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理想の留学先を探す方法 「なんとなく」で行く恐ろしさ」

 留学や海外ボランティア、ワーキングホリデーなどの海外進出の魅力は、20代の社会人にとって、自己成長やキャリアにとって大きな財産となります。しかし、自分にぴったりな留学先はどこなのだろうかと悩む方も多いと思います。わたしもそのひとりでした。留学は、人生の一部であり、留学を目的化してしまうと失敗してしまうこともあります。留学後に後悔を感じる人の割合は8割ともいわれています。留学の成功は目的を明確にすることにかかっています。この記事では、理想の留学先を見つける方法をご紹介します。目的を持ち、計画的なステップを踏むことで、一緒に留学を成功させましょう。

 

自分自身を知る

 留学先を探す際には、まず自分自身を知ることが大切です。自分の興味や関心を考え、どのような経験をしたいのかを明確にしましょう。また、留学で得たいスキルや知識、将来のキャリアに対するビジョンを把握することも重要です。具体的には、何を学びたいのか、どこまでの英語力を求めるのか、資格取得をするのか(IELTS、TOEFL、TOEIC)などです。例えば、大学入試のための英語力向上では、その学校ではどの資格のスコアが必要なのかを調べ、その資格のコースを受講するべきです。社会人の場合は、留学やワーホリという経験をすることが目的なのか、英語を次のキャリアに活かしたいのか、明確にしておくことをおすすめします。経験が目的の場合は、不安になる覚悟もしてください。「なんとなく」で留学に来ていた半数以上が「ワーホリに行くか、日本に戻って就活するか迷う。求人を調べている。」などと途中で迷いのループに入り込んでいました。もちろん迷うことが悪いわけではないし、留学経験を通して自己分析をするというのもひとつです。ただ、日本でできることを海外で行う必要はないので、日本で自分自身としっかり向き合い、目的や目標は明確化して、計画的に挑戦しながら楽しめるようにしましょう。

目的に合ったプログラムを選ぶ

 留学先は多くのプログラムを提供しています。自分の目的に合ったプログラムを選ぶことが留学の成功につながります。専攻やコース内容、カリキュラムの柔軟性などを考慮し、自分に合ったプログラムを見つけましょう。具体的には、日常英会話コース、IELTSコース、TOEFLコース、TOEICコース、ビジネスコースなどがあります。留学エージェントでは、悩んでいたらとりあえず日常英会話を提案してもらうことが多いです。資格取得の必要性の有無をしっかり考えるようにしましょう。それぞれすでにハイスコアで、ハイレベルの海外大学受験を検討している場合は、対応可能な先生がいるのかを確認してもらうのも大切です。(以前教える先生がいなくて困っている生徒をみました。)渡航後の変更も可能ですが、変更費用がかかることが多いです。最初から自分にぴったりのコースで始めるに越したことはないと思います。また、英語力が低い段階から資格取得を目指す場合には、日常英会話コース1か月、資格コース2か月などという組み合わせにすることもあります。自分の興味や将来のキャリアにマッチするプログラムを選ぶことで、留学生活がより充実したものになるでしょう。

 留学先の環境を調査する

 留学先の環境も重要な要素です。学校の評判やロケーション、留学生のサポート体制などを調査し、自分に合った環境で学ぶことができるかを確認しましょう。学校のウェブサイトや留学生の体験談、SNSなどを活用して情報を収集し、留学先の環境を理解することが大切です。例えば、セブ留学をする場合、東南アジアの雰囲気が苦手な場合には厳しいと思います。排泄時に使用したトイレットペーパーはごみ箱に捨てるのが通常ですし、落し物は戻ってこないのが普通です。ナイトマーケットに行ってiPhoneやアクセサリーを盗まれることもあります。日本のような安全性や清潔さはないということは知っておく必要があります。その反面、ジンベエザメと泳ぐことができたり、物価が安い分5つ星ホテルに気軽に宿泊できるなどという楽しみもたくさんあります。セブに来ていた生徒の5人に1人は、「セブは観光地だからもっと綺麗だと思っていた。」と落胆していましたが、最後には、「東南アジア最高!」と楽しんでいました。多くの人は案外適応できるんだと思います。(笑)オーストラリアでは、時期や場所によって気候が異なります。興味を持っている国について、自分が暮らすということを踏まえて環境についてよく考える必要があります。

経済的な面を考慮する

 留学には費用がかかりますので、経済的な面も考慮する必要があります。留学先の学費や生活費、奨学金や助成金の有無などを確認し、自分の予算に合った留学計画を立てましょう。また、留学先の国の経済状況や物価も理解する必要があります。留学費用を見積もる際には、学費だけでなく、生活費や交通費なども含めた全体の費用を把握することが重要です。社会人の場合では、必要資金を明確化し、留学時期から逆算して貯金をする必要があります。どうしても資金が貯められないという場合には、退職時に給付金が活用できる場合が多いです。知らないと損をしてしまうので、お気軽にご相談ください。

経験者のアドバイスを仰ぐ

 留学先を探す際には、経験者のアドバイスを仰ぐことが役立ちます。留学経験者の体験談やアドバイスを聞くことで、留学のリアルな一面を知ることができます。また、留学先の学校やプログラムに在籍している学生に直接話を聞くことも有益です。留学経験者と交流し、リアルな情報を得ることが大切です。わたし自身、北欧留学に興味を持ちながら不安も大きく、デンマークのフォルケホイスコーレに留学中の方と面談をさせてもらった経験があります。実際の様子を知ることができよい時間になり、お話をして願書を出すと決めました。先人の経験ほど役立つものはないと思っています。

さいごに

 せっかくの留学、「なんとなく」で行って現地で悩むことがないようにしましょう。理想の留学先を探す方法は自己分析から始まります。目的を明確にし、自分に合ったプログラムや環境を見つけることで、留学の成功に近づくことができます。また、留学費用の面や留学経験者のアドバイスも参考にして、計画的なステップを踏むことが重要です。自分の成長とキャリアの実現に向けて、理想の留学先を見つける旅に出ましょう。

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