んでみたい、海外生活が憧れ、英語を話せるようになりたい‥こんな感じでとにかく1〜3年くらい楽しみたい!という人も一定数います。ここまではっきり楽しむが目的なら、いいと思います。ブレるから悩むのであって、楽しむが目的なら全然いいのです。とにかくもう、楽しんでください。看護師とかはこのパターンがけっこう多くて、国際看護師資格が欲しいという人は案外少ないです。


まとめ

 社会人の場合、帰国後が不安になって留学に踏み出せないことって、あると思います。ただ、何も考えずに行って後悔するのがいちばんもったいないのでしっかり考えることは大事だとおもいます。そんなわたしも、4つ目の「何かを変えたくて、でも目的は不明確」という状況で留学に行きました。案の定キャリアに結びつくほどの英語力はありませんが、出会った外国人と英語でコミュニケーションを楽しむことはできるようになったし、自信がついて事業を開始して理想のライフスタイルに近づくことができました。海外での経験は本当に素晴らしいです。何も変わらないということはないです。しっかり考えて、楽しんでください!

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