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ポジウィルを使って転職した記録#1 鈍い感情

というわけで、POSIWILL CAREERの無料カウンセリングを受けキャリア実現プランに申し込んだアオイです。
私がPOSIWILL CAREERを通じてどのように考え方が変わっていったのか、トレーナーとどんな風に関わってきたかなど、自分の感情に焦点を当ててじっくり書いています。それではよろしくお願いいたします。

前回の話はこちらから↓

【転職理由】
京都で一人暮らしがしたい、正社員になりたい

【転職活動の悩み】
・京都に移住したいので転職活動を始めたが、正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない
・自分の長所が分からない
・仕事で何がしたいのか分からない
・就活にトラウマを感じている
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【目標】
4ヶ月後に転職する

初回面談が始まるまで

Slackというチャットツールでトレーナーと面談日程調整のやり取りをし、Googleのスプレッドシートで出された事前ワークに取り組んだ。ワークについての質問があればSlackで答えてくれた。

自分のポジティブ体験とネガティブ体験を書くというワークが1番時間がかかった。ネガティブ体験はものすごく思いつくのに、ポジティブ体験が本当に思いつかない。努力して表彰されたなどの実績も無く、非常に困った。必死に過去の楽しかった出来事を思い返した。書くことが無さすぎてあまりにも些細なポジティブ体験も書いた。記憶の隅から隅までを辿り、ネガティブ体験もポジティブ体験も最終的には欄を増やしてたくさん書いた。

その他、「面談時に気をつけてほしいこと」の欄があって、「自分のことを話すとなぜか涙が出る」と書いた。新卒時のキャリアカウンセリングでその傾向に気づき、泣くと話が続けられないので自分の本心などを話せず困っていた。検索してみれば、どうやら私以外の人も少なからず悩んでいるようだった。
余談だが、このことで悩んでいる人がいれば下の記事を是非読んでみてほしい。対処法が書かれていて私も実践してみた。


何とか事前ワークを終わらすことができたが、初回面談までまだ日にちがあった。「他に何かやることはないですか?」とトレーナーに聞いたら、おすすめ図書の一覧をくれた。その中の1冊を読むことにした。

心の中に住む敵である「妨害者」を弱めて、自分自身をコントロールできるようにしていくための方法が書かれている。10人の妨害者のうち、どれが自分の中で1番強いのかを診断することもできる。ちなみに私は「犠牲者」だった。


待ちに待った初回面談

無料カウンセリングから数週間、ようやくである。トレーナーは山口さん。第一印象は「素朴な青年」であった。どんな第一印象だよと自分でも思う。でも実際、その時にそう感じたのだ。私の大学時代の同級生の1人に、こういう人が居そうな感じがしてならない。「トレーナー」と言うと頼りになるすごそうな人が出てくると思っていたが、身近に居そうな親近感を覚える人が出てきたので驚いた。

互いの自己紹介を済まし、無料カウンセリングの感想を言い、京都についての話をした。京都が好きな理由を聞かれ、上手く言語化できなかった。好きなのに言語化できないもどかしさを感じた。

まずは申し込み理由や転職理由、モヤモヤしていることを話した。「自分の強みが活かせる仕事がしたい」と言うと、山口さんに「アオイさんの強みって何ですか?」と聞かれ、私は悩んだ。新卒就活の時から強みを活かした仕事がしたいと思っているのに、肝心の強みが未だに分からない。そもそも強みなんてあるのか。

また、POSIWILL CAREERを通してどうなりたいか?という質問もあった。
「自分に自信がある状態になりたいです」
「自分に自信がある状態って、どんな状態ですか?」
「…………人に認められて、自分を否定されない……」
「それって他人からの評価になっていませんか?」

山口さんの言っていることは正しいのだが、当時は自分の自信=他人からの評価になっていた。他人というか、当たりの強い上司の評価がそのまま自分の評価、そして自信につながっていった。監視され怒られ続けた私に自信なんて無かったのだ。


家族の話

事前ワークの内容に入り、家族のことについて話した。家族にはネガティブなイメージを持っている。給料が少ないのに毎月そこそこのお金を家に収めなくてはならないし、何より私は昔から家族に自分のことを知られたくないのだ。自分のことを何も話さない上に家事は家族任せ、これを誰かに言うと決まって「親のことも考えなよ」と言われる。だから家族の話を誰かにするのも抵抗があった。自分でも罪悪感があった。こんな私は薄情者……自分でもそう思っていたし、家族にも言われたことがある。

山口さんは私の家族の話を一通り聞き、こう言った。
「僕はアオイさんが薄情者だなんて思いませんよ!」

……本当にそう思っているのかな。ただ落ち込んでいるから適当に慰めようとしているのかな。正直なところスッキリしなかった。本当はもっと喜んでもいいと思うのに、どうして私は受け入れられないのか。山口さんに対して申し訳ない気持ちになった。


今日の面談の感想を聞かれた。上手く受け答えもできている自信もなく、もらった言葉は響かない。いきなり悩みが解決してスッキリするというわけではないんだと思った。
「もしかしたら家と職場の往復ばかりで他の人と全然喋っていないので、上手く話せないし感情が鈍っているのかもしれません」と正直に言った。

「それなら事務局との面談をしましょう」

柔軟な対応をしてくれた。というわけで、2日後に事務局との面談をすることになった。


事務局との面談

面談は山口さんの上長である二田さんがしてくれた。先日の家族の話をした。二田さんも家族について私と同じような悩みを持っており、ものすごく共感した。こんな悩みを持っているのは私だけだと思っていた。
家族との接し方も教えてくれた。自分の気持ちを無視してまで感謝する必要はない。お礼を言いたい時にお礼を言う。など。家族の悩みを乗り越えられた人がいるなら私にもできるかもしれないと思えた。

先日山口さんから「薄情者じゃない」と言われたことについても二田さんに聞いてみた。

「山口がアオイさんの話を聞いてそう思ったから、そのように言ったんですよ」

その当時はあまりよく分からなかったが、これを振り返りながら書いている今なら分かる気がする。おそらく私は自分に厳しすぎたのだ。「親のことも考えなよ」と言う人は、「親に感謝すべき」という思いを持っているからで、山口さんや二田さんは「無理して自分の思いを無視する必要はない」と思っているから私にそう言ってくれるわけである。

また、この事務局との面談からSlackに面談のアウトプットを送ることになった。面談で感じたことの言語化を頑張ろうと思った。面談後、家族と接する時に気持ちが結構楽になった。家事をしてくれる家族には感謝しつつ、家族は家族、私は私と割り切ることにした。


POSIWILL CAREERゴール

(POSIWILL CAREERを通してどうなりたいか?)
自分の中から自信が常に湧いてきて、他人の評価に左右されず、自分自身で物事を決断できる状態になる。



今回の得た学び

・自分の気持ちを無視してまで、家族に感謝する必要はない。家族は家族、自分は自分。


P.S.

トレーナーには正直に自分の思ったことを言うといいです。モヤモヤした思いを伝えず進めるのは、お金も払っているのに勿体ない。


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