見出し画像

京都巡り#32 朝の植物園と東福寺で涼さがし

アオイです。7月25日、京都を巡りました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🌺


早朝開園・京都府立植物園

朝少し早く起床し、Eテレのテレビ体操を見ながら私も体操した。体を動かすのは気持ち良い。散歩を兼ねて、一駅分歩いた。そして通勤ラッシュ前の電車に乗り、植物園に到着した。

タイタンビカス。アオイ科の花。芙蓉に似ている。
とにかく花が大きい。夏だ〜〜!という気分になる。


品種名「ピーチホワイト」のこちら。つぼみがソフトクリームみたいで美味しそう。


朝だからか噴き出していない噴水。風も吹いていないのに水が波打っているので何かと思ったら、アメンボが大量に泳いでいた。

人はほぼおらず、カラスの鳴き声とシュワシュワ……と蝉の鳴き声がするのみの植物園。


ハスの花。ビヤ〜〜〜ッと花が開いていた。見頃を過ぎているのだろうか。ハスを見るなら午前中だ。午後になると花が閉じてしまう。


近くには紫陽花もまだ咲いていた。元気そうで良かった。



沈丁花壇。前見た時より賑やかになっている。このオレンジと赤の情熱的に見える花の名は何なんだろう?



ヒマワリが咲いている。色素が薄いものと、赤いもの。しかししおれ気味だ。でも、まだ咲いていないものもあった。これはあともう1回来るかもしれない。


バラもまだまだ咲いていた。品種によっては結構持つんだなぁ。


私好みの色混じりのバラがあった。スペクトラというそうだ。黄色と赤の混じり合っているのが、どことなくカスタードタルトのように見えてしかたがない。先程からスイーツの喩えが多い……。甘味に飢えているのだろうか。


でっかい木に何かいっぱい乗っている。ヒマラヤスギだ。あの物体はまつぼっくりである。スギなのにマツ。


ヒマワリがこちらにも咲いていた。しおしお……。猛暑にうだる現代人の如き。


中には元気に咲いているものもあった。ヒマワリ、見ているだけで元気になる。


このでっかい木に咲くでっかい花は?タイザンボクというそうだ。前も気になって撮ったような気がする。デジャブ。



植物園には巨大キノコがある。元々は本棚だった。しかしこのご時世ゆえ、本は読めなくなっている。

その代わりなのか、キノコ本棚の隣にアルコールの出るキノコが生えていた。


朝の比叡山。良い景色だ。

観覧温室、しばらく入ってない。入ろうかと思ったら10時からだった。年パスを持っているので10時になったらまた来られそうだが、どうしようかな。


真夏の花といえば百日紅(サルスベリ)だ。この花を見ると「真夏!!」という気持ちになれる。木がスベスベしてそう。


ハナモモの実がなっていた。花は見たことがない。


ヒオウギ。祇園祭に欠かせない花だそうだ。和歌の枕詞「ぬばたまの」といえば、「黒」または「夜」が続く。知識はある。ただ、何の歌に出てくるかは全然分からない。


ここにもハスがある。こちらはハス池でなく、鉢に植わっているものだ。


モミジアオイも近くにあった。隣にはタイタンビカスだ。


水が常に撒かれている。水の近くは涼しい。あの水を全身に浴びたい。現在、8時40分。この時点でめちゃくちゃ暑い。干からびそう。

  

小さい百日紅もあった。


水浸しゾーンがあった。以前見たヒョウタンコーナーだった。緑の実がなっている。ここで撮影していたらとても涼しい。


チャノキが植わっていた。皇居でも栽培していたなぁ。


皇居東御苑のチャノキ
大都会にある植物もまた、趣深い。そして落ち着く。


暑くなってきたので、木陰が非常に助かる。どこか店に入って涼みたいところだが、10時でないと開かない場所が多い。

こんな感じの木陰道を歩いていた。となりのトトロを思い出す。今年の夏、テレビで放映されるようだ。もちろん観る。夏の夜、クーラーで冷やした部屋でアイスを食しながら観るのが、私の夏の過ごし方である。


花菖蒲園の近くにムクゲゾーンがあった。アオイ科である。品種も様々だ。二重に咲いているものもあった。美しい。


ムクゲには蟻がたかっているものもあった。ふと、私の顔に何か付いていると思って取ってみたら、蟻だった。ゾッとした。飛び移ったのだろうか。私は「アオイ」を名乗る者であって、花ではなく人間なのだが……。



来た時には曇っていたが、晴れてきた。芝生広場の近くにはカフェがある。休憩するのも有りかなぁ。


ジェラートを食べた。美味しい。しっかり日陰で休まないと倒れそうな暑さである。


イオンモール北大路

10時前。あまりにも暑く、10時まで待てなかった。観覧温室はまた次の機会に来るとして、北大路を目指して歩く。

「夏〜〜!!」な賀茂川。ああ最高。

近くのイオンモール北大路で涼むことにした。意識して休憩を取らないと、私は歩き続けてしまう。

1年前、ここで「アンブレラスカイ」なるものが開催されていた。当時京都移住前だった私は、それだけのために京都に来たことがあった。私は写真を撮ってとんぼ返りしたのだ。

アンブレラスカイ
関西ではあまり見かけないイメージ

色は確か加工した。数枚撮って中を見て回って帰る……、なかなか狂ったことをしていると私も思う。

京都が本社の大垣書店も入っていたので、夏の100冊の本を数冊買った。夏休みの無い大人の私は、学生の頃の夏休みみたいなことがしたくて、紙の本を買ってしまった(いつもは電子書籍)。

