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ポジウィルを使って転職した記録#2 後悔するならやってから

アオイです。この記事では、2回目の面談までの出来事を記録しています。私がPOSIWILL CAREERを通じてどのように考え方が変わっていったのか、トレーナーとどんな風に関わってきたかなど、自分の感情に焦点を当ててじっくり書いています。それではよろしくお願いいたします。

前回の話はこちらから↓

【POSIWILL CAREERゴール】
自分の中から自信が常に湧いてきて、他人の評価に左右されず、自分自身で物事を決断できる状態になる

【転職理由】
京都で一人暮らしがしたい、正社員になりたい

【転職活動の悩み】
・京都に移住したいので転職活動を始めたが、正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない
・自分の長所が分からない
・仕事で何がしたいのか分からない
・就活にトラウマを感じている
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【目標】
4ヶ月後に転職する

心が折れた日

私は次の面談までにするワークに取り組んでいた。しかしワークの1つである「実績、成果あるいは評価された、褒められた仕事内容」の欄がなかなか書けなかった。実績なんて無かった。もちろん表彰されたこともなく、私は淡々と仕事をこなすのみだった。
そんなある日、仕事中に上司に呼び出され「全然ダメ」「何も身についていない」とものすごく怒られた。「他の人に迷惑はかけるな」と釘を刺され、その言葉で心が折れ涙が止まらなくなった。

今まで私のしていたことは皆に迷惑をかけていたのか…………仕事中も泣きそうで、昼休みも泣いていた。そんな状態でSlackに「実績〜」の欄が書けないこと、実績どころか普通に仕事すらこなせているかも怪しいと思っていることを投稿した。すると「『自分なりに頑張った仕事』の視点でも考えて書いてみたらどうでしょうか?」と返信が来た。

自分なりに頑張っているか……?どれだけ頑張っても裏目に出て、詰めが甘く失敗ばかり。自分なりに頑張ってしてきたことは他の人に迷惑をかけているかもしれない。今日はそのことで怒られずっと泣いていた。……感情に任せて正直に書いて送ってしまった。もう心がぐちゃぐちゃだった。その日、山口さんからの返信は無かった。書きすぎたか……と送ったことを少し後悔した。

1日経って山口さんから返信が来た。
「返信遅れてしまい申し訳ありません。正直なお気持ちお伝えいただいてありがとうございます。そのように思われているんですね。昨日のお仕事の件、大変でしたね。つらかったですよね。今のお気持ちはどうでしょうか?」
リーダーとして仕事をしなければならないという気持ちが強く、自分ではつらいと思っていても頑張るべきだと思ってた。つらいと言えない私の代わりに山口さんは言ってくれた。

「今日も仕事は上手くいってないと思います。でも自分の中ではちゃんとしている部分はあると気付きました」

「ご自身の中で気付きがあったんですね、素敵です!自分の中でちゃんとしていると思えていることが大切だと思います。他者の感じ方、受け取り方はアオイさんにはコントロールできませんし」

そして、このことについて電話しましょうと提案された。

「泣いてしまってちゃんと話ができるか分かりません」

「全然構いません。お電話しましょう」

泣いても構わないのか……。ここで話を聞いてもらわないと心がつらいままだ。どうにかして電話できる時間を確保した。


急遽、電話

電話では改めて今の気持ちを聞かれ、数日経っているのもあり「落ち着いています」と答えた。実は私に厳しすぎる注意を続けていた上司は電話の前に異動したのだ。異動の際、最後の挨拶をしておこうと勇気を出して感謝の言葉をかけた。私に対する当たりも強く厳しく注意され続けたので、声をかけることすら怖かった。それでも厳しくとも言っていることは正しく、部署内で1番仕事ができる人だった。感謝の気持ちは本当にあった。

上司の返事は「はい」。


一言のみ。最後の挨拶の返しでこんなの聞いたことない。「こちらこそ」と社交辞令でもいいから言ってほしかった。こうなるなら勇気を出して言わなきゃよかった……。この異動の出来事も話した。すると、山口さんは

