〖詩〗「無題」

〖写真詩〗「嫉妬」

あなたが　
あの娘にあげる言葉は
まるで花束の様

あなたが
私にくれる言葉は
まるで一輪の花の様

どちらも素敵な花に
代わりはないけど

私もたまには
花束を貰ってみたいと
思ったの

あぁ　これが「嫉妬」と
云うのかしら…

HANA。

〖一行詩〗「心。」

彼方の心が　綺麗すぎて　言葉だって忘れるの

HANA。
(解説コメントは画像下にあります。)

【コメント】
あの人の心の前では、逆になんの言葉さえも敵わない。
あの人の優しさの前では、繕った言葉など輝きを失くす。
あの人の…心の綺麗さは、私を「言葉」から唯一、解放させてくれる。

見出し画像は、みんなのフォトギャラリーより「seren様」の作品を使わせて頂きました。素敵な作品をありがとうござい

〖写真詩〗「必然。」

「運命だね。」と君が言った。
「いや、必然だよ。」と僕が言った。

「必然なんだ。」
それは。
「僕が君を好き過ぎたから。」

HANA。

【コメント】
「運命」と言った方がロマンチックに聴こえるだろう響き。

しかし、あの人はそれを「必然」と言った。

後にも先にもそんな表現をする人に私はもう出逢わないであろう。

「必然」と言われた事に、知性と理性を感じた。

それは、「運命」と言われるより

〖写真詩〗「時色～toki iro～」

冷たい部屋で巡らす
冷たい思考

灰色に過ぎる時間

ひとりぼっちの時の色
聞き慣れた音楽が
唯一の彩り

時の流れに色がついているのなら
あなたを思い出す時の色は
会える日まで待ち焦がれ見た
カーテン越しの空の青

HANA。

〖写真詩〗「紫陽花」

あなたといると
まるで色んな色が
溢れだして止まらなくなるみたいだ

心の奥から…。

HANA。

〖写真詩〗「仲間と。」

水無月の
衣替えたし
初夏の訪れ

１３歳の我が娘

新しき
友と手をとり
高く跳ぶ

青き春は
飛躍の時か

水無月の
衣替えたし
初夏の訪れ

その友情が
「心」の形を
作ってく

「心」の色を
染めていく

HANA。

【コメント】
中学へ入学した時、やはり親が心配するのは子供の新しい人間関係である。

ところが親の心配というものは、「取り越し苦労」な事が多い。

この4人組。娘以外は別に

【一行詩】「君のお陰で」

君のお陰で　小さな事が　大きな幸せになる不思議　

HANA。

〖写真詩〗「FLAVOR…。」

香りは季節を惑わした。

BURBERRYの香水。
缶に入った紅茶の茶葉。
赤い箱の煙草。

春も夏も秋も冬も。
季節を忘れて恋をしたのは
貴方がくれた香水のせい…。

春も夏も秋も冬も。
季節を忘れて恋をしたのは
貴方がくれた紅茶のせい…。

春も夏も秋も冬も。
感じる様になったのは
貴方が居なくなったから…。

HANA。

【コメント】
18歳の誕生日。
私は当時付き合っていた彼から、「BU

〖写真詩〗「心」

止めておきたかったのは
時間ではなく
「あなたの心」そのもので

HANA。

〖写真詩〗「無題。」

哀しみを、黙って笑う人が居る。
寂しさを、隠して笑う人が居る。
苦しさを、受け入れ笑う人が居る。

「この花、綺麗」と笑い掛ける
人達も。

綺麗と、言ったその花も。
風に耐え、雨に濡れ、
どう生き、そこで「咲いた」かは。

みんな知らずに笑ってる。

HANA。

【コメント】
人は、どうしようもない哀しみや、寂しさ。
苦しさに出会っても、それでも笑って生きていかなければならない時がある。

一

〖写真詩〗「空の遠くの上の方。」

あなたが遺して逝った
「悲しみ」は
私が全て背負います。

他の誰かがあなたの死を
「若すぎた」と哀れんでも。

「仕合わせ」でしたと。
私は応えます。

空の遠くの上の方。
「笑顔で見ていてくれたら」と。
その為、つたう涙です。

HANA。

【コメント】
母は、36歳という若さでこの世を去りました。
若い時に慢性腎不全を患い、ずっと透析をしていたそうです。

きっと。他の友達たちが仕事や遊び