2冊買った。どちらも短編集だ。隙間時間を使って読んでアウトプットをしたい。いや、する。他にも欲しい本があったが、在庫がなかった。今買っても読まずに終わりそうな気がするので、買うのはこの2冊を読んでからにしよう。

イオンモール北大路に、このようなメッセージが置いてあった。ここはかつて「北大路ビブレ」だった。

イオンモールになっても頑張ってほしい。 
 

…………何か、平仮名が多くない?子供に読んでもらうためなのだろうか?にしても不自然だ。


………………これは、縦読みだ!!!何度もメッセージを見ながら通り過ぎて違和感を抱いていたが、ようやく気が付けた私だった。
1番左の文字だけを縦に読むと……?












ス 


北大路が大好きです

私も北大路が大好きです。四条や三条とはまた違う街並みが素敵。


東福寺・京の涼さがし

東福寺へ行く。「京の涼さがし」という、期間限定のイベントをしているのだ(投稿日現在、終了している)。

酷暑の中歩いて、東福寺に着いた。この橋は「通天橋」でなく「臥雲橋(がうんきょう)」だそうだ。


臥雲橋から、カラスがいつもと違う声色で鳴いているのが聴こえた。まるで会話しているようにしか思えないような鳴き声だった。鳥って、たまに会話しているような声を出している時、あるよなぁ。気のせいだろうか?


通天橋にやってきた。涼しげな風車がある。微風が吹いて少しだけくるくる回っていた。風鈴も若干、チリンチリンと鳴っていた。


そよ


くる


ゆら


青の布も涼しげである。涼しげな通天橋とは違い、私は汗をかきながら撮影に勤しんだ。暑い……。


通天橋を抜けると、知らない建物があった。「東福寺にこんな真っ赤な建物あったっけ?」と思って行ってみた。


愛染堂という。良縁と安産を授けるとのこと。パワースポットか。


階段の下もあるのか。行ってみよう!


東福寺、秋になったら綺麗なスポットだ。しかし秋は毎年大混雑を極めている。東福寺駅で下車して移動するだけでも大変なのである。JRも京阪もただでさえ狭いホームに人がわんさかいるのである。秋だったら、東福寺駅の前の駅から歩いていってもいいかもしれない。今年の秋に行くかはまだ未定だが。


裏面から見たら、めちゃくちゃ涼しげに見えた。



ここは……?建物をパッと見た第一印象は、「極楽浄土」だった。見たこともないのにそんなこと思うなんて、暑さで魂が抜けそうなんだろうか。


庭園が素晴らしい。私好みの庭園だ。どんな庭園が好みかハッキリしていないが、そろそろ分かってくるのかな。現時点では、私はモコモコしている木があるのが好きなんだろう。



方丈庭園にも来た。天龍寺や龍安寺など、よく寺には「方丈」と呼ばれる建物がある。どういう意味なのだろう。

「方丈(ほうじょう)」はもともと1丈4方の建物という意味で、昔インドで在家ながら仏教を深く信じていたという、維摩居士の住んでいた家がモデルとも伝わっています。

https://ja.kyoto.travel/glossary/single.php?glossary_id=1145

上記が転じて、「住職の住居」という意味になったらしい。またひとつ知識を得た。


前回来た時は、ここの庭を座って眺める人が端から端までびっしりいた気がするが、今日は私と何人かしかいなかった。落ち着いて庭を眺められる。

今日は風があまり吹かず、とにかく暑い。ここまで何回「暑い」と書いたのだろう。ついここに書いてしまうほど暑いのだ。


抹茶ケーキに見えて仕方がない。どうしよう。比喩のボキャブラリーがスイーツしかない人みたい。


東福寺といえば市松模様。苔が干からびているような気がする。水分があると瑞々しい緑色になるはず……。


まとめ

夏の植物園、再び。ちなみにこの後に投稿される京都巡りでも、植物園に行っている。どれだけ好きなんだ。

イオンモール北大路で買った文庫本、投稿日現在、2冊とも読めていないという……。悲しいことだ。どうしたら本を読む習慣がつくのか。


東福寺、超有名なスポットゆえ避けてきていた。数年前に行った時には気づかなかったスポットが多い。紅葉の時期にも行きたいけど、行けるだろうか……?

そして、今回の京都巡りはまだ真夏だが、投稿日の季節はすっかり秋だ。秋ということで、秋の京都巡りのみを集めたマガジンを作った。

京都で紅葉狩りする時の参考になればと思う。今現在は紅葉の投稿が多いが、9月〜10月に初秋の京都巡りもしてきたので、そちらもこのマガジンに収録する。

現在、「31日間連続投稿」のチャレンジ中なので、こんな記事も出している。そして、下のnoteもマガジンに入っている。

京都秋写真はまだまだいっぱいあるので、来週も25分間で貼れるだけ貼るという企画をするつもりだ。


京都の秋は楽しい。涼しくなったのもあって、観光客も増えてきた。紅葉シーズンを迎える前に、あと9つの京都巡りの下書きを投稿したい……!!


前回の京都府立植物園




京都巡りツイートのモーメントです。noteより早く、最新の情報を知ることができます。noteに書くほどでもない、街中でふと見かけたものも入っています。是非ご覧いただけますと幸いです⛩️


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

夏の思い出

サポートは京都で生きる私の血となり肉となります🍚🍖📖🖊