「やってから後悔するか、やらずに後悔するかどちらがいいのでしょうか」

と私に問いかけた。悩んだ。やらなければ、退職したわけでもないのでまた会うからその時はとても気まずい。でも勇気を振り絞って声をかけたらあの返事。でもそれは行動してみないと分からなかったことであって……。正直上司に対して怒りを感じているが、考えに考えた末「後悔するならやってからの方が良い」と結論を出せた。

「アオイさんは苦手な上司に最後の挨拶ができてえらいですよ」

この日はまだ気持ちの整理がつかなかったが、それから1ヶ月ほど経って電話での出来事がものすごく嬉しく感じるようになった。今でも心に沁みる。感謝している。感謝してもし足りない。私のために時間を取ってつらさを分かってくれてとことん話を聴いてくれる人がいたことが、すごく嬉しかった……。

また、「今まで私のしていたことは皆に迷惑をかけていた」という考えは認知の歪みではないかという話もした。今までの全てが迷惑ではなかったのではないか?極端な考え方にならなくてもいいとのことだった。

その後少しの雑談をし、電話は終わった。15分予定だったのが1時間になっていた。スッキリした。時間を捻出して聴いてもらった甲斐があった。

ちなみに、例の上司の態度についてPOSIWILL CAREERを始める前から他の上司にも度々相談をしていたが、直接的な解決に繋がらなかった。何で私の思いが伝わらなかったのだろう。
実は私は「上司が怖い」と言えなかったのだ。それに、仕事のできない自分が悪いからどうにか上手く仕事ができるようにならなければという気持ちでいっぱいで、でも上司の態度はキツくてそれで傷ついて……。混乱していたのだ。この電話をきっかけに、もっと自分の気持ちを言語化できるようになりたいと思った。



面談②ネガティブ体験

この日はネガティブな出来事について話した。新卒の就活について聞かれた。先の記事でも触れたが、準備不足であること、受け身で自分が何をしたいのか決められなかったが失敗の原因だった。
当時よくセミナーなどで聞かれた「あなたにとって働くとは?」という質問にも「労働は義務だから」「皆働いているから」という受け身な答えしか出せなかった。自己分析しているのにも関わらずこの回答であった。

ちなみに、既卒就活の頃から私が働く理由は「京都移住のため」と決めた。現職に就きスキルアップを目指し、貯蓄も始めた。夢実現のためにひたすら働いている。

「当時に戻れるなら、どう動きますか?」
3年の6月から就職サイトに登録して、就活を始める。働く理由を見つける。自己分析や業界研究をじっくり行う。と答えた。ただ、現在の転職活動も苦労しているのに、当時に戻ったとしても果たして内定は取れるのかなんて考えてしまったが。

「就活が失敗したのは準備不足だったからで、決してアオイさんがダメな人間だったというわけではないですよ」

私は新卒就活の最終盤、皆が内定を取って卒論も終わり残された大学生活を楽しんでいる頃、どこにも就職ができない自分はダメな人間だ、生きてて申し訳ないという気持ちに苛まれていた。準備不足が原因なら、これからの転職活動は準備を万全にすれば良い。それに絶対に転職を成功させるという意志で、POSIWILL CAREERにも申し込んでいる。

先日の電話でも話した「認知の歪み」について、認知の歪みを和らげるワークをすることになった。認知の歪みの捉え方をしてしまった出来事があれば、その都度スプレッドシートに書いていく。私は「べき思考」をしがちだ。自分を楽にしてあげる考え方を意識しようと思った。


今回の得た学び

・後悔するならやってから。行動しないとどうなるか分からない。

・「自分なりに」頑張る。他人がそれをどう受け取るかは、自分でコントロールできない。


P.S.

私はされて嬉しかったことを忘れない。電話の一件は今、記事を書いている時も涙が出てくるくらいには嬉しかった。何度でも感謝する。山口さん、あの時はありがとうございました。